かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

普段は興味の無いことでも時と場合に恵まれればのめりこむこともあるのですね。

2009-08-24 21:38:41 | Weblog
 今日の夏の甲子園決勝戦、いや凄かったですね! 私は高校野球というのはどちらかと言うとあまり好きではないのですが、今日の中京大中京と日本文理の試合の中盤から終盤にかけての展開は、まさにこれ以上ないほどドラマティックで、見ていてはらはらどきどきが止まりませんでした。別にどちらの学校の出身でもないですし、近隣に住んでいたことも無く、知り合いもいないのですが、そういう素朴な地域感情が無くてものめりこめる勝負が見られるとは、正直思っても見ませんでした。均衡を破る6回裏中京の鮮やかな攻撃。途中、投手の気落ちが伝わってくるような不運な一打もあり、やられる時はかくもこてんぱんにのされるものか、とマウンドの投手が痛々しく感じましたが、これで勝負アリ、と思いきや、互いに2点ずつを加えて迎え9回表日本文理の最後の攻撃、2アウト取られてからのまさに執念としか言いようの無い怒涛の追撃戦を、ただただ見守るばかりでした。そして1点差に迫りなお同店、逆転のランナーを置いての決戦の時。別に日本文理を応援する義理も何も無いのですが、あの最後のバッターが倒れる瞬間だけは、真摯に日本文理を応援してしまいました。野球は9回2アウトから、なんていうのは漫画の世界だけのことだろう、と思っておりましたが、現実にこういうのを目の当たりにすると、高校野球も捨てたものじゃないな、と言う気がいたします。まさに、投げも投げたり、打ちも打ったり、ですね。


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