散歩の途中でのスナップ。携帯替えてから普段の写真はiPhoneXs。 CanonEOS6D FUJI X70はサブに
散歩の途中で… お腹がすいたよ~♪
Gondola
バリ山行
松永K三蔵(まつなが・けー・さんぞう)の「バリ山行」は今年度上半期の芥川賞受賞作。
六甲山を舞台に整備された一般の登山道ではない、藪漕ぎをしながらルートを見つけて登ることを指す、「バリ(バリエーションルートの略)」山行ですが、純文学を対象とした芥川賞らしく、主人公(さえない建設会社の中途採用サラリーマン)の心理描写はなかなか。
一人で「バリ」に挑戦するくだりは一気に読めました。
2024年/講談社刊
「地べたから考える」
モノクロ版のゴジラ-1.0
CIVIL WAR
Cloud クラウド
黒沢 清監督の「Cloud クラウド」を観てきました。
菅田将暉演じる転売屋が自覚のないままばらまいた憎悪の種は、ネット社会の闇の中で急成長を遂げ、拡大する憎悪が闇サイトを通じた得体のしれない「集団」の狩猟ゲームの標的にされる…という普通の生活では理解しかねるストーリーを飽きさせることなくカメラを回した黒沢監督。
相米慎二の元で修業しただけのことはありますね!
ぼくが生きてる、ふたつの世界
「CODA=Children of Deaf Adultsの略/コーダ」と呼ばれる、耳がきこえない両親の下に生まれた聴者の子が生まれてから社会人になる軌跡を描いた、呉 美保(お みぽ) 監督の作品。
時系列を追って、主人公(大/吉沢 亮)の誕生から聞こえない親とその祖父母を含む家族の葛藤、そして自分が何をやりたいのか分からないまま上京していく、、、呉監督が描き出す「日本ならではのCODAの話し」
主役の吉沢も母親役の忍足亜希子も素晴らしかったが、聞こえる世界と聞こえない2つの世界の隔たりを改めて考えさせてくれる映画でした。
くらべて、けみして 校閲部の九重さん
新聞の記事を読んで図書館で借りた「くらべて、けみして 校閲部の九重さん」
特異な才能を持つ校閲者たちに取材した本作りにおける裏話を、漫画仕立てで楽しく読ませてくれますが、巻末の「校閲」の話しなど、本好きにはたまらない一冊
こいし ゆうか 著、協力/新潮社校閲部 他
2023年;新潮社刊
古本食堂 新装開店
作中、いまにも手に取りたくなるような「古典」の紹介に加えて、明日にでも訪れたい名店の数々…
夏バテ解消にお勧めの一冊かも
I AM A COMEDIAN
先週からユーロスペースで上映されている「I AM A COMEDIAN」を観てきました。
政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、テレビから消えたお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔のコロナ禍での苦闘や父の死と向き合いながらの3年間を追ったドキュメンタリー。
映画の最後の場面で相方の中川パラダイスがさりげなく登場するのが泣かせる佳作
ただ、シネコンの座り心地の良い椅子に慣れた体にはユーロスペースの椅子で2時間はちょっと厳しい
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