【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

永岡浩一さんからの通信

2022-09-01 21:55:45 | 転載
永岡浩一さんからの通信


文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2022/8/31) 宮台真司 カルト教団と政治の問題を語る、統一協会は地方から来たエリートの卵を勧誘して悪用、反社会組織の統一協会摘発に反セクト法は必須、自民は毎度おなじみ国民の忘却を待つが、軍事の安全保障をわめいていた安倍氏ら自民のツボウヨが韓国本部のカルト教団の操り人形とはアホ、自民を潰さないと日本破滅を解説する!


 永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュはラジオジャーナリズム界の代打の神様、社会学者の宮台真司さんでした。パートナーは壇蜜さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。

 ちなみに、ラジオ関西のばんばひろふみ!ラジオ・DE・しょーでばんばさん、岸田総理のことを検討使(遣唐使のパロディ)と言われていて大爆笑でした。AERAの最新号に、内田樹さんの的確な指摘がありました、https://news.yahoo.co.jp/articles/d0d7dfb40c621febe6ed3e08521b6b3649383624?fbclid=IwAR0RTV68NTald2zq0FOzd2Xku6FAZeW3XYY3epDtyeEs5imiAB1kZygdyss また、有田芳生さんのツイッター発信によると、明日発売の文春も岸田政権と統一協会のズブズブ関係報告、また昨夜、韓国のMBCテレビのPD手帳というニュースで、統一協会の批判がしっかりした内容でなされたそうです。ツイッターでは#国葬より国会を開けが発信されています。



 昨日のジャム・ザ・ワールドに続く宮台ワールド、デイ・キャッチ以来のファンとして待望のもの、6月以来の登場、政治と宗教のお話をされて、宮台さん、カルト宗教は学生時代からあり、78年に東京大学に入り、その際に原理研究会=統一協会のダミー組織が暗躍、それを44年たった今も鮮明に覚えて、旧帝大や、有名私大で勧誘、つまり大エリートの卵を勧誘、宮台さんのいう鍋パーティー問題、地方から東京の大学に入り、宮台さんは麻生から東京大学に100人入り、それは勉強だけでなく、勉強と遊び、遊びだけ、勉強だけのカーストで、地方から東京の大学に行くと、居場所を失い萎縮して、地方から来たさみしい人を狙い勧誘、正体を隠して鍋パーティーに誘い、アットホーム、夏合宿に誘い、そして洗脳、相手の正体のわかったときは手遅れ、鍋パーティー問題、そこしか地方出身者は居場所なく、統一協会だけでなく、左翼セクトもそうしていたが、原理研究会は洗練された洗脳テクニックを持ち、オウム同様、教義を疑うと恐怖心になるように仕向けられて、途中から抜けられず、奪還闘争も失敗。

そして、霊感商法とギャップ、カルト教団二世問題、親はカルト教団に入り、しかし子供は弱者、親を信じるしかなく、それを学校で言うとおかしいと排除されて、学校・仲間と親の関係で股裂き、親を捨てられず、学校も無視できず、最近の星の子という映画でも描かれて、統一協会勧誘と、二世問題、家族を捨てて逃げられない大変。大竹さん、最初に勧誘された大学生は壺を買うのではなくどうするのかと問われて、宮台さん、エリートの卵、教団のため、運営はクールにされて、そこで地位を提供、知的なネットワークで知的な人間をリクルートして、そして選挙に悪用、家族、二世も動員、そして政教分離があり、戦前の国家神道否定、これはわかるが、二番目の、宗教教団が、信じているならだれだれに投票しろというのは政教分離違反、脅迫であり、宗教的な価値による選択ではなく、しかし選挙だと価値観は大切。宗教的な価値観で生きるのはいいが、信者なら誰々を応援、無償ボランティアは政教分離違反なのに、境界線は微妙、言葉で言うのは簡単でも、問題解決は難しい。

