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三居稲荷神社の注連縄

20日の土曜日に行った酒田では、お目当ての土門拳記念館に行く途中、最上川手前の「山居倉庫」で小休止

倉庫の日本海側に並ぶ欅並木は 日本海からの強風と夏の西日をさえぎり、倉庫内の温度を一定に保つために植えられたもので、現在も41本が残っています。


また、屋根の断熱も考えられていて、妻側から見ると屋根が二重になっているのが分かります。

この倉庫群の西隣にある「三居稲荷神社」。 1893(明治26)年、この地に倉庫を建設するときに、以前からこの地にあった山居稲荷に 旧藩主酒井家の太郎稲荷と徳川家の禎祥稲荷の二柱を勧請し、「三居稲荷」と改名、倉庫の鎮守とした伝えられています。
 
目を引くのは 立派な注連縄
中央部が異様に膨らんだ形で、綺麗な飾り結びで結わえられている形は、酒田市内でも数か所見られるそうですが、北前船で繋がる津軽地方にもこれに似た注連縄があるそうです。 また、注連縄の奥に下がっているのは「鈴ひも」と呼ばれる「鰐口」などに下がっている紐と用途は同じですが、装飾性が高いもののようです

立派な注連縄や鈴ひもを見れば、庄内米を上方に運ぶ北前船で栄えた 往時の酒田が想像できます
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大塚天祖神社先のワイン厨房 「tamaya大塚」

昨日、買い物から帰ってきたら「長野と岐阜の県境の御嶽山が突然噴火」のニュースにビックリ
数十人の人が山頂付近の山小屋等に避難して救助を待っているようですが、人智を超えた大自然の猛威の前では、まだまだ人間は無力です。

写真はwebから


さて 先週の金曜日、家人が前からチェックしていた「ワイン厨房 tamaya」(大塚店)に行ってみました。 大塚は以前通勤していたこともあって 私にとっては馴染み深い場所の一つです。 
駅南口にある「天祖神社」の前を少し行くと、お目当ての「tamaya」

「普通」なら「とりあえずビール」というところですが、「ワイン厨房」ゆえに、口開けも泡は泡でも「シャンパーニュ」でいってみました



下の2枚は 「あて」にいただいた カポナータと、、、おつまみ3種盛り
どちらも 味・ボリュームともに◎



左から、、、ハム(ルッコラの下)と田舎風のパテに、鯖のエスカベッシュ


「次の一皿は~~」、、、、美味しそうな仔羊などもお品書きにあったのですが、「おつまみ3種盛り」の肉系が結構多かったので、今回はおとなしく魚。 
日替わりのお奨めにあった 「さわらのバルサミコソース」をお願いしました。

お店のキャパに比べて厨房が弱いのか?出てくるまでチョッと時間がかかって、お魚が熱々でなかったのはちょっぴり残念ですが、味はまぁまぁ〇

「仕上げ」のつもりでいただいたチーズ(色々種類がある中から癖のありそうなシェーブル)は、ドライフルーツに パンのスライスもついてきました。

こちらのパンはなかなか〇。 最初に頼んだ田舎風のパンもなかなか美味しく、追加で頼んだフランスパンも温めて供されるのはいいですね

ワインも国産の品揃えがないという点と、(今回は)厨房がチョッと弱いという点を除けば、お手軽な2000円台からオーパスワンまで豊富な品ぞろえで、是非再挑戦してみたいお店です。


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素材を活かして、庄内を皿に描く、、、  Al.che-cciano (アルケッチアーノ)

さて、今回鶴岡に行った目的は、「ソースを使わず、素材を活かして、庄内を皿に描く」をモットーにレストランを営む奥田さんのお料理。
奥田シェフとは昨年 「Hakuba de Al-che-cciano avec Vin a Yamagata」というイベントで彼のお料理をいただいて(その時も前日から泊まり込みで 庄内の食材も自ら運んでの気合の入れ様で、大変おいしかったのですが)、 是非 地元でも食べてみたい!と思っての庄内への旅

羽黒山や鶴岡市内の散策のあと、鶴岡駅からホームページの「上田沢・大鳥方面行き、アル・ケッチァーノ前下車 月山方向に向かって、徒歩1~2分」という案内と、大雑把な地図(下参照)に従って行ってみました。

