これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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袷の仕立て直し … 身頃が出来上がりました

2010-03-11 | 着物
着物 袷の裏・表のつり合い


先月の15日から仕立てはじめた 縫い直しの小紋  です。

洗い張りした生地を ハ縫いをほどき 印付け 背縫いまでして 風邪でダウン。

そのうち 長男のところで二人目誕生で サポートの日々。

やっと続きが出来るようになりました。

今日は 中とじ 身八つ縫い 褄下のしつけまで完了です。

褄の形もふっくらと出来ました。 表・裏のつり合いも合格 (あくまでも自己採点 

今回は身頃から仕立てはじめたので まだ 袖が手つかずです。


私が習った先生は 袖が出来ると半分出来たも同じと よく言っていました。

ということで まだ 道半ば?

柄の拡大

鹿の子が染めてあり 濃淡や差し色で さらに鱗のような模様があります。

縮緬のようであり、緯糸にたまに節がある織りの生地です。

この節が 縫う時の目安(筋)になるものの、針の通りが悪くて縫い辛くて 針を何本も曲げてしまいました。

針が曲ったのに気づくたびに 

「仕立ての腕が上がると 縫い糸と針の消耗が少なくなりますよ」 

と言われていた 先生の言葉を思い出しています。

無駄の少ない仕立てが出来るようになるのは まだまだ 先のようです。

それでも 着物の仕立ては気が遠くなるほど 工程も多いものの 針を持っていると 気持ちがあったかくなります。

縫うのも 着るのも ほんとに着物が好きなんだと思うことです。
コメント
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