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五山送り火 その3

6年ぶりに「五山送り火」にやってきました。blogの履歴を調べたら、2013年には前の日に銀閣寺さんの前で護摩木を納めてたんですね

下はその時の一コマ。



こちら↓は京大吉田キャンパスからの大文字です。


今年は残念ながら台風の接近で護摩木の受付けは中止 夷川で夕ご飯を済ませ、荒神橋から手を合わせました




さて、平安時代からともいわれる五山の送り火。神仏分離令(1868)後の廃仏毀釈とともに、一時府令により「無用の火を流すもの」「文明に進歩する児童の惑も生じ」として、1881年まで一時禁止されていた時期もありましたが、前の戦争中の1943年と44年は灯火管制や人手不足の理由で中止された年もあったと聞きます。
何新聞だったか忘れましたが、1943年8月16日の早朝、京都市立第三錦林国民学校の児童や父兄、そして地元住民ら2000人が、白い服装で、大きな白いハンカチ、布を持って、大文字山に登り「大」の字に並んで白い文字を描き出したことを、郷土愛から自然発生的に行われたように書いてありましたが、色々な資料を調べてみると、「戦意高揚」のための「健民体操」というのが実態で、そのため45年には混乱により「白い大文字」も描かれることはありませんでした。

やっぱりご先祖様をお送りするにも 平和な世の中であることが必要ですね。
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五山送り火 その2 「ろうじな」で夕ご飯

京都国立博物館の「寄託の名宝; 特別展」。宗達の風神雷神図をはじめ、狩野派の作品群…なかなか見ごたえがありました
上野の博物館の方が収蔵点数などは多いのかもしれませんが、あちこちのお寺さんから寄託されてるのは、土地柄京都の方が多いのかもしれないですね~
さて、20時からの送り火前の夕ご飯は御所南の「ろうじな」さん。

定番の酒肴3種盛りにはじまり、湯葉と青菜のお浸しや出汁巻き、、、









 
夏限定のお酒の数々も魅力的 … 
でも、、、あ~ 送り火の時間も迫っているし、、、


チョッピリ名残惜しい「ろうじな」さんです
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五山送り火 その1

昨日台風10号が過ぎてから、予定より1日遅れの京都での夏休み。
まずは、高倉通錦小路下ルの「さか井」さん。お店に入ると、直前まで仕込んでいた「名物」の穴子のいい香り
脂の乗った鯵や、今シーズンの食べ納めの鱧に気を取られて、写真は「暖簾」のみ


お腹を満たしてから、京都国立博物館で開かれている「寄託の名宝; 特別展」。






西往寺の「宝誌和尚立像」や、今年国宝に指定される「安祥寺の五智如来」などを鑑賞…



博物館併設の前田珈琲で美味しい珈琲をいただきました
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