「神の手の提言―日本医療に必要な改革―」 福島孝徳著
病気の目利きは医者、医者の目利きは患者
どの医者を選ぶかによって、自分の寿命も決めてしまうことが実感として伝わって来ました。大学教授の中に、自分の技術以上の手術をやって、患者が病気が治らずに、後遺症や寝たきりになっていた患者が、福島先生に救いを求めて来るケースが後を絶たないそうです。手術をしてはいけない医師が手術をしている現実があります。
日本の医療への提言
1. 正しい道徳・倫理観を持つ医師を増やす
2. 厚生労働省の超低医療費政策を改善する
3. 大学の悪しき医局講座制を抜本改革する
4. 名医が育つ医学生教育、卒業医師教育カリキュラムにする
5. 医師の労働環境、経済状態を外国並みにレベルアップする
6. 病院の企業努力が認められるシステムにする
7. 欧米並みの迅速な許認可制度をすすめる
8. 医療福祉を実践しつつ、医療にはお金がかかることを国民のみなさんに理解していただく
9. 混合診療を認める
10. 脳外科医に正しい術式、進んだ治療法を学んでもらう
11. 官公庁の税金無駄遣いをやめさせる
厳しい改革を提案されているからか、厚生労働省や大学病院の一部からは無視されているようで、福島先生の手術を見学に行くことを認めてくれない大学もあるとのことです。
しかし、 患者を助けることで患者からの要望で日本でも幾つかの病院で先生のお弟子さんがやっている病院や福島先生がやっている病院があります。
塩田病院附属 福島孝徳記念病院
医療法人将道会 東京クリニック
医療法人 孝仁会 釧路孝仁会記念病院
医療法人社団森山医会 森山記念病院
医療法人 信愛会 畷生会脳神経外科病院
医療法人財団 池友会 新小文字病院 など