かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

なにはともあれ、公職選挙法を何とかして欲しいですね。

2009-08-19 22:21:27 | Weblog
 どうも今週は身体からだるさがなかなか抜けませんね。目立つのは朝目覚めたときのだるさで、ちゃんと熟睡もしていると思われるのに身体にこびりついたように残るけだるさが起きぬけに自覚されると、思わずこのままずる休みして二度寝してしまおうか、という誘惑に駆られます。まあさすがにそんなこともできないので、しばらくうだうだ布団の上で転がった後に起きています。でも、普通、水曜日ともなれば大方回復してきてそのまま週末まで行くのですが、この分だと今週一杯この調子が続きそうで、それがまた憂鬱感を増幅してくれます。

 という具合にグダグダ言ってる間に選挙戦が始まったのですが、幸か不幸か、田舎町であるこちらにはまだうるさいだけの選挙カーが乗り込んできてはいないようです。職場となるとこれは町からも遠く離れた山の中にあり、人工の音よりも蝉の声のほうがよほどよく響く環境のため、これまでもあまり選挙騒音に悩まされることはありませんでした。多分今度の土日くらいに少し悩まされるくらいで、後はそれほど腹立たしい思いをせずにすむのではないか、と期待しています。
 ただ、公職選挙法についてちょっと聞きかじったところによりますと、選挙カーというものは、候補者の名前を連呼する以上のことをしてはいけないのだそうですね。前々から、何故あんな無駄でうるさいだけの代物が許されるのか、と不思議でしょうがなかったのですが、公職選挙法というのはそれこそ箸の上げ下ろしまで規定しているかのような重箱の隅つつきな法律であり、選挙という民主主義の根幹を成す制度がこの悪法にがんじがらめに絡め取られ、身動き取れなくなっているのだそうです。ならば一番その被害を受けていそうな候補者たる政治家の皆さんが、立法府、というまさにそんな悪法を変えるに足る存在としてもっと早くから動いていてしかるべきなのでしょうが、そもそも複雑怪奇すぎてその全容を認識している人があまりいないそうですし、また、その縛り具合が絶妙に現職には有利で新人には不利に働く、という側面があり、現役の政治家の方々がそれに安住しているから政治の方でこれを改革しよう、という意欲はなかなか起こらないのだそうです。結局は政治家もまたこの悪法の既得権益者で改革の抵抗勢力、ということになるのでしょうか。いっそ公約に「公職選挙法廃止、ないし全面改訂」とでも書いてくれるところがあったら、比例の一票はそこに使用と思うのですけれど。
 
コメント
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