これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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バネ口金を使った小物入れ …表への返し口を縫い残す方法

2009-11-22 | 


裏付きの袋ものの作り方は いろいろありますが、 今回は 表へ返す返し口を最初に縫い残しておく 方法です。

ちょっと 大きな袋ものの場合は この方法が 一番簡単にできます。

以前 アップしたバネ口を使った小物入れ … 画像30枚で作り方を展開 その2 は バネ口金を差し込む部分から 

表に返す方法にしました。

このやり方は 慣れれば 一番 工程が少なくて きれいに仕上がるように思えます。

でも バネ口金の通し部分が 狭いので 大きい袋の場合は ちょっと無理です。

そこで 私は 裏布とのはぎ合わせ部分を 一部開けて作る方法をとるようにしています。

(ひと手間増えますが)

裏布の両端の片方を一部分縫い残して 返す方法もあるのですが、

そうすると 表と裏の中とじができない部分が生じるのが難点です。


作り方


 表 裏 の布を準備します。

 
裏布は 表布より 

(バネ口金の幅+厚み)×2×2 の分だけ 短いサイズです。


1センチ幅の口金の場合 2.5㎝×2=5㎝ほど 短くなります。











表と裏の布を片方をそろえて 中表に置いた状態です。

 この状態で 画像の上の部分をミシンで縫います 

最初と最後は 返し縫いです。

番目の画像は 片方を 縫い終わったところです。













 次に もう片方の裏と表を 縫い合わせます。



表布の裏側から 見た状態です。

表と裏の端を揃えて 待ち針をうってあります。














 の画像は の画像を反対側から見たところになります。

白い待ち針と白い待ち針の間を縫い残して 

両端を ミシンかけします。 

ここでも 最初と最後は 必ず返し縫いです。












 ミシンをかけたところです。



縫い代を 裏地側にアイロンを使って倒します。




 縫い残しのある方の縫い代を アイロンで 割ります。

アイロンで割った後、 

片方のミシンをかけていない部分

(ここが 返し口になるところ)の縫い代に 熱接着テープを張ります。

テープを張るのは 表の縫い代でも 裏の縫い代でも大丈夫。

接着された後は 保護紙をはがさずにおきます。

ここで 保護紙をはがしてしまうと 縫い代が接着剤でくっついてしまうので

はがさずにおくのです。


もう一度 割った縫い代を 裏地側に倒して アイロンをかけます。


 裏と表の縫い合わされた部分の縫い目から 裏地部分をミシンをかけます。



この時 必ず 縫い代は 裏地側に倒して あることを確認してから ミシンをかけます。 最初と最後は返し縫い。 

 これから後の工程は バネ口金を使った小物入れ … 画像30枚で作り方を展開 その1 のから以降と 同じです。

   最後に表に返す時に 熱接着テープを張った部分から 指を入れて表に返すことになります。


表に返して アイロンをかけ形を整えます。

  バネ口を使った小物入れ … 画像30枚で作り方を展開 その2の部分のしつけをかけるまえに、

  今回ので熱接着テープを張った保護紙をここでかがします。

  アイロンで 出来上がり通りに接着させます。

  返し口部分を接着テープでとめた後、しつけをかけます。

  後は バネ口金通し口のミシンをバネ口を使った小物入れ … 画像30枚で作り方を展開 その2のようにかけて 

  以下は同じ作業です。 

  バネ口金を通して出来上がったものが トップの画像です。
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