約４０年振りに同窓会が開催されました。大阪の大学だったので、大阪まで日帰り行って来ました。理学部の化学科のクラス会でした。
土曜日でしたが、建物内を職員の方が案内してくださりました。幹事が手配してくれていました。建物は耐震構造の補強と内部が改装されていました。学習実験室の場所は同じでした。４０数年前を思い出しました。実験の開始日を間違えて、１日遅れで参加したために器具が不足したのを思い出しました。
大学構内には多くの新しい建物が建っていました。大学の博物館も新しく建っており、館内を見学しました。
時間があったので、下宿先も訪ねてみましたが、名前も代わっていて、家も新しく建て替えられていました。
大学周辺には、当時からあった古本屋、自転車屋がありました。パチンコ屋は２店あったのが１点はなくなっていました。映画館もなくなっていました。そのままのところもあれば、変わっているところもたくさんありました。
化学科は入学時には４９人でした。卒業したのは転校、留年などもあり４０人くらいでした。今回、２０人が集まりました。
卒業した時は、化学科だったのでオイルショックの影響をもろに受け就職先がほとんどありませんでした。公務員・教員試験、大学院の試験も前年の３倍になっていました。同級生の就職先も大きな会社には就職できなかった人も多かったです。大学院に落ち、１年後に大学院に入った人、学校の先生になった人と様々でした。学校の先生も３年受け続け、ようやく正式採用された人もいました。
関東に住んでいる人は１／３ほどいて、私と同じ市内に住んでいる人もいました。就職したが、会社勤めが合っていなくて同じ大学の医学部に編入試験を受けて、医者になった人もいました。残念なことに連絡がつかなくなっている人もいました。
思っていた以上に、雇用継続を選択せずに６０歳で定年退職している人が多かったです。何とか生活できるので、やりたいことをやって行こうと思っている人が多かったです。
４０年の重さを感じました。それとともに、ここまで生きてこられたことに感謝の気持ちが強くなりました。
出かけるまでは、親しくしている人がいなかったので気が重たかったのですが、参加して良かったです。