 そして、タコつぼに入れられて、そして自民党と統一協会のズブズブについて、教団の説明の前に、教団の合理性があり、文鮮明氏の死後、シンボルを失い、そして自民党の有力政治家をシンボルにして、そして自民党は2009年に下野して、猫の手を借りても票は欲しく、それに統一協会は見事にはまり、自民党と統一協会はズブズブの相互依存関係になった。そしてこの問題は安倍氏暗殺でクローズアップされたが、メディアは30年報じず、80年代から壺、印鑑の霊感商法が問題になり、95年のオウム事件、そして警察は統一協会の捜査に入るべきが、有田さん、青木さんの証言にあるように政治の介入で捜査は止められて、第1次、第2次安倍政権の際に霊感商法摘発ゼロ、そして安倍氏がなくなりビンの蓋が取れて、警察、検察が動き、高橋氏逮捕、安倍氏暗殺、そしてツボウヨは自民を叩くとあの容疑者の思うつぼとデタラメをいうが間違い、日本の政治家、マスコミは自民と統一協会のズブズブをちゃんとせず、安倍氏が殺されて、ビンの蓋が取れた。

 フランス、ドイツなどではカルト規制があると大竹さん説かれて、宮台さん、政治で日本はそれが作られず、統一協会を敵にするものを自民は作らせず、しかしヨーロッパでは反セクト法、カルト=宗教を語り犯罪、反社会行為をするものを意味して、反セクト法、セクト禁止とどうしていうのか、思想で、看板はどうあれ犯罪をするセクトは禁止、思想信条の自由に抵触せず、統一協会は犯罪組織、摘発は信教の自由に反しない。

 大竹さん、政治家と統一協会ズブズブ、関わりは濃淡があると説かれて、今後どう処理すべきか、自民はちゃんとやり、国民の監視を問われて、砂山さん、政治家は本当に切れるか、報復を恐れて切れないと説かれて、宮台さん、ウヤムヤ、国民に忘れさせるものを自民は意図して、国民と、メディアは自民と根競べ。政治家はマスメディアに、統一協会との関係をばらすといい、自民の連中はビビり、しかし公益、国益に立つと、カルト教団により政治家の当選が左右される、統一協会の手先の政治家がいると、安全保障というと日本だと軍事力のみ語られるが、エネルギー、文化の安全保障もあり、統一協会のことは軍事的な安全保障にも問題だが、夫婦別姓、LGBT差別に自民は統一協会の意図で否定したら、安全保障上問題。

 大竹さん、統一協会にとって大臣が来たら信者を増やすと危惧されて、宮台さん、政治家によるお墨付きになり問題、大竹さん、統一協会の勢力拡大に自民がアシストと指摘されて、宮台さん、日本で記者会見してた田中氏らは韓国の本部のロボット、日本の幹部は、教団の中にしか座席がなく、本部のロボットと化す。

 そして、関係の濃淡、濃いものは排除しないと大竹さん説かれて、宮台さん、濃淡について、セクト幹部か、しかし暴力団対策法も改正されて、末端の犯行にトップも責任を問われる(殺人だと組長も問われる)もの、それと同様のカルト教団規制は必要、末端のやったこと、関連会社のしたことは関与しないだと犯罪やりたい放題。大竹さん、ネパールに行き覚えていないのに怒り、宮台さん、それはうそつきの常套手段、国民が選挙を通して許してはならず、自民党は軍事の安全保障を言っていたのに、韓国を本部のカルト組織のロボットに自民が化しているのはお笑いとして、時間になりました。いや、25分間圧倒的な密度、宮台さんの見識に敬意を表します、これも拡散してください、以上、宮台さんのお話でした。








色平哲郎氏からのご紹介

2022-09-01 21:10:41 | 転載
色平哲郎氏からのご紹介

先ほど、平良亀之助さん(85)のお話をズームで伺いました



平良(たいら)さんは、復帰の前年、国会で沖縄返還協定について議論されている際、国会での議論に沖縄の声を反映してもらおうと当時の琉球政府がまとめた建議書の作成に携わりました。建議書には「基地のない平和の島としての復帰を強く望む」などと書かれていましたが、復帰後も沖縄にはアメリカ軍専用施設が集中しています。

https://bit.ly/3x5Yy5N
50年前の式典に出た平良亀之助さん 複雑な思いでテレビ見る


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沖縄にとって重要な法案にも関わらず、情報は入ってきていませんでした。そんなある日、平良さんは運命の瞬間に立ち会うことになります。元琉球政府職員・平良亀之助さん「庶務係にしか電話ないからね、電話かけるよと言ったら、バーッと親鳥がひなを外敵から守るような感じでね。ちらっと見える、かなり大きめの冊子がいくつか重なっていて、これを覆っている。で私は、カマかけたわけさ」実は、平良さんは、元新聞記者。長年の勘で「何かある」と違和感に気づきました。
元琉球政府職員平良亀之助さん「もうそれしかないから、こうするのは。もう『ものはきてるんだな』と言ったらね、この係が上目遣いにして『さすが元新聞記者』と言ってね」隠された冊子は、日本政府側が つくりあげた沖縄返還協定と復帰措置関連法案だったのです。元琉球政府職員・平良亀之助さん「パラパラと見ただけで、これはいかんと。この通り(復帰)されたらね、ちょっと復帰後の我々は立ち行かないですよというふうなことを口頭でとりあえず進言した」、、、

この思いは、建議書の冒頭に綴られています。建議書より抜粋『従来の沖縄は余りにも国家権力や基地権力の犠牲となり手段となって利用されすぎてきました。復帰という歴史の一大転換期にあたって、このような地位からも沖縄は脱却していかねばなりません』琉球政府・屋良朝苗主席「形式的には核抜き・本土並み。この共同声明を見ましてもね、実際はっきりしないところがある」
50年前のきょう、沖縄返還協定の強行採決により、門前払いにされた屋良主席ですが、翌日、佐藤総理をはじめ、全閣僚に建議書を手渡していました。
元琉球政府職員・平良亀之助さん「私は(建議書は)有効である、生きていると」基地のない平和な沖縄を願い、屋良主席が日本政府につきつけた県民の声。その重みは、来年、復帰50年をむかえる沖縄に、改めて深く響いています。

https://bit.ly/3pYDlGF
ないがしろにされた建議書 沖縄返還協定強行採決から50年


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「非常に難事業だった。ぼう大な資料の中から、これまでの要請書や調整文書を取り出して法案といちいち照合、検討し、チームの審議とさらに県民会議の審議にかけて文章化したので時間はいくらあっても足りなかった」と、屋良氏が述懐している通り、建議書作成は容易な作業ではありませんでした。
同建議書の完成後、屋良主席は、1971年11月17日、これを持って上京しました。しかしながら、屋良主席の上京の前に、沖縄返還協定は衆院返還協定特別委で自民党により強行採決されてしまいました。東京・赤坂のホテルに着いた屋良主席は、その採決を知らぬまま、報道陣から「ついさきほど返還協定が衆院沖縄返還協定特別委員会で強行採決された。コメントを」と言われました。まさに青天の霹靂でした。屋良氏は、この時のことについて、「呆然自失、なにをいってよいかわからず、コメントを断ってホテルの部屋に逃げ込んだ」と、回想しています、、、
屋良氏は、復帰については次のように特別の思いを持っていました。「軍事占領支配からの脱却、憲法で保障される日本国民としての諸権利の回復、そして沖縄県民としての自主主体性の確立、これらが私たち県民にとって、全面復帰のもっている内容です。もっと簡単明瞭にいいますと、”人間性の回復”を願望しているのです。きわめて当然な願望であり要求です」。それゆえに、11月17日の強行採決に対して屋良主席がいかに無念の思いをしたかは想像に難くありません。

https://bit.ly/3e5QXxg
琉球政府文書 「復帰措置に関する建議書」


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玉城知事は「思いをしっかりと受け止めてもらえたと感じている。政府には、復帰当時の人たちの思いや今の県民の思いを踏まえ、沖縄を平和の島にするという目標や自立的発展の実現に取り組んでほしい」と語った。県が政府宛ての建議書をまとめるのは1971年以来、2度目。当時の琉球政府の屋良朝苗主席は建議書を首相らに提出したが、提出前に沖縄返還協定は衆院特別委員会で強行採決された。
新たな建議書は「復帰時に県と政府が共有した『沖縄を平和の島とする』目標は、50年が経過した現在もいまだ達成されていない」と指摘。日米地位協定の抜本的見直し、自立経済の構築を求めている。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1514888.html
復帰50年、平和な沖縄の実現を 玉城知事が建議書提出 首相「受け止めたい」


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「おんなの思想」を求めて:森崎和江さんを悼む 上野千鶴子

まだフェミニズムがなかったころ。女であることと格闘していたわたしは、天上から降りてくる蜘蛛の糸のようなことばにすがった。それが森崎和江さんのことばだった。それは18歳で敗戦を迎えた時、これまでの思想とことばが目の前で音を立てて崩れるのを目の当たりにして、「男のことばを決して信じまい」と決意したひとの、「女のことば」だった。

女の経験や感情を語ることばは、日本語になかった。だからそのひとは、どこにもないことばを求めて詩を書いた。妊娠してもう一つの命を宿したある日、「わたし」という一人称単数形が使えなくなった。妊婦の経験をあらわすことばはどこにもなかった。その「女たちの孤独」は、「百年二百年の孤独ではありませんでした」とそのひとは書く。

朝鮮半島で生まれて17歳まで育った。敗戦でふるさとを失い、自分が占領者の側にいたことを思い知らされた。帰ってきた日本は異郷だった。その異郷の、足をとられる泥のような謎を解こうと、一生涯格闘した。

石牟礼道子、中村きい子と並んで九州の雑誌「サークル村」にこの3人あり、と言われた女性。谷川雁と出会い、同居するためにふたりの子どもを連れて婚家を出た。炭坑闘争の稀代のオルガナイザーだった谷川が、仲間の性暴力を見逃したことで、彼と袂を分かった。炭鉱町に住みついて、女性の炭鉱労働者たちの聞き書き『まっくら』(1961年)を書き、やがて戦前に海外に身売りされた女たちのノンフィクション『からゆきさん』(76年)を書いてベストセラーになった。

まだフェミニズムがなかったころ。このひとはミニコミのはしりともいうべき『無名通信』という個人誌を出した。なぜ「無名」なのか? 1959年に出た手書きガリ版刷りの「創刊の辞」にこうある。

「わたしたちは女にかぶせられている呼び名を返上します。無名にかえりたいのです。なぜならわたしたちはさまざまな名で呼ばれています。母・妻・主婦・婦人・娘・処女…と」

「女の呼び名」とは、どれも家父長制が女に与えた指定席ばかりだ。ウーマン・リブの女が自分たちを「おんな」と呼び始める、ずっと前のことだった。
 
このひとに救ってもらった女たちはどれほどいただろうか。大きなおなかを抱えて筑豊の自宅を予告なく訪ねる若い女もいた。手紙を受けとり、抱きとめ、黙って食べさせ、寝泊まりさせた。わたしもまたこのひとに宛てた長い手紙を持ち歩いて、結局投函できなかったことがある。

このひとからわたしはどれほどのものを受け取っただろうか。「おんなの思想」はこうやって手渡され、受け継がれていく。森崎さん、わたしは、わたしたちは、あなたを忘れない。

「読売新聞」西日本版 2022年6月25日


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日本は今、米国本位の中国排除と対中戦の最前線に立たされつつある。軍事面でも経済面でも。もし対中国戦が勃発すれば戦火にさらされるのは米国ではない。日本の国民と国土である。中国の徹底排除で経済に破壊的ダメージを与えられるのは米国ではない。日本の経済と企業である。日本国民は、日本が米国の「踏み台」・「捨て駒」にされつつある現実を見抜き、今、何としても日本の中立・平和と経済、そして国民の命を守らねばならない。

