私にとって2台目のアルピーヌ・ルノーA110がやってきた、2004年の2月のことでした。アルファ・ロメオSZを手放して場所が一台分空いたので何か買おうか?と思っていた所、実にタイミング良くそのクルマのお話が入ってきたのです。以前と同じ74年モデルでしたが、今度は最もベーシックな1300VCでした。以前に所有していた1600SCと比べるてパワーは4割引?になったものの、BMW M1やポルシェ911に加えて増車する形だったので、別に気にはなりませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/61/d1e555b0a366117bfee3ff411d0ceb71.jpg)
前オーナーは厨子にお住まいの方で、色々な意味でお手本にしたい位の素晴らしい“ 趣味人 ”。クルマ以外にも射撃やオモチャ等々など数多くの共通点があり、すっかり意気投合してしまいました。
購入の翌年には、シミズテクニカルファクトリーにてエンジンのO/Hを実施しました。ご覧のように、ブロック、ヘッド、クランクといった大物以外は全て新品に交換し、WPC処理を施しました。1300VCの場合、O/Hを機にチューニングをする方が多いけれど、完全にノーマルで、キャブも純正の新品、純正のエアクリーナーつきという仕様にしました。その結果、真夏でも安心して出撃することができ、燃費も14.0km/ℓ を超えるという大変フレンドリーなクルマに仕上がりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/0e/ec983b526d877d49e4feb6741a9c8153.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ec/0f59f7eb371b881b0226f86d71830e94.jpg)
その後も、入手困難なスモークのサンバイザーを探してきて装着(リプロではなく、当時物の純正)したり・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/0c/a968195e24d966f21604e1223161b444.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/95/86b42575055370763647f3d61c42f2c8.jpg)
ワイパーブレードを本物の “カラベル33” に交換したり……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b2/3310f3058ce3f9d49860b5b5ecd1ddac.jpg)
ミラーを本物(ビタローニに非ず!)の金属シェルのエンゲルマン・セブリング・マッハ1にしたり・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/ea/aaec3a35078bdd1bcf501648468a5c98.jpg)
マスターを22mmにして、フロントのキャリパーをウィルウッドの4ポットにしたり・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e8/8a9f24f16bd2f8943235d68376d5f56a.jpg)
清水さんにお願いして、ワンオフで油圧式のパーキングブレーキを作ってもらったり・・・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/78/5a5239db3adbf18f9ef747ed0615c561.jpg)
とにかく、凄く気に入って大切にしていました。
もちろん、ガレージにしまっておくんじゃなくて、雪を求めて走りに行ったりもしましたけどね(笑)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9b/0dadde80db7db14bf62d5f263f403f56.jpg)
ところが、2008年になって駐車スペースなどの問題などが発生。何かクルマを一台手放さなければならなくなってしまいました。そこで、最初は一番使用頻度の少ないBMW M1を手放すつもりで交渉を進めていたものの、中々話が決まらず時間切れ。泣く泣くアルピーヌを手放すことにしました。2008年5月のことでした。預かってくださる方がいないわけではなかったのですが、SZのときのように、手元にないと乗らないことは分かっていたので、潔く諦めることにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/01/6eecef2d726f2a2d98d709cc340a8238.jpg)
しかし、このアルピーヌとの別れが、やがて次のプロジェクトを思いつく契機となるのでした(続く?)。
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前オーナーは厨子にお住まいの方で、色々な意味でお手本にしたい位の素晴らしい“ 趣味人 ”。クルマ以外にも射撃やオモチャ等々など数多くの共通点があり、すっかり意気投合してしまいました。
購入の翌年には、シミズテクニカルファクトリーにてエンジンのO/Hを実施しました。ご覧のように、ブロック、ヘッド、クランクといった大物以外は全て新品に交換し、WPC処理を施しました。1300VCの場合、O/Hを機にチューニングをする方が多いけれど、完全にノーマルで、キャブも純正の新品、純正のエアクリーナーつきという仕様にしました。その結果、真夏でも安心して出撃することができ、燃費も14.0km/ℓ を超えるという大変フレンドリーなクルマに仕上がりました。
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その後も、入手困難なスモークのサンバイザーを探してきて装着(リプロではなく、当時物の純正)したり・・・・・・
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ワイパーブレードを本物の “カラベル33” に交換したり……
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ミラーを本物(ビタローニに非ず!)の金属シェルのエンゲルマン・セブリング・マッハ1にしたり・・・・・・
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マスターを22mmにして、フロントのキャリパーをウィルウッドの4ポットにしたり・・・・・・
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清水さんにお願いして、ワンオフで油圧式のパーキングブレーキを作ってもらったり・・・・・・
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とにかく、凄く気に入って大切にしていました。
もちろん、ガレージにしまっておくんじゃなくて、雪を求めて走りに行ったりもしましたけどね(笑)。
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ところが、2008年になって駐車スペースなどの問題などが発生。何かクルマを一台手放さなければならなくなってしまいました。そこで、最初は一番使用頻度の少ないBMW M1を手放すつもりで交渉を進めていたものの、中々話が決まらず時間切れ。泣く泣くアルピーヌを手放すことにしました。2008年5月のことでした。預かってくださる方がいないわけではなかったのですが、SZのときのように、手元にないと乗らないことは分かっていたので、潔く諦めることにしました。
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しかし、このアルピーヌとの別れが、やがて次のプロジェクトを思いつく契機となるのでした(続く?)。