バスの運転手さんが親切に道を教えてくれなければ、相当不安に思うくらい人気のない国道沿いの道を歩いた先の川のほとりに灯る明かりが 目指す「Al.che-cciano アルケッチアーノ」


予定より少し早目の到着でしたが、テーブルには「Shounai Al-che-cciano 」のナプキン

アル・ケッチァーノは、コース料理主体のレストラン。 季節だけではなく、その日の仕入れの状態によって当然メニューは変わります。
インターネットのHPに載っている「メニュー」も 「ほっとする在来野菜料理」とか「ハっとする現代野菜料理」や「ちょっとした庄内豚料理」「味覚が逆方向の味の庄内牛料理」などと何が出てくるか、まったく想像もできません。
今回いただいたのは、最近シェフがはまっているというコース料理で、『数多くのお皿を食べていただくために、いろんな技術とない頭を駆使します』とありました

さて 一皿目は「旬の秋刀魚と庄内麩」を使った前菜

お皿の左側には 酢でしめた秋刀魚に食用菊と栗を散らし 隠し味に辛子を使ってあります。 右にはカラッと揚げた庄内麩に皮目を炙った秋刀魚のトッピング。こちらは手でもっていただきます。

二皿目は 「平目と岩魚の燻製のテリーヌ仕立て」。

写真では分かりにくいのですが、地元月山ワインにも使われている「甲州ぶどう」を軽く炙って添え、香草に加えて香ばしく炙った皮もトッピング。
酸味の効いた甲州がオリーブオイルと出会うことによって ことさらにソースを使わずにドレッシングになるという趣向
平目と岩魚を一緒に食べるなんて、前に白馬ではいただきましたが、ここ(Al.che-cciano)でしか味わえませんね~

次のお皿は写真を撮るのを忘れてパクついてしまった、「八幡平サーモンとおかひじき」
白馬でも出た料理ですが、サーモンをもっとも美味しく食べられる温度が43°。 半生状態のねっとりとしたサーモンと、その骨が焦げることなくかつ軽い歯ごたえで食べられる最適の温度135°の取り合わせは美味
最初にいただいたワインが地元月山ワインの「Seibel 9110 sur lie」

切れ味のいい白ワインです
 
次のお皿(4皿目)は 庄内浜にあがったワラサに シシトウとトマト


ジックリ低温で加熱したワラサは「骨まで食べられる」と言われましたが、さすがに「骨」はチョッと固めでした
次のお皿も写真を忘れて 食べてしまいましたが、湯引きにした鯛(当然地元で上がった鯛です)に、山形名物の夏野菜と香味野菜を細かく刻み、醤油などで和えた「だし」と茗荷。
いかにも山形らしい取り合わせです。

6皿目は イタリアンらしい「カッペリーニ」の冷製


ただ、パスタと合わせているのが トマト+ 桃  両方一緒に口に運んで味わうと、トマトの酸味に桃の甘さ… 不思議なハーモニーです。

次のこちらも山形名物の「だし」風のトッピングの下にあるのは マグロ。


周りの黒い粒々は 竹炭に塩をまぶしたもので、一緒に食べると口の中がなんとなく爽やかな感じ・・・

8皿目は Al.che-cciano名物の「稚鮎と茄子」の一品




チョッとアップにしてみました  

鮎を載せて ジックリ天火で炙り、鮎の旨みを吸った茄子の美味しいこと! 頭から丸ごと食べられる鮎のワタの苦味もいいアクセントになっています。

次に出てきたのは、ボタンエビとダダチャ豆のリゾット。


山形名産のダダチャ豆は殻を外して、ボタンエビと一緒に口に含むと豆の甘さとエビの甘さにお米の甘さも加わって混然一体・・・
頭まで食べられるように じんわり火を通したボタンエビの足と殻はデザート代わりです。

