今朝の奈良市の最低気温10.9℃、最高気温は18.2℃、五條市の今朝の最低気温は9.3℃、最高気温は17.2℃でした。今日は午後しばらくまで曇り空でしたが、夕方には雨が降り出し、ずっと今も降り続けています。気温も低いしなんとも寒々しい昭和天皇誕生日になりました。おそらく過去にもあったのでしょうが、ここ細菌ではあまり類を見ない気がする低温度の初夏です。暑いのも大変ですが、あまり寒すぎるのも考えものです。早く平年並みくらいにならないものでしょうか。
さて、「国立社会保障・人口問題研究所」が、大阪市の協力を得て、大阪市内の18歳から59歳の1万5千人を対象に、LGBTQのいわゆる性的マイノリティーについてアンケートを実施し、このほど、速報値が発表されました。それによると、有効回答は4285人、「異性愛者」「同性愛者」「両性愛者」「無性愛者」および「決めなくない・決めていない」と「質問の意味がわからない」という6つ選択肢を設け、自分がどれに該当するかを問うたものです。結果、「異性愛者」83.2%、「同性愛者」0.7%、「両性愛者」1.4%、「無性愛者」0.8%、「決めたくない・決めていない」5.2%となったとのことです。残り8.7%の回答は何だったのか書いていないのでわかりませんが、「質問の意味が判らない」というものも結構な数になったということでしょうか?
それはともかく、これまでLGBTQは13人に1人、約7.7%存在すると言われてきたそうですが、今回の調査結果によると、性的マイノリティーは3%程度ということになりました。
7.7%の根拠は、2015年に「電通ダイバーシティ・ラボ」がインターネット上で5万人を対象に行なった調査で、「体の性別」「心の性別」「好きになる性別」を質問して得られた結果が元になっているとのことですが、調査方法も調査対象も調査年次も違う2つのデータになにかものが言えるだけの有意差のあるのかどうか、そもそも今回は大阪市だけの調査データであって、日本人一般の性向と捉えるのはどうだろうとか、有効回答が1/3未満ということは、質問に興味を持てない恐らくは性的マジョリティ層が大勢居たのではないか、という疑問もあり、結局、「やってみた」という以上の意味が見いだせない調査なのではなかろうか、という気もして参ります。第一、回答が確かに自分の性的指向を赤裸々に語っているかどうかもわかりません。
この手の社会調査っぽいものは、どうも色々穴だらけなように見えてしょうがないのですが、それでも世相の一断面を垣間見る程度の役には立っているのでしょうか。個人的には、ヒトの性的倒錯性はもっと色々と多種多様にあるんじゃないかと思いますし、それが人の個性というものだろうとも思います。あんまり色々ありすぎて子供が生まれない、というのも国としては困ったものなのでしょうが、そこはそれ、いっそ一定人数の子供は人工培養で育てるとか決めてそのための技術開発に総力をあげるとかすれば案外簡単に解決するんじゃないかと思ったりします。その費用に消費税の増税分を投じるというのであれば、私は喜んで消費税アップに賛同することでしょう。
さて、「国立社会保障・人口問題研究所」が、大阪市の協力を得て、大阪市内の18歳から59歳の1万5千人を対象に、LGBTQのいわゆる性的マイノリティーについてアンケートを実施し、このほど、速報値が発表されました。それによると、有効回答は4285人、「異性愛者」「同性愛者」「両性愛者」「無性愛者」および「決めなくない・決めていない」と「質問の意味がわからない」という6つ選択肢を設け、自分がどれに該当するかを問うたものです。結果、「異性愛者」83.2%、「同性愛者」0.7%、「両性愛者」1.4%、「無性愛者」0.8%、「決めたくない・決めていない」5.2%となったとのことです。残り8.7%の回答は何だったのか書いていないのでわかりませんが、「質問の意味が判らない」というものも結構な数になったということでしょうか?
それはともかく、これまでLGBTQは13人に1人、約7.7%存在すると言われてきたそうですが、今回の調査結果によると、性的マイノリティーは3%程度ということになりました。
7.7%の根拠は、2015年に「電通ダイバーシティ・ラボ」がインターネット上で5万人を対象に行なった調査で、「体の性別」「心の性別」「好きになる性別」を質問して得られた結果が元になっているとのことですが、調査方法も調査対象も調査年次も違う2つのデータになにかものが言えるだけの有意差のあるのかどうか、そもそも今回は大阪市だけの調査データであって、日本人一般の性向と捉えるのはどうだろうとか、有効回答が1/3未満ということは、質問に興味を持てない恐らくは性的マジョリティ層が大勢居たのではないか、という疑問もあり、結局、「やってみた」という以上の意味が見いだせない調査なのではなかろうか、という気もして参ります。第一、回答が確かに自分の性的指向を赤裸々に語っているかどうかもわかりません。
この手の社会調査っぽいものは、どうも色々穴だらけなように見えてしょうがないのですが、それでも世相の一断面を垣間見る程度の役には立っているのでしょうか。個人的には、ヒトの性的倒錯性はもっと色々と多種多様にあるんじゃないかと思いますし、それが人の個性というものだろうとも思います。あんまり色々ありすぎて子供が生まれない、というのも国としては困ったものなのでしょうが、そこはそれ、いっそ一定人数の子供は人工培養で育てるとか決めてそのための技術開発に総力をあげるとかすれば案外簡単に解決するんじゃないかと思ったりします。その費用に消費税の増税分を投じるというのであれば、私は喜んで消費税アップに賛同することでしょう。