坂本雅子「米国の対中国・軍事・経済戦の最前線に立つ日本」 「経済」6月号


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私が見るに、政治活動としては「勝共」の「共」の枠が途方もなく拡大され、その中にさまざまなものが入れ込まれることで、「新たな敵」が設定されていったと考えています。家族や「性的」純潔を重視する教えからも、それらの「敵」とされた典型的動向としては、夫婦別姓や性教育、「ジェンダーフリー」、同性婚、LGBTなどの性的マイノリティー理解などが挙げられます。
彼らが考えるところの「共産主義っぽいもの」「左翼っぽいもの」を一緒くたに「勝共」の「共」に入れ込み、それらと戦うことで自分たちのレーゾンデートル(存在価値)を見いだし活動が続けられる。当事者の悩みや苦しみなどは蚊帳の外で、これらの動向は「文化共産主義」なり「新マルクス主義」なりの策動として捉えられます、、、

統一教会はこうした活動を途中から方針転換して、日本においてのみ行い始めた、ということです。韓国あるいは欧米ではいわゆる「霊感商法」を基本的にやってきていません。キリスト教系新宗教としての独自の聖書解釈から、こうした考えや実践が自然に出てきたとは言えません。70年代中盤に文鮮明から送金命令が出て、その必要に駆られて出てきた手法です。「先祖の因縁」「霊と霊界の存在」「吉凶・開運」などは東アジアの宗教文化、日本人の宗教観に響くところがあったでしょう。そこをついて、不安や恐怖をあおるのです。霊感商法の「霊能師」役はあくまで「役」であり、修行などをするのでは
なく、トークマニュアルを学んでそれを演じるものでした。

統一教会のグローバルなネットワークの中で、日本は長らく資金源の役割を担わされてきました。まず正体を隠した布教で誘い込む。その先の企業形態を取る経済活動のなかでいわゆる「霊感商法」が行われ、金銭が収奪される。信徒としての献金も、「先祖の因縁」や「怨み」を解くという宗教的呪縛のなかで強要的に、時に破産に至るまでのレベルで行われる。それらが海外に送金される。そうしたことを長らく続けてきたのです。

https://toyokeizai.net/articles/-/613877


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「国際社会の平和、安定に、多くを負う国ならばこそ、日本はもっと積極的に世界の平和に力を尽くしたい、"

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永岡浩一さんからの通信

2022-09-01 20:31:13 | 転載
永岡浩一さんからの通信


ジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE(2022/9/1) 堀潤&高橋悠太 核兵器廃絶と日本を語る、核の抑止は幻想、信用しあわないから疑心暗鬼で核兵器が必要となり、しかし日本は戦争などできず、アメリカケツナメをやめて、唯一の被爆国として本当に歩む道があり、それを今の日本は逆向き、核廃絶でないと未来のないことを強調する!


 永岡です、本日はジャム・ザ・ワールド-UP CLOSE、ジャーナリストの堀潤さんの担当(https://music.amazon.co.jp/podcasts/8b57f1db-5114-443e-8ff9-eb4f6c35dc41/episodes/10591693-83c9-423b-be52-81bdab2bd2ef/jam-the-world---up-close-2022-09-01-%E5%A0%80%E6%BD%A4%E3%80%8C%E6%A0%B8%E5%85%B5%E5%99%A8%E5%BB%83%E7%B5%B6%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8B%EF%BC%9F%E3%80%8D )、核兵器廃絶 KNOW NUKES TOKYO(https://www.know-nukes-tokyo.com/about/ )共同代表の高橋悠太さん(2000年生まれ)との対談、堀さんはこの夏東京と広島で活躍、他方核兵器禁止条約に日本政府はデタラメ、そしてNPT会議もあり、日本と核兵器廃絶を考えるものです。

