![着物 袷の裏・表のつり合い](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ae/4668a9d68c82c09ec252cb43e87b1474.jpg)
先月の15日から仕立てはじめた 縫い直しの小紋
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ny_kimono_m.gif)
洗い張りした生地を ハ縫いをほどき 印付け 背縫いまでして 風邪でダウン。
そのうち 長男のところで二人目誕生で サポートの日々。
やっと続きが出来るようになりました。
今日は 中とじ 身八つ縫い 褄下のしつけまで完了です。
褄の形もふっくらと出来ました。 表・裏のつり合いも合格 (あくまでも自己採点
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase1.gif)
今回は身頃から仕立てはじめたので まだ 袖が手つかずです。
私が習った先生は 袖が出来ると半分出来たも同じと よく言っていました。
ということで まだ 道半ば?
![柄の拡大](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/69/3866f37ee7703bedba3f2ea47f1488a9.jpg)
鹿の子が染めてあり 濃淡や差し色で さらに鱗のような模様があります。
縮緬のようであり、緯糸にたまに節がある織りの生地です。
この節が 縫う時の目安(筋)になるものの、針の通りが悪くて縫い辛くて 針を何本も曲げてしまいました。
針が曲ったのに気づくたびに
「仕立ての腕が上がると 縫い糸と針の消耗が少なくなりますよ」
と言われていた 先生の言葉を思い出しています。
無駄の少ない仕立てが出来るようになるのは まだまだ 先のようです。
それでも 着物の仕立ては気が遠くなるほど 工程も多いものの 針を持っていると 気持ちがあったかくなります。
縫うのも 着るのも ほんとに着物が好きなんだと思うことです。