五色の賎は 旅客消し。
((りょうこ)・官戸(かんこ)・公奴婢(くぬひ))(家人(けにん)・私奴婢(しぬひ))
[ポイント]
1.五色の賎とは、、、家人、の5種。
[解説]
1.身分制度は、良民とに分けられ、には官有の・・(官)と、私有の家人・の五種類()があった。の割合は人口の数%程度と低かったが、大寺院や豪族のなかには、数百人を超えるを所有したものもあった。
2.は、天皇・皇族の陵墓を守衛する。死を忌(い)む思想からその仕事に携わる者まで化したらしい。
3.は、官有の。
4.は、官有の奴隷(奴隷だから売買の対象)。ただし10世紀初めには廃止。
5.家人は、私有の。
6.は、私有の奴隷(売買の対象)。ただし10世紀初めには廃止。
7.口分田は、官有の・・には良民と同面積が、私有の家人・は良民の1/3が支給される。
〈2014立大・文:「口分田に関する説明として正しいのはどれか。次のa~dから1つ選べ。
a.家人やの口分田は良民の10分の1とされた
b.死者の口分田は6年ごとの斑年をまって返還されるきまりであった
c.男性にも女性にも2段の口分田があたえられるきまりであった
d.班田収授を円滑に行うため、条坊制によって口分田などを含む土地の区画を行った
(答:b ※a×:良民の3分の1、c×:女性は同身分男性の3分の2、d×条里制の誤り。条坊制は宮都の区画)