10皿目は これも日本海ならではの ノドグロ


台に使われている長芋にはバルサミコ酢がしみていて、ノドグロに絡めてお皿の周りのオリーブオイルと一緒に口の中でのマリアージュ

ふと気が付くと、グラスにはキャンティ


ここで2皿目のパスタは 天然キノコのパスタ。

なんでも6~7種類のキノコが使われていて、一応名前は聞いたのですが、アルコールも入った頭では到底覚えていられるはずはありません。かろうじて一つだけ覚えていたのは、ピンク色のキノコの名前が「サケタケ」。名前のとおり、鮭の身の色に似ているところから名づけられたそうです。
お皿に散らされたフェンネルと一緒に食べると、フヮ~~~っと広がる香りは森の中にいるよう

次に登場したのが、「庄内豚」


緑の絨毯のようなバジルとナッツの上に ローストされた庄内豚と合わされたのは これも庄内産の西瓜。 ことわざに「豚に真珠」というのがありますが、「豚に西瓜」とはなかなか珍妙な組み合わせ。でも香ばしいナッツの食感とバジルの組み合わせは絶妙

お料理の締めは、やっぱりお肉。 ピンク色に火を通した「山形牛」に添えられるのは「そうめんかぼちゃのマリネ」



「そうめんかぼちゃ」は金糸瓜とも呼ばれますが、火の通し方がいいのでなかなか良い食感です。 添えられたナッツや竹炭の塩にマスタードをまぶしていただきました

さて、 コースの締めの「イタリアンドルチェ」

見た目はなんてことのない ダダチャ豆風味のロールケーキに 壺みたいな入れ物がチョッと変わったパンナコッタ。 
「半分ほど召し上がった頃にお声をかけてください」と言われ、バローロのグラッパをなめながら半分ほどいただいて声をかけると、スタッフが取り出したのが周りに霜が付いたステンレスの小さな容器と薄茶色の液体の入った小瓶。
ステンレスの器に入っていたのはバニラアイスで、一振りした小瓶の中身は3年醸造の本みりん。 言われるままにさっくり混ぜて口に運ぶと、、、なんと栗の味

最後まで楽しませてくれた Al.che-cciano でした
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鶴岡市内散歩

今朝も東京は晴れ 乾燥した空気に洗濯ものもよく乾きそうです 

さて、今回の旅行で初めて行った鶴岡市
顔の形に似た山形県の「鼻」の部分が鶴岡です。

鶴岡には、市内散策に先だって行った羽黒山をはじめ、新潟との県境の「あつみ」から「湯野浜」までの海岸線の温泉や、名峰月山の麓では「月山ワイン」。そして旧鶴岡の市内には庄内藩の面影を残す建築物群がありますが、それらの中で異彩を放っているのが 「鶴岡カトリック教会 天主堂」

明治36年に建てられた ロマネスク様式教会建築の傑作として国の重要文化財に指定された教会で、『ステンドグラスとは異なる独自の技法でつくられた「窓絵」や世界的にも珍しい「黒い聖母マリア像」は、国内ではこの教会でしかみられない』と、市観光連盟のHPにはあったのですが、その日は信者さんの葬儀の準備をしている様子でしたので 建物内の参観は見合わせました。

教会から少し歩くと、庄内藩酒井家が約250年来居城とした鶴ヶ岡城址。いまは「鶴岡公園」として整備され お濠や桜並木が綺麗。
その一角に建つのが、大正天皇の即位を記念して建てられた、オランダバロック風の窓とルネッサンス風のドームをあわせ持つ擬洋風の「大宝館(たいほうかん)」



かつては図書館として用いられ、いまは郷土人物資料展示室となっているそうですが、白く塗られた下見板張りと縦長の上げ下げ窓に、プロシアの兜のようにも見える赤いドームの独特な意匠の設計者が分からなかったのが、チョッと残念。

その先のお濠の向こうに見えるのは 「旧西田川郡役所」



先ほどの大宝館同様の木造2階建て、下見板張りと縦長の上げ下げ窓に、2層の塔屋を載せた独特のデザイン。明治14年建造で、明治天皇が東北御巡幸のおり、鶴岡の行在所となった由緒ある建物です。

この一角は、鶴ヶ岡城の三の丸にあたり、かつては藩主の御用屋敷があった場所で、「御隠殿」と呼ばれる藩主の隠居所の一部と旧藩主酒井氏の庭園に加えた広大な敷地を利用して旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署庁舎、旧渋谷家住宅が移築され、「公益財団法人 致道博物館」が管理しています。


