今朝の奈良市の最低気温は1.6℃、昼の最高気温は10℃、五條市の朝の最低気温は1℃、昼の最高気温は8.9℃でした。今日は一日曇りで寒々とした天気になりました。朝は金剛山、葛城山の山頂から5合目辺りまで真っ白な靄に包まれていかにも雪が降りしきっているかのように見え、いずれそれが奈良県側に流れてきて吹雪き出すかも、と思っていたのですが、結局雪が降ることもなく夜になりました。朝出勤途中車から観たときは雪だと思ったのですが、単に低い雲がかかっていただけなのかもしれません。明日は午後遅くから雨の予報で、明後日日曜日も曇り時々雨という予報が出ています。昨日の予報に比べ雨の時間が遅れてきているようです。何かやるのならまだしも降らないと期待できそうな午前中に片付けるのが良さそうです。
さて、現地時間で29日午後9時、日本時間で30日午前11時頃、アメリカの首都ワシントンDCにあるレーガン・ナショナル空港に着陸するため、高度120mまで降りてきてた中型旅客機に、アメリカ陸軍のヘリH-60が衝突、旅客機は機体が大きく3つに分断され、ヘリとともにすぐ側のポトマック川に墜落しました。旅客機には乗員4名と乗客60名、ヘリには3名乗っていたとのことですが、すでに半数近くの死者が確認されており、生存は絶望的との報道がなされています。なんで着陸しようとしている民間機に軍用ヘリが衝突するのかと不思議でしたが、現場近くに軍の基地があり、衝突したヘリは、ちょうど飛行訓練中だったようです。まあそれでも首都の超多忙そうな空港に軍用機がのこのこと近寄ってくるというのは日本ではちょっと考えられそうにない話で、そもそもなんでそんなところにヘリが居たのか、迫ってくる旅客機を回避する行動を取らなかったのはなぜかなど、謎の多い事故でもあります。旅客機側のブラック・ボックスは回収されたとのことですし、ヘリ側にもその手の装置があるのであれば、無事回収されて事故原因を明らかにしてほしいです。
しかし、航空機事故は1件起きると不思議なほど連続して事故が起きるという話が昔からありますが、本当にこうも立て続けに起きると実に不思議な感じがします。それぞれの事故を起こした機体も事故の内容や原因も全く違う、有り体に言えば単なる偶然に過ぎないはずなのですが、韓国でも離陸準備中の旅客機が火を吹いて全焼したそうですし、短時間にあちこちで事故が連鎖しているように起き続けています。どこかでこの不幸で不気味な連鎖を断ち切らないといけません。