先週の土曜日の話なんですけど、家族4人全員で国立新美術館に行きました。
お目当てはこちら『東京五美術大学 連合卒業・修了制作展』、いわゆる "五美大展" です。まぁ学生の卒業制作ではありますが、我が家の子供達は二人共五美大ですし、恐らくこの中から日本の将来のアートシーンを代表するようなクリエーターが登場することもほぼ間違いないので、そういった意味でも観ておくだけの価値は十分にあります。
この展覧会は基本的に撮影可なので、今回も記録用に 「これはっ!」 と思った作品を撮影させて頂いたのですが、それでけでもとんでもない数になってしまったのでここではとても紹介し切れません。というわけで、私のブログでは立体作品に限定して、気になった作品をほんの少しだけご紹介させて頂くことにしましょう。
こちらは多摩美、紫谷きづなさんの ≪sofa、carpet≫ 。何と楠の木彫です。これは制作に時間が掛かっただろうなぁ。
多摩美の丸地大海さんの ≪実寸法師≫ は、映像と組み合わせた構成になっていました。残念ながらこの会場はインスタレーションには向かないけれど、ライブな感じの映像は中々良かったです。
カミさんはこの日芸の宮林春子さんの ≪おやすみ≫ が気に入ったとのこと。見ているだけで眠くなってしまいます(笑)。
造形の伊藤桃子さんの ≪いぬ≫ 、タイトルも展示方法も物凄くシンプルなんですけど、最終的にこの形に至るまでどれだけ沢山の案がボツになってきたのか透けて見えるような作品ですね。日の目を見ずに消えていったポツ案達が、まるで背後霊のように周囲に漂っているのが見えて恐ろしくなりますよ(笑)。
さすがに大学院生の作品は皆さんレベルが高いなぁと感心する物ばかりでした。この女子美の申 雅元さんの ≪囲≫ は実際に動かしていらっしゃいましたが、木製ということもあり中々調整が難しい様子でした。
この菅野芽衣さんの ≪こつこつ、きらきら、くるくる…≫ も動くところが観たかったなぁ・・・
こちらは女子美の加藤菜緒さんの ≪Secret Town シリーズ≫ 。こういう作品はついつい作り込み過ぎてしまうことが多いけれど、丁度良い所で踏み止まってますね。
最後はこちら、女子美の今井桃子さんの ≪ペンギンの攻撃 4選≫ 。展覧会を観終わった後に家族で気に入った作品を挙げたのですが、この作品に関しては全員が推していましたよ。
率直な話、「ちょっとこれでは・・・」という内容の作品もあったけれど、学生じゃなければ許されない?ような作品や、結果的にトホホな状況に陥っているのに、逆にその空回りしている様子が面白いというような作品もありました(笑)。我が家の子供達も色々と刺激を受けたようで、やっぱり観に行って良かったなぁ。
お目当てはこちら『東京五美術大学 連合卒業・修了制作展』、いわゆる "五美大展" です。まぁ学生の卒業制作ではありますが、我が家の子供達は二人共五美大ですし、恐らくこの中から日本の将来のアートシーンを代表するようなクリエーターが登場することもほぼ間違いないので、そういった意味でも観ておくだけの価値は十分にあります。
この展覧会は基本的に撮影可なので、今回も記録用に 「これはっ!」 と思った作品を撮影させて頂いたのですが、それでけでもとんでもない数になってしまったのでここではとても紹介し切れません。というわけで、私のブログでは立体作品に限定して、気になった作品をほんの少しだけご紹介させて頂くことにしましょう。
こちらは多摩美、紫谷きづなさんの ≪sofa、carpet≫ 。何と楠の木彫です。これは制作に時間が掛かっただろうなぁ。
多摩美の丸地大海さんの ≪実寸法師≫ は、映像と組み合わせた構成になっていました。残念ながらこの会場はインスタレーションには向かないけれど、ライブな感じの映像は中々良かったです。
カミさんはこの日芸の宮林春子さんの ≪おやすみ≫ が気に入ったとのこと。見ているだけで眠くなってしまいます(笑)。
造形の伊藤桃子さんの ≪いぬ≫ 、タイトルも展示方法も物凄くシンプルなんですけど、最終的にこの形に至るまでどれだけ沢山の案がボツになってきたのか透けて見えるような作品ですね。日の目を見ずに消えていったポツ案達が、まるで背後霊のように周囲に漂っているのが見えて恐ろしくなりますよ(笑)。
さすがに大学院生の作品は皆さんレベルが高いなぁと感心する物ばかりでした。この女子美の申 雅元さんの ≪囲≫ は実際に動かしていらっしゃいましたが、木製ということもあり中々調整が難しい様子でした。
この菅野芽衣さんの ≪こつこつ、きらきら、くるくる…≫ も動くところが観たかったなぁ・・・
こちらは女子美の加藤菜緒さんの ≪Secret Town シリーズ≫ 。こういう作品はついつい作り込み過ぎてしまうことが多いけれど、丁度良い所で踏み止まってますね。
最後はこちら、女子美の今井桃子さんの ≪ペンギンの攻撃 4選≫ 。展覧会を観終わった後に家族で気に入った作品を挙げたのですが、この作品に関しては全員が推していましたよ。
率直な話、「ちょっとこれでは・・・」という内容の作品もあったけれど、学生じゃなければ許されない?ような作品や、結果的にトホホな状況に陥っているのに、逆にその空回りしている様子が面白いというような作品もありました(笑)。我が家の子供達も色々と刺激を受けたようで、やっぱり観に行って良かったなぁ。