普段の性格でしょうか、旅行の際などは 結構まめに旅先の観光名所などを調べていくのですが、今回はチョッとぬかって、鶴岡が映画のロケ地として有名なことを 旅先のツアコンの説明で知りました。 東京に帰ってから調べたら、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」「武士の一分」「蝉しぐれ」…に、「おくりびと」などのロケ地巡りのガイドもあるのを「発見」


駅近くの市街地にある工場跡のような建物は 「鶴岡まちなかキネマ」。

通称「まちキネ」と呼ばれる映画館で、元は福井県に本社のある絹織物の「松文産業」の「旧鶴岡工場」。昭和初期建築の木造平屋瓦葺きの工場が持つ特徴を活かして再生したもので、2010年に次世代の基準となる作品を評価し、建築デザインの発展を目的とする国際建築賞「リーフ賞」を受賞しています。

この後紹介する「アルケッチァーノ」のための鶴岡泊としましたが、それ以外にもなかなか趣きのある鶴岡市。 次回は桜の時季にでも のんびり散策してみたい街です。
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「海の正倉院」  宗像大社 国宝展

今日の東京は気持ちよく晴れ渡っています。

朝のうちに家事を済ませ、開催中の「宗像大社 国宝展」にやって来ました。
会場の出光美術館はお堀端の帝劇ビル9階で、ラウンジからは皇居がぐるりと見渡せます。

「宗像大社」は、沖ノ島の「沖津宮(おきつぐう)」、筑前大島の「中津宮(なかつぐう)」、宗像市田島の「辺津宮(へつぐう)」の三社の総称ですが、今回の目玉は 玄界灘に浮かぶ絶海の孤島・沖ノ島の20数箇所の祭祀遺跡から発掘された遺物。


沖ノ島は九州本土から約60km。

「神の島」と呼ばれ、島全体が御神体です

今でも女人禁制の伝統が守られていて、男性でも毎年5月27日以外の上陸は基本的に許されていないそうです。
4世紀頃から大陸との交通の要衝で、「海の正倉院」の別名もある「沖ノ島」。 精緻な加工が施された黄金の指輪や三角縁神獣鏡など、奈良の正倉院展に勝るとも劣らない 目を瞠る国宝の数々でした!

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出羽三山の・・・羽黒山

昨日は台風崩れの低気圧が抜けたため、時折り強い雨に見舞われましたが、今日の東京は晴れ
朝から洗濯日和りです

さて 以下、先週の金曜に行った、羽黒山五重塔の続きです。
出羽三山とは、月山・湯殿山・羽黒山の庄内地方3つの山岳信仰・修験道の総称で、今回訪れた羽黒山山頂にある「三神合祭殿(さんじんごうさいでん)」には その三神が合祀されています。

二の鳥居の先の 随神門(ずいしんもん)から先は出羽三山の神域




引き締まった空気感のある石段と 苔むした杉の巨木に 思わず襟を正してしまいそう


苔むした石畳の道を歩くと、ほどなく祓川。
昔 三山詣での人たちはここで水垢離をしてから、2000段以上の坂道を登って行ったそうです。
祓川の対岸の滝は「須賀の滝」


三神合祭殿への本格的な登り道(一の坂)の手前の木立に立つ五重塔




素木造り、柿葺、五層の優美な塔は600年前、庄内領主で羽黒山の別当であった武藤(大宝寺とも称する)政氏の再建と伝えられ、国宝に指定されています。

塔から一の坂への石畳の道の脇の石仏群

頂きの三神合祭殿までの2446段といわれる石段と樹齢約350年~500年の杉並木はミシュラン・グリーンガイドの三ツ星。



バスの関係で 三神合祭殿は見送って、麓の茶店で山形名物の「玉こんにゃく」に舌鼓

天気に恵まれたので、市内に戻って観光協会の貸自転車で市内を散策しました


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焼き餃子の予定が、、、オムライス @Kitchen Oh!Way

今日の東京は曇り空。台風16号は温帯低気圧になりましたが、西日本を中心に大雨や洪水の警報が出されています。

先週の金曜は週休日。土日を挟んだ月曜は休暇で火曜は秋分の日という「5連休」をとったので、さすがに仕事が溜まっています  そんな訳で 1時からチョッと遅めの昼休み。
久しぶりに「焼き餃子」でも…と思って、空模様を気にしながら「東亭」に行ったところが…臨時休業。 やむを得ず、春日通り沿いの「Kitchen Oh!Way」にやって来ました。

