たまたまそうなっただけですが、昨日はフランス映画を2本観てしまいました
5月の花嫁学校は、主演はジュリエット・ビノシュ
好きな俳優だけど、彼女が出ていたから選んだわけではなく、なんだか元気がもらえそうな映画じゃないかなと
時は1967年、場所はフランスのアルザス地方(田舎)
わたしが生意気な中学一年生の頃のお話です
ヨーロッパのマナースクールは有名ですが、多分そんな学校が舞台
良妻賢母になるように、それまでの価値観をぐんぐん詰め込み 実践する学校が描かれています
私が中学の頃の世の中って、女子教育は日本だけではなかったんだなぁと思いながら観ていました
小学生5年生の頃の冬だったと思います
数人の同級生と、担任のO先生の家に遊びに行ったら りんごが出されました
りんごは剥いてなく、それぞれ自分で皮を剥いて食べなさいと
それぞれぶきっちょに剥いたのですが、O先生、余計なことを言いました
女の子は社会に出てから、お茶汲みとか果物を剥いたりとか職場でするんだから、りんごぐらいくるくると皮を剥けなきゃね、みたいな事です
O先生は結婚して間もない30歳ぐらいのカッコいい音楽の先生(男性)
そして将来何になりたい?みたいな話になった時、私はお茶汲みとかしないと言った事だけは覚えてます
女でお茶汲みのない仕事なんてない、そんな事をO先生は言ったようにも
そして、それから一年ちょっとたち、中学一年生の時
クラスのKさんという女の子を含む4人ぐらいで昼休みにサッカーボールを蹴って遊んでいました
サッカーは、当時女子の体育カリキュラムにはなくて
40代ぐらいの担任のOB先生に、注意を受けました
女子がボールを蹴って遊ぶなんてと。
私も何か抗議したのかも、でもKさんの怒りの方が強かったのを覚えています
以来その担任が大嫌いになり、テストの監督中にこっくりしているのをみて、突っ込んでいます
その頃は家庭学習の記録と行動の記録を毎日提出していて、行動の記録の欄に教師がテスト監督中に居眠りした💤、有り得ないと、書いたのです
本当に生意気でした
映画の内容から外れてしまいましたが、そんな時代のお話なのです
ところが、パリでは5月革命が起こり、地方の人たちも古い価値観に⁉️と疑問を持ち・・・
だから花嫁といえば、6月の花嫁が有名ですが、この5月の花嫁学校の5月とは、フランスの5月革命の事
映画はコメディ
ビノシュもとても可愛らしくコメディを演じてますが、ヨランダ・モローという名優がこれまたチャーミング
楽しい映画でした
観客は4人、感染の心配も無く
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ズッキーニが巨大化していたと、トトさんが収穫してきました
数日前にピザ風にして食べたら美味しかったので、再度作りました
大きいので、2枚をバジルペースト風味で、もう2枚をトマト風味ののピザソースで
その当時の作品としては斬新なテーマ、男女同権とか、そんな作品、しかもコメディ。
見てみたくなりますね。
その頃のご自身の先生に対するお気持ちとか、よく覚えていらっしゃいますね!
今お聞きすると胸に落ちますが、その当時の小学生がよくそこまで深く考えておられた、その感性の良さに感心しました。
本を読むのがお好きとブログのリードに書かれていましたので、さもありなん、とも。
この映画、5月革命とかけているタイトルはフランスのエスプリでしょうか。
コロナだからこその楽しい時間を過ごされましたね♪
いつもコメントありがとうございます
面白い映画でした
私が中学・高校時代は、女子だけ家庭科がありましたし、体育は別々
映画を観ていて、色々思い出したのです
当時の日本とフランスは女子教育は似たようなものだったとわかりました
ところがそれから半世紀の今、フランスは大きく変わりましたが、日本はまだまだですね
やはり革命でも起きなければダメ?