半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

川口のBISまで、ピンビーの取材に行きました。

2012-05-13 21:42:18 | VW 空冷
昨日は川口のBISさんまで、エフロード誌のピンビーの取材に行ってきました。




先月は公開できませんでしたが、これがカーボン風シートを貼ったピンビーのフロントフードです。自分達でやってみたら、見事にシワシワになってしまった!。もちろん大失敗です。しかし、さすがに古Q編集長はタダでは起きません。この悲惨な状態を逆手にとって、シワの部分に赤く血管風の塗装をすることにしたのです。てっきりさらに酷い状態になるだろうとばかり思いきや、御覧のように見方によっては中々面白い雰囲気に仕上がったのでビックリ。



古Q編集長曰く、 「ほらね。これは失敗したんじゃなくて、実は最初から狙っていたんですよ」 とのこと。本当かぁ?(笑)。


ポロ用のダッシュの移植作業、さらに一歩進みました。どのような感じになったのか?は次号のエフロードをお楽しみに。




作業をしていたら、ポルシェの世界の大先輩、Kさんが68年モデルの911 (レース用でS仕様のエンジンを搭載) に乗って登場。今回は燃料系の修理だそうです。



それにしても、やっぱりショート・ホイールベースの頃の911は美しい。我が家的には、911は今のカレラ3.2だけで十分なので、もし将来ナロー・ポルシェを買うチャンスが来たとしても、911じゃなくて912にしときます。
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シェルビーACコブラの思い出。

2012-05-13 10:00:00 | その他、自動車関連
キャロル・シェルビー、とうとう亡くなってしまいましたね。まぁ色々と難儀な方ではあったようですが、コブラという実に魅力的なスポーツカーを生み出したという功績は素直に認めざるを得ません。

残念ながら、私自身は本物のコブラを取材したことは今までにただの一度もありません。しかし、レプリカに関してはシェルビー自身が企画したCSX4000シリーズはもちろん、ERAやコンテンポラリーといった精巧なレプリカから、MGBをベースにしたBRAコブラに至るまで、かなり沢山のクルマを取材したことがあります。

それらの中で私が一番気に入ったレプリカはズバリこれ。カーカム・コブラです。






このクルマ、この画像でもお分かりの通り、決してオリジナルに忠実に再現した……という種類のクルマではありません。しかし、ステンレス!のフレームを選択することが出来たり、ウィルウッドのキャリパーを使用していたり、走りに関する部分に関しては現代風にアレンジされているため、むしろ私の目には魅力的に映りました。









コブラのレプリカの中で何か一つ選べといわれたら、やっぱりこれだろうなぁ。


かなり以前の話なのですが、私がお世話になっていた事務所の近所に、本物のコブラ427と289をお持ちの方がいらっしゃいました (これだけで、もう分かる方には誰だか分かっちゃいますね) 。その方はコレクターというよりは実際に走らせて楽しむというタイプの方だったこともあり、時々ご自身の会社の近所に路上駐車!していました。

ある日、友人とその現場に遭遇したことがあったのですが、そのときに友人がつぶやいたセリフは今でも忘れません。

「おおっ、コブラだ。それにしても……これは物凄く良くできていますね。どこのヤツかな?」

この種のクルマに関してはかなり目が利く友人でしたが、さすがにまさか本物を路上駐車しているとは夢にも思わなかったようです (笑) 。
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