夏場は暑くて 職場に近いところやコンビニでランチを済ませることも多いので、Oh!Wayも久しぶり
何にしようか、チョッピリ迷ったあとでお願いしたのが、午後1時以降限定の「牛スジシチューかけ ふわとろオムライス」

まずは、レタスたっぷりのシーザーサラダ


サラダのあとで出てきた「オムライス」
名前のとおり ふわふわ玉子に トロ~リ煮込まれた牛筋シチューがたっぷり


トマトの角切りを口直しにしながら 美味しくいただきました。

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笹川流れ

19日からの「チョッと遅めの夏休み」。10:14に大宮を発車したMaxとき307号は、オール2階建の新幹線。16両編成の定員は1,634人で高速鉄道車両としては名前のとおり世界最大級です
1997年の運行開始から15年を経たあたりから徐々に廃車され、一部の報道では2016年を目途に全廃と報じられたこともありますが、 真偽のほどは…

さて、新潟駅で乗り換えた「きらきら うえつ」は4両編成のうち1両がラウンジ・カーの快速列車で、ゆったりとしたシートからの眺望もなかなか


ラウンジでは「利き酒セット」という、新潟や荘内地方の地酒3種+おつまみに地元名産の「鮭の焼き漬」が付いたセットが販売されています

(右は新潟駅の駅弁
この中から選ぶと(販売員さんにもよるんでしょうが)、揺れる車内で枡一杯まで なみなみと注いでくれます
ラウンジのボックスは先客で一杯だったので、カウンターで立ち飲み

村上駅を出て少し走った頃、遥か海上に薄っすら見えるのは、佐渡島。  さらに少し北上し、羽越本線の桑川駅のあたりから、目の前に「粟島」が見えてきます。


車内の揺れのせいか、いつもよりお酒の廻りが早いような気もしますが、目の前を笹川流れの奇岩が過ぎていきます






「笹川流れ」の『笹川』とは、1889年まで存在した「笹川村」(現・村上市笹川)で、この笹川より沖合いの岩場まで潮流が見られたことが名の由来とされています(この部分 Wikipediaより)が、かつて羽越線を蒸気機関車が走っていた頃は、美しい岩場をバックに走り抜ける列車の撮影ポイントでした

お弁当も片付き お酒の具合もよくなった頃、最初の目的地「鶴岡」に着きました。


鶴岡駅近くのホテルに荷物を預け、バスで羽黒山に向かいます。



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タケダワイナリ-のシャルドネ

天童で足湯を楽しんだあと 各駅停車で山形で乗り換えて、タケダワイナリ-に やって来ました。

最寄駅の「茂吉記念館前」は、某TV番組の「秘境駅」に出てきそうな、車も入れないヒッソリとした無人駅です



ただ、山形新幹線が通る関係で、レールはチョッと幅広の1435mmの標準軌
車内に「足湯」を設けた 『とれいゆ つばさ』が颯爽と通過していきます

車両通行禁止の細い砂利道を少し上った県道には 蕎麦畑。 一面の蕎麦の花の向こうに 蔵王が見えます。


さらに10分ほど坂を上ったところが、「タケダワイナリー」

ふり返ると葡萄棚の向こうに蔵王連峰

ワイナリ-では ちょうど前日の仕込みのあとで洗浄中の「除梗機」(房の中でブドウの実をつけている枝の部分を「梗」と言いますが、この機械の中の穴の開いたドラムが回転するときに、ブドウの実は外れて穴から出て、邪魔な「梗」が手前に出てくる仕掛け)や、地下のセラーなども見せていただき、家人へのお土産に1本分けていただきました。




ワイナリーからの帰り道。 遠く蔵王の手前に咲き乱れるのはコスモス。


これから 葡萄の収穫季。 天気に恵まれ、いいワインになりますように


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朝の天童で、、、足湯

天童は 快晴! 雲一つなく 晴れ渡っています

習慣で、いつもの起きる時間に目が覚めてしまったので、温泉街にある「足湯」で一服




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