半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

火縄銃を100mで撃ちました!

2009-07-22 22:00:00 | 前装銃射撃、古式銃
通常、火縄銃の射撃競技は50mの距離で実施されます。しかし、今日はニッコー栃木綜合射撃場に行って、100mで撃って実験してみることにしました。果たして火縄銃は100mでも実用になるような武器だったのでしょうか?。




100mだと、監的壕に行くにも自転車です。




ここでトラブル発生! 端っこの射座に入ったら、標的の下の方が草に隠れてしまいました。これは立って撮影した画像なので、下の方がほんの少し隠れている程度ですが、実際に座って狙うともっと悲惨な状況。さらにテスト中に日蝕で暗くなってしまったため、サイトさえも良く見えません。トホホ~

弾道計算ソフトよると、私の銃の弾頭(弾頭径.453、弾道係数0.063)を初速1400fps(弾速測定器、エーラー35クロノグラフにて実測)で撃ちだした場合、50mで撃ったときより193ミリ下に弾着することになっています。明るくなるのを待っているのも時間の無駄なので、敢えずセンター付近?を適当に狙って撃ってみることにしました。




10発撃ってみた結果がこれ。まずは6点3時と黒点の右下に2発。




右上にも2発。半数は標的紙に入りました。



今回のようにほとんどまともに狙えないような状況でもこの結果!。人間位の大きさの標的であれば何とか当てられますね。火縄銃は100mでも十分に実用になるということだけは分かりました。いずれ機会を改めて、きちんと精度のテストをすることにします。



短筒とは違い、長筒は1年に1回だけ、海外遠征の直前にしか練習しません。国内の大会にも、ここ数年参加したことがありません。理由は良い銃なので撃つのがもったいないのと、手入れが面倒だから(笑)。でもせっかくなので、今日は50mから立射と膝射を14発づつ撃ってみました。



で、これがその結果。見えにくい画像でゴメンナサイ。遅発で3時1点にフライヤーを出してしまったものの、ほとんどが直径24㎝の8点圏内に入りました。年に1回しか練習しない割には上出来だと思いませんか?。今年はもう一回練習しようかな。
コメント
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