【現代思想とジャーナリスト精神】

価値判断の基軸は自らが判断し思考し実践することの主体であるか否かであると考えております。

【報道特集2022.9.3】激動の世界とジャーナリストたち

2022-09-03 20:25:56 | 政治・文化・社会評論


広津和郎の小説に『風雨強かるべし』がある。私は若い頃にNHKの夜の銀河ドラマで篠田三郎、栗原小巻、中野誠也らが出演する番組で見た。沖縄が台風11号で大荒れの気候。知事選統一地方選挙で沖縄は堂々と市民が選挙戦で闘っている。広津氏の小説は象徴的。沖縄県民に幸あれ。


「#ゴルバチョフとペレストロイカ」
大江健三郎氏は「新思考」を評価した。芝田進午氏も「新しい思考」の良い点を著作で展開した。同時期共産主義者には非常な懸念を示した。ゴルバチョフはエリツインのクーデターやKGB流なみのプーチンの政治で冷戦後に臨んだ。だがワルシャワワ条約機構を解体したロシア側に比べ、北大西洋条約機構=NATOを解体どころか拡大一途の西側。事態は原発の危険を弁えぬ人びとによって「破壊」へ。すべてが試金石の前に。

Ⅱ 統一協会

「歴史と統一協会」
私は守屋典郎氏の『戦後日本主義』『日本資本主義発達史』で統一協会を知った。 韓国の統一協会を岸信介氏の指導で「国際勝共連合」をつくり日本の民主主義勢力と進歩的労働運動を抑え込む壁をつくろうとした。 だが1965~1975年代は革新統一自治体が燎原のように広がった。統一協会は日本国内にとどまらない。 韓国のKCIAやアメリカCIAを背景に謀略政治の領域に達している。 さらに北朝鮮や南米へと南米のジャーナリストが証している。 一新興宗教の領域ではない。北朝鮮と文鮮明との繋がりの本質をついた日下部キャスターの説明で成る程と頷いた。

Ⅲ 偏見と差別の中でも愛情と子育て


「道化師様魚鱗癬」と名付けられた疾患をきょう初めて知った。両親の子育ては教育保育の原点だ。国際的に自然と遊離した疾病が突然現れ、難病だ奇病だと社会が知る。水俣病の歴史を加藤邦興氏や文献で宇井純氏や石牟礼道子さんやユージン・スミス氏によって詳しく知った。両親の子育てに感銘。偏見や差別は、社会学や社会心理学でも研究されている。だが目の前にいる子どもが「異端」と決めつけられるような周囲からの状況に遭遇しているとき。報道の伝えるご両親の姿に深く心を揺さぶられる。子どもは、一般ではない。ひとりひとりの目前の子どもにどう対応するか。自分に刻みたい。



金平茂紀さん
おつかれさま
いままでに拍手
これからも!!




永岡浩一さんからの通信

2022-09-03 14:41:25 | 転載
永岡浩一さんからの通信

文化放送ラジオ ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ(2022/9/3) 安藤優子 どうして自民党の女性議員が増えないのかを語る、自民党は70年代から家制度維持で権力維持、福祉削減を意図してやった結果、戦前のままの社会で欧米との差別化をした結果の破綻、男女ともに大きな意識改革をしないとこの社会のすさむことを解説する


 永岡です、文化放送ラジオの、ロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブ、今週のすごい人はニュースキャスターの安藤優子さんでした。弁護士の島田さくらさん、アナウンサーの砂山圭太郎さんも同席でした。

 赤旗日曜版、自民と統一協会ズブズブ、沖縄県知事選に出ている佐喜真氏もズブズブ、2020年に韓国の、統一協会の天宙平和連合、UPFのイベントに参加も統一協会の徳野会長らと写真を撮っており載っています、https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/#2022090401x さらに許せないのは佐喜真氏、赤旗の取材に回答せず、これらを見る限り、自民の中枢は統一協会と分離不能、こんなものに沖縄の知事ににさせるわけにはいきません!昨日のミヤネ屋、スシロー氏、本村弁護士にノックアウトされたそうで、何度KOされてもワイドショーで悪役を演じるスシロー氏、唖然、そして五輪汚職、KADOKAWAもかかわっていたと判明、無限の腐敗の五輪、安倍氏がいなくなり、地獄の窯が開いた模様、これらを徹底的に責任追及しないとこの国は破滅です。さらに、安倍氏の国葬の入札を、桜を見る会の担当のムラヤマがして(https://www.tokyo-np.co.jp/article/199673 )、あの世に行っても腐敗の安倍氏、自民を野放したらこの国は破滅です。

 前半に古谷経衡さん出られて、国葬は岸田総理の見誤り、安倍氏の追悼に国民は納得してくれると思い失敗、メディアが自民と統一協会の関係を報じるのは評価、報道を岸田氏見誤り、国会で岸田氏、審議すべきであったと説かれました。

 9月23日に、大阪・阿倍野で矢野さん、西谷さんのイベントがあります。(https://www.radiostreet.net/news/1250/ )



 安藤さんのテーマは、自民党の女性議員がなぜ少ないのか、自民党の女性認識という本(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784750354231 )を出されて、女性の少なさは自民党の戦略としてのものだというもの、安藤さんは最初テレビ朝日系でキャスター、フジテレビと思われるがずっとフリー、安藤さん、久米宏さんの父親が面構えがいいからやめるな(笑)と言われたそうです。

