東京2日目。昨日とほぼ同じく、秋ものスーツで過ごせる涼しい一日でした。明日から少し蒸し暑さが増すそうですが、明日の午後早くに東京を発ち、冷房効き過ぎの新幹線に閉じ込められる予定なので、おそらく暑くて困るというようなことにはならないでしょう。
さて今日は中央線沿いのとある大学の先生と、現在進行中の共同研究についていろいろと情報交換するために大学を訪れるという、今回の出張の一番の目的をこなしてきました。まあ前々から意気投合して一緒にやっていきましょう! という話をしていたところなので全く隔意無く気楽に話することができました。私も色々な学校の先生方と話をして参りましたが、今日お会いした先生程さばけて何かにつけ気楽に話題にできる方というのはなかなかいません。世の中、こんな先生ばかりになれば実にやりやすいのですが、現実には結構気難しい方もおられますので、なかなかに注意が必要です。そういう点から言っても、この先生は有り難い存在です。
そうして公式の話の後は当然のごとく「一杯参りましょう」ということになります。ただ、酒が入っての話題の中心はやっぱり仕事のこと、研究のことになりますので、結局実質仕事と何らかわりません。実のところ、より本音の出やすくなる仕事の後のおつきあいの方が遥かに重要だったりするのですが、その辺りの機微は、出張旅費の査定をする事務方の人達にはまず理解されないので、公式の出張計画からはもちろんアフター5の「仕事」に関しては何も記載していないですし、帰ってからの復命書にも、夜そんな話をして来ました、というようなことは全く触れません。それでいて、共同研究のネタとか研究予算獲得のための霞ヶ関情報とかいうようなその後の仕事に一番影響の出てくる話は、こういう場でしか出てこないので、公式の記録には残らないアングラな情報が未来を決定していくのです。
多分、例えばビジネスとか政治の話などのような他の分野でも、そういう風に「公式」以外の部分で決まってしまうところが多いのでは無いでしょうか。それを「密室」だとか言って批判するのはやさしいことではありますが、ある程度はそういうものも黙認していかないと、世の中上手く回らないのではないか、と思います。どちらかというと「密室」をとやかく言うよりも、一定期間経った後は内容を公開して誰でも見たければ見られるようにする方が重要じゃないでしょうか。そういうのが国民の間で認められるようになれば、核持ち込み合意疑惑とかもはっきりするでしょうし、私たちもいらざる話で総務から面倒くさいことを言われずに済みます。
今日はとりとめも無く研究や政治の話に花を咲かせながら、そんな風にもう少し世の中横着に余裕を持っても良いのでは無いか、などと、アルコールに浸されていく頭で考えておりました。

さて今日は中央線沿いのとある大学の先生と、現在進行中の共同研究についていろいろと情報交換するために大学を訪れるという、今回の出張の一番の目的をこなしてきました。まあ前々から意気投合して一緒にやっていきましょう! という話をしていたところなので全く隔意無く気楽に話することができました。私も色々な学校の先生方と話をして参りましたが、今日お会いした先生程さばけて何かにつけ気楽に話題にできる方というのはなかなかいません。世の中、こんな先生ばかりになれば実にやりやすいのですが、現実には結構気難しい方もおられますので、なかなかに注意が必要です。そういう点から言っても、この先生は有り難い存在です。
そうして公式の話の後は当然のごとく「一杯参りましょう」ということになります。ただ、酒が入っての話題の中心はやっぱり仕事のこと、研究のことになりますので、結局実質仕事と何らかわりません。実のところ、より本音の出やすくなる仕事の後のおつきあいの方が遥かに重要だったりするのですが、その辺りの機微は、出張旅費の査定をする事務方の人達にはまず理解されないので、公式の出張計画からはもちろんアフター5の「仕事」に関しては何も記載していないですし、帰ってからの復命書にも、夜そんな話をして来ました、というようなことは全く触れません。それでいて、共同研究のネタとか研究予算獲得のための霞ヶ関情報とかいうようなその後の仕事に一番影響の出てくる話は、こういう場でしか出てこないので、公式の記録には残らないアングラな情報が未来を決定していくのです。
多分、例えばビジネスとか政治の話などのような他の分野でも、そういう風に「公式」以外の部分で決まってしまうところが多いのでは無いでしょうか。それを「密室」だとか言って批判するのはやさしいことではありますが、ある程度はそういうものも黙認していかないと、世の中上手く回らないのではないか、と思います。どちらかというと「密室」をとやかく言うよりも、一定期間経った後は内容を公開して誰でも見たければ見られるようにする方が重要じゃないでしょうか。そういうのが国民の間で認められるようになれば、核持ち込み合意疑惑とかもはっきりするでしょうし、私たちもいらざる話で総務から面倒くさいことを言われずに済みます。
今日はとりとめも無く研究や政治の話に花を咲かせながら、そんな風にもう少し世の中横着に余裕を持っても良いのでは無いか、などと、アルコールに浸されていく頭で考えておりました。
