韓国国会大揺れ 産経前ソウル支局長起訴めぐり「処罰軽い」「国益損ねた」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141015/frn1410151157001-n1.htm
韓国国会が紛糾している。朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして、ソウル中央地検が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴した問題をめぐり、野党が「韓国のイメージ低下につながり、国益に反する」と批判しているのに対し、与党は「当然の措置」などと主張しているのだ。
激しい論議は、前支局長の在宅起訴が決まった8日以降続いている。国際社会が「韓国=言論弾圧国家」などと指摘しているためだ。
韓国メディアによると、最大野党、新政治民主連合の朴智元(パク・チウォン)議員(元文化観光相)は13日、国会での法務省への監査委員会で「韓国が言論の自由のない国であることを世界に広めてしまった。不必要な行為だ」と、起訴を強く批判した。
さらに、「朴氏が(旅客船沈没事故の当日)7時間も所在不明だったとの問題を各国メディアが報じた。むしろ、(誤った判断をした)検察を起訴すべきではないか」と訴えた。野党議員からは「(大統領の名誉を守るため)韓国の国益を損ねてしまった」との主張が続いている。
これに対し、与党セヌリ党側は「当然の処分」との意見のほか、「なぜ在宅のままなのか。在宅起訴は外国人記者への優遇措置であり、処罰としては軽い」などと反論している。
朴議員ら野党は左派系で、歴史認識をめぐって産経新聞には日ごろから批判的だ。今回の起訴で、その産経新聞が“言論弾圧の被害者”となり、同時に韓国の国際的なイメージを低下させたわけで、「二重の逆効果を招いた」としている
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141011/frn1410111530002-n1.htm
権力による言論弾圧ともいえる暴挙に、米国務省のサキ報道官は「韓国の法律に懸念を有していることは既に明らかにしている」と発言。
国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官も、「われわれは普遍的な人権を擁護するため、報道の自由を尊重する側に立っている」と強い懸念を示すなど、世界中から批判が集まっている。
感想;
今回の在宅処分による、報道の自由に関して世界から批判がでることを事前に予測した上で選択しているのなら、それはそれで一つの考えで行動したことになります。一方、予測できずに行動したなら、読みが不足していたことになります。
朴大統領の名誉棄損のために逮捕ですが、逮捕したことで名誉は回復したのでしょうか?返って、朴氏が(旅客船沈没事故の当日)7時間も所在不明だったことを世界に発信してしまいました。
芸能人も多くの場合名誉棄損的な記事があります。裁判で訴える。無視するなどの選択肢があります。無視することは必ずしも記事を肯定しているわけではありません。
一般社会でも、周りに正しく理解されることはなかなか難しいです。正しく理解して欲しいと願いますが、正しく理解して貰うには、普段の行動から判断して貰うことなのでしょう。
「バカと喧嘩するな。周りから見るとどちらがバカかわからない」。ひどいことを言ってきた人がいた時に、いつも思いだす言葉です。相手にしないことを選択するようにしています。やはり言われると感情的には気分は悪いですが。自分の気分の問題は自分が解決できますから。悪く言う人に悪く言わせないことは難しいです。それより、自分をよく知ってくれる人を増やすことの方ができることです。
昔、私がいない会議で、ある宿題を私がやることになっていたが、私がやっていないと問題になったそうです(その宿題は聞いたこともなく事実ではありませんでした)。その会議に私をよく知ってくれている人がいて、「**さんはそんなことをする人ではありません」と強く言ってくれたそうです。結局、その会議の責任者から私に確認はありませんでした。本人に確認してくれればよいのですが、本人に確認なく噂されます。