 本日も、週刊文春買いました。岸田政権と統一協会の関係だけでなく、容疑者家族のこと、統一協会とDPRK、さらに朝日新聞の幹部が世界日報の幹部と手打ち!などの記事ラッシュ、私も電車の中で読んで絶句、週刊文春は統一協会及び自民党と全面バトル、ここに週刊新潮、赤旗もコラボ、文春の記事にあふれるジャーナリストの魂、これがある限り、絶望的な中で希望はあると思いました。

 さらに、五輪汚職、森氏にAOKIから200万円と、何と産経の独自記事、今朝のラジオでも話題でした。



 そして、ジャム・ザ・ワールド、8/1~/8/26にNPT会議、岸田総理も参加しただけでなく、高橋さんも参加、再検討会議に参加されたもの、日本に帰国、広島出身で実家にてお盆休み、堀さんは高橋さんたちの活躍をSNSで追跡、現地に行き、外務省に要求、諸外国ともコラボ、高橋さんはNPT再検討会議に出た理由は、この団体を昨年5月に作り、政権への提言、広島出身で、東京では核兵器が語られず、それで核兵器禁止条約、ウクライナ侵攻の中の会議を自ら参加、重要な点を知りたく、現地に行った。

 広島。長崎を離れると、被爆国でも温度差、日本だともちろん核兵器はアカンというが、安全保障のために核の傘がいると、それを広島、長崎の現状抜きで語られるのに危機感。そしてロシアは核兵器を威嚇に悪用、今、核にとっての瀬戸際にあり、日本は核兵器廃絶を掲げて、しかし安倍氏ら核共有と言い出して、岸田総理、広島出身なのに核兵器禁止条約にオブザーバー参加もせず、高橋さんは、核兵器について日本でちゃんと把握されず、ネイチャー似て、インドとパキスタンの核戦争だと20億人食糧危機、米ロだと50億、核兵器はその被害+環境破壊による食糧危機、そして使用された場合の責任が未確定。

 高橋さん、ニューヨークに10日おられて、会議の傍聴、各国の軍縮担当者と話し合い、世界の30名16団体で共同声明、2週間で作り、3つのメッセージ、高橋さんの世代は核兵器のある時代にしか生まれず、その危機感、ウクライナ侵攻で、保有国と、同盟国の位置づけ、核兵器があると全ての戦争は核戦争になる危惧、だから安全のために核廃絶は必須、国家の安全保障ではなく、ロシアは核があるから戦争をして、命を守るために廃絶すべきとの立脚点。

 NPTは大半の国が加盟、脱退して核開発、そしてアメリカ、ロシアなど核保有など、国により立場は異なり、高橋さんの印象に残ったものは、ロシア、核の威嚇をしていないと、ブダペスト覚え書き、非保有国に核で脅ししないとあり、自分たちの国が危機だから特別軍事作戦というが、核の脅しの定義がなく、核抑止というが、脅しあいであり、それがエスカレートしたら恫喝、線引きは不可能、核兵器そのものと向き合うべき。

 核保有=脅しと堀さん説かれて、そして核共有は中国も日本を牽制、日本が非核三原則を無視だと指摘、日本はそうでないというものの、岸田総理は長崎を最後の被爆地に、11月に保有国と非保有国の賢人会議と演説し、高橋さんは、現場の模様、岸田総理の出たことは市民団体も歓迎、NPTは首相はあまり出ず、しかし岸田氏の発言は日本の公式&世界の常識から出ず、拍手はそれほどなかった。堀さん、日本への失望の意味を問われて、高橋さん、非保有国にて、核兵器禁止条約に言及しないのは落胆、しかし同盟国のドイツはオブザーバー参加、日本より進んでいるのに対立をあおるどころか、保有国も耳を傾けて、核兵器禁止条約に言及したほうが国際的な地位は高まる。