 本題の、自民党と女性議員、家中心の女性認識、安藤さんは社会学の博士号をお持ち、時間かかり論文を書くのに3年、書籍化に3年、政治学を最初やり、テーマとして日本の政治、国際政治をテーマから、女性の少ないのを知るのに、政治学だと制度になり、女性の国会議員の少ない理由、女性への視線、認識が原因と社会学、政党のシステムではなく、社会の通年、概念を研究して今に至る。

淳さん、システムよりなんとなく渦巻く女性への認識が問題と解かれて、安藤さん抽象的な概念を具体化したく、そしてどうやり社会に残った女性蔑視の具体論を把握したく、政権政党の自民が戦略として女性蔑視を再生産してきたと、本にした。淳さん、思い立ち、大学院で研究と長期頑張られたものを評価、安藤さん、12年かかり、男性のみのテレビ報道の世界に20代前半に入り、周りは全員オッサン、そこに女性が居心地悪く、最初はペットになるしかなく、オッサンと同化しないとだめと、安藤さんはこれでは後輩の女性によくないと、自分の働き方を原動力にやった。安藤さんは、自分らしくなれるようになったのは顔の皮が厚くなってから?40代後半、現場で、原色のスーツを着て、女性に求められたものであり、ある時、こんなものは着たくないと黒いものにしたら、小さいおじさんだとクレーム、女子はかわいいニュース読みしろ、の世界。淳さん、安藤さん、ハレーションの中で努力されて、その苦労から学ばれたと説かれて、安藤さん、アクセサリーもつけず白と黒、何を着ているかではなく、何を言っているか聞いてほしい、自分らしさから乖離しないと生きていけない社会に疑問。

 家中心主義は安藤さんの造語、家の中、母親、娘などとしてしか生きられず、女性は家に従属する=個人として評価されないのは問題と説かれて、島田さんも安藤さんの本を読み、内閣もオッサンばかり、しかし男女の位置がとつぜん逆転して男性が違和感だとダメ、女の子は家に入るので印鑑に名前のみ、息子は大学、娘は高校までか短大、本に議員の具体名があり、よくわかったと説かれて、淳さん、岸田総理のつれあいさんがお好み焼きを作るなど、古い家庭像、お母さんがエプソンというのに違和感、岸田総理は広島、淳さんは下関、後援会の男性の比率が異様に多く、女性の声が通らないと説かれて、安藤さん、自民の戦略、70年代に顕著になり、女性は家庭にいろ、家庭長(かていちょう)!家庭内安全保障、父親は元気で会社に、子供は元気に、祖父母のケアを女性、それを家庭長がすると国家の福祉予算が減らせる=女性がただ働きで国家に奉仕させられて、それが半世紀続いてしまい、家庭長は今も残り、今も家庭長で頑張っている女性はいるが、なりたくない女性に家庭長を押し付けるのは問題。

 そして、国会議員の女性の少なさと、家庭長は関係あり、自民の選ぶ女性は家庭長はOK、キャリアウーマンはダメ、選択肢を自民は減らして、それが国会議員に女性の少ない理由。淳さん、自民から家庭を持たないキャリアウーマンは出世しないと説かれて、安藤さん、代々政治家の家に嫁いだ、家が名士、自民など有力者にしがみついたものしか生きられず、そして選挙には自己資金大変、お金、票、芸能人などそれのない女性は国会議員になれない。淳さん、それで政治に興味持てないと説かれて、安藤さん、女性はその壁を超えるのが困難、公募システム、候補者として選び、落選の際のケアも必要、それでないと女性議員は増えず、そして女性のことだけ優遇するなとオッサンは言うが、男性が24時間政治にコミットできたのは家庭長として女性を犠牲にしたため。そして議員数ではなく、候補者数で女性を少なくとも半分にして、有権者に選んでもらうべき。

 砂山さん、本を見て歴史の流れがわかり、そして家制度は自民党を近代化のため、欧米と異なる観点、福祉削減と様々なものが集まったと説かれて、安藤さん、根深く女性に壁。淳さん、女性議員が一人二人増えてもダメと説かれて、安藤さん、女性を家に縛り付けて男性がやりたい放題。砂山さん、世襲議員の多さも家制度に由来すると説かれて、安藤さん、今の自民を構成するものを研究した本で、こういう人を選んだ観点を知ってほしい。淳さん、それでいいではなく、構造にメスを入れるべき、大企業の取締役は全員オジサン、1割もいない、アメリカだと、何でも欧米がいいではないが、重役は人種、性別バラエティーに富んでいる、安藤さん、椅子取りゲーム、自分の牙城が荒らされるのは嫌で、オジサンの自己保身。ベテランの女性議員はたたき上げであり、ここまで頑張って、女性候補を増やすのに否定的、男性、女性の意識も変える、壮大な手術が必要。淳さんも参院選に出ろと言われたが、6年2期それでものを言えるようになるのを待つのは嫌、その口説き方をする党は嫌、そして12年いないとモノ言えない世界は嫌。安藤さん、最初は雑巾がけはおかしい、それに耐えてポストはおかしい、淳さん、若い世代の活路を開きたい、安藤さん、風通しをよくしたいとして、安藤さんの研究成果を知ってほしいとして時間になりました、以上、安藤優子さんのお話でした。