今日はもう一つ米粉を用いた検証。
通常、薯蕷(上用)饅頭を作るときは
上新粉(米粉)(100メッシュぐらい)よりさらに粒子の細かい上用粉というのを
使います。(粒子の細かさをメッシュという単位で表します)
私は薯蕷まんじゅうを作るときは
製菓店でライスフラワー700メッシュというのを購入しています。
今回米粉パンを作るにあたって購入したこちら↓
何メッシュかわからないのですが
米粉パンを作るときはかなり細かい粒子じゃないと失敗すると
いわれているので
たぶんこちらもかなり細かいのでしょう~。
ならば、薯蕷まんじゅうも美しくできるのでは?と
思い作ってみました(^^♪
~薯蕷まんじゅう~3個分
☆自然薯(または加賀丸いも)・・・12g
☆ミズホノチカラ・・・・・・・・・15~20g
☆上白糖・・・・・・・・・・・・・25g
☆こしあん・・・・・・・・・・・・75g(25g×3)
ー作り方ー
餡は25gに計量。
自然薯は皮をむき(白っぽいとこだけを使う、黄色っぽいとこは避ける)
酢水で洗い水けをふきおろし金でおろし、
すり鉢の中に入れて食紅も少量入れる。
上白糖を3回に分けて入れ、
空気を含ますようにすりこ木で混ぜる。
このときコシを切らないように気をつけて。
ダラッとした生地になると高確率で失敗します。
ミズホノチカラの粉の中に生地をそっと落とし、
生地を指で押し付けて畳むように~
粉を早く入れようと思いギュウギュウしないこと。
また時間がかかりすぎると手の体温で生地が温まると生地不良の原因に。
保冷剤をボウルの下に敷いておくのも良い方法。
粉は全部入れずに生地を引き裂いたとき、
だらっとちぎれたらもう少し粉入れを。
「ぽっ」と音がしたらそこで終わり。
生地を16gに計量し、手粉を少量付け餡を包み腰高になるよう丸める。
蒸し器に並べる。
ごく薄い酢水を霧吹きし、蒸し器の蓋をふきんで包み、
強火で9分蒸す。(弱いと蒸し上がりダラッとします)
蒸しあがったらすぐにうちわで30秒ほど扇いで艶を出し、
くっつき防止にサラダ油を指に少量つけ、取り出して完成。
生地の比率が多くなるとひび割れし、これまた失敗の原因に。
私がたくさん作ってきた中でこのレシピが安定してできてます。
というわけで、パン用ミズホノチカラでも
美味しく薯蕷饅頭ができることがわかりました(^^♪