 堀さん、ドイツは核兵器禁止条約に反対でもオブザーバー参加、それをNPTに反映、しかし日本は後ろ向きの理由を問われて、高橋さん、政治、政策決定者の意思、締約会議に、ドイツ、オーストリア、核の傘の国も5つ参加、政権交代により核兵器禁止条約に寛容な政権になり、一歩前進。ノルウェー、スウェーデン、NATOに関与しても、核兵器の非人道的意味は発言、軍事同盟はあっても、核兵器使用は絶対にダメと発言、が、「日本はアメリカの核の庇護を求めていると世界では見られている」と指摘されて、堀さんは市民社会の責任もあり、そしてNPTは決裂、ロシアがごねて綱引きは厳しく、収録段階では合意成立か不明、結局2015年に続いて合意はされず、高橋さんは読めない、2015年は採択の日にアメリカが裏切り、そして今回はプーチン大統領のウクライナ侵攻があり、妥協点は見いだせず、悠長な内容で合意ではダメ、最終文書の完成より、個別の内容の是非が問われる。

 堀さん、2015年の破談は、中東の安全保障でアメリカがイスラエルに忖度してのもの、アメリカに日本は向き合っているのか、保有国と非保有国の橋渡しもできず、そして高橋さんは核兵器禁止条約締結のシーンも出られて、外務省とやり取りもあったと説かれて、高橋さん、日本も核兵器禁止条約の対話の場に入るべき、核の抑止というが、幻想の面もあり、しかし日本はそれを先延ばし、日本は矛盾を抱えているのを認めて、その上でちゃんと議論、国内の意見も様々あり、ちゃんと論議して政治に意思を示すべき、政策の前に、日本の、長期間でも核兵器禁止の意思が本当にあるのか。

 堀さん、日本は朝鮮半島、東アジアと核の現実はあるが、被爆者の声が核兵器禁止条約に行った、何を日本政府は恐れているのかと怒られて、高橋さん、核の絶対的な力を信奉して思考停止=外務省、政府関係者と接触して、外務省では力を持つのは北米局、日米同盟絶対、そのがんじがらめの中で岸田総理はあり、核兵器は日本を守るために必須、周辺国に劣ってはいけないと、戦前、冷戦からの暗い思考がある。堀さんも、テレビでこれを言うと、日本は核の傘から外れて守れないとネトウヨが騒ぐのは論外、長期的視点で考えるべきと説かれて、高橋さんの、核のない世界のビジョンは、時間はかかるが「核兵器の抑止で平和は守られていない」と再認識、核の抑止は、核で攻撃された際を想定してのものとあまり知られず、中国が攻めてくるというトンデモではない、核兵器によらない関係を作るべき。

 堀さん、日本の核兵器禁止条約オブザーバー参加、そして核廃絶に必要なものを問われて、高橋さん、核兵器が私たちに何をもたらすか考えるべき。マーシャル諸島、1950年代にアメリカの核実験場があり、コンクリートで石棺、しかしそれが崩壊、彼らが漁業をできなくなると生きていけず、そして周囲を海に囲まれた日本も同じ、核戦争に当事者でない国はない。が、外務省、防衛省などにその意識なし、配慮、核とは何か認識せず、そしてリスナーの街からも国会議員は出て、彼らに核兵器廃絶のために何をするか問うべき。議員ウォッチも高橋さんされて、選挙だけが意思表示ではない。

 堀さんも、議員ウォッチを見て、35%の国会議員が核兵器禁止条約に賛成とわかるというもので、核なき世界で、戦争を否定するものは何かと問われて、高橋さん、世界で、互い同士の不信が分断を生み、それで核がいるとなり、しかし核兵器があるとその信頼はさらに破綻、大量破壊兵器に頼らない外交、そして誠実に、誠実にしない国に、国際社会は万能ではないが、信用が危機を乗り越える力になる。堀さん、橋渡し役は疑心暗鬼を否定するものだと結論を語られて、収録は採択の数日前にされて、しかし日本がどう向き合うか、意思を示すべき、岸田氏だから示せるものもあり、疑心暗鬼を解消するために努力。高橋さん、NPT会議に参加して、核兵器禁止条約の意味をよりよく理解できたと締めくくられました。大変に貴重な内容、これも拡散してください、以上、堀さん、高橋さんのお話でした。