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その日の予想気温は37℃。炎天下を移動して大阪・松下の蕎麦を目指します。
都会ではお店が多いのに日曜営業の蕎麦屋を探すのが案外難しい。
美味しい蕎麦=ビジネス街に多いからかもしれません。
松下の蕎麦は小麦粉2割、玄蕎麦8割、あくまでも二八蕎麦に拘るとHPに載っています。
お蕎麦についてというページを見ると、石臼挽き・手打ち・・・どうしても食べたくなりました。
そして私が松下の蕎麦を食べてみたいと思ったのは、蕎麦のメニューが『ざるそば』のみという潔さ!だったからです。
すべては蕎麦に!
蕎麦の醍醐味をを味わうべく、蕎麦の前に冷たい清酒で喉を潤しました(笑)
極薄いグラスに入った醸し人九平治
抵抗なくすっと口に入ったあとに甘味がどんと出ますが、後口はすっと切れが好い。そんなお酒でございます。
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その日のメニューにはとり貝と分葱(わけぎ)のヌタがありましたので注文しました。
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そしてようやく真打登場です。
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まずはそのまま何もつけずにひとくち。
次は蕎麦に山葵をつけてひとくち。
蕎麦を十分に堪能してから、三口目にようやくツユにくぐらせていただきます。
蕎麦のほぼ切り揃えられた細さの中にほんの少々雑じる乱れた厚み。
切り立った角には優しい丸みがわずかにあって、それが口に入れた時のしなやかさを助けています。
茹でる水、洗う水にも拘ったところがこの口当たりに生かされてる!
そして、ツユは・・・醤油の厚みがあり、カツオ節がしっかり効いているものの鰹臭さがなく蕎麦を全然邪魔しない理想的なツユです。
写真撮ったり、蕎麦をじっとガン見したり、口に入れたとおもったら唸ったりしていたせいでしょうか、
店主が出て来て少しお話してくれました。
話が弾んでお師匠の高橋邦弘氏のことや、私も知っている同期のお店の話で盛り上がりました。
ちょっと怪しいオバサンから、蕎麦好きのオバサンに印象が変わってくれればよいが・・・
入り口の写真を撮り忘れたのですが、外から蕎麦を伸ばしたり切ったりするのが見えるようになっています。
近所に住んでいる人は毎日ように松下の蕎麦打ちを見れるんだ、いいなぁと思ってしまいました(笑)
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手打ち蕎麦 大阪 松下 →→→★★★
住所:大阪市北区鶴野町4番
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜日