http://news.livedoor.com/article/detail/10322498/2015年7月8日 日刊ゲンダイ
W杯決勝は、米国が“地元の利”を生かし、あっと言う間に試合を決めてしまった。
隣国カナダでの開催とあって、スタンドは米国サポーターで埋まった。熱狂的な応援を背に受けた米国は、キックオフと同時に一気呵成に攻め込んできた。思うに米国選手は「難しいシュートを打ってみたら、次々に入ってしまった」といった感覚だったはずだ。
なでしこたちは、優勝した前回ドイツW杯の主力が多く残っていた。経験値の高い選手をそろえながら、前半16分までに4失点を食らい、選手は完全に浮足立ってしまった。局面でのプレーもやや緩慢だった。確かに11年ドイツW杯と比べるとボールへの寄せ、機動力、攻守の切り替えスピードなど「あぁ、4年が経過したんだな」という印象も否めなかった。
しかし、なでしこの選手たちは本当によく頑張った。世代交代が進まなかったことで「選手層が薄い」と言われるが、若手がだらしないというよりも中堅、ベテランに実力者が多く、彼女たちが大きな壁となって立ちはだかり、越えられなかったという側面もある。
前半27分にFW大儀見が1点を返し、なでしこの流れになりかかろうとした33分、36歳のベテランMF澤が投入された。
切り札を早い時間で使ったことに賛否両論あるみたいだが、佐々木監督の気持ちも分からないではない。チーム全体が混乱をきたし、澤の投入でチームを落ち着かせようとしたのだ。ベストのタイミングだったのか? はさておき、指揮官としては「入れざるを得ない状況だった」のだろう。
■日本女子サッカーをより活性化させるために
その澤が、米国戦後のインタビューで「最後のW杯として臨んだ。悔いなくやれた」とコメントした。もっとも、二度と日本代表のユニホームを着ないというわけではないみたいだ。来年夏のリオ五輪には「招集されたら出てみたい」と話しているからである。
しかし、偉大なレジェンドだからこそ、澤に対して「ご苦労さま。もう十分に日の丸をつけて頑張ってくれた。ここで代表に別れを告げ、後進に道を譲るべきじゃないだろうか」と言いたい。
優勝を逃して監督、コーチ、関係者、もちろん選手たちは悔しい思いでいっぱいだろう。その悔しさを何にぶつければいいのか? 4年後のW杯に向けて何をなすべきなのか? を真剣に考えないといけない。
もちろん若手有望株の押し上げは急務だし、世代交代も推し進めていかないといけない。
そのためには――。なでしこの象徴である澤が、第一線から退くことで「何かが生まれ、何かが変わり、それが大きなうねりとなって」女子サッカーが活性化するような気がしてならない。
澤とは個人的に親しくさせてもらい、彼女が人間的な魅力にあふれていることも知っている。
どうやら監督業には興味がないようだが、選手や指導者という立ち位置じゃなくても、澤にしか出来ないことは、サッカー界にたくさんある。
最後にもう一度。「本当にご苦労さま」(釜本邦茂/日本サッカー協会顧問)
感想;
引退は澤選手が決めるものだと思います。後進に道を譲るのではなく、後進が先輩を追い越していくものではないでしょうか?
澤選手は周りの声を気にせずに、自分の納得する道を選んで欲しいと思います。
当時、女子選手がサッカーをする前例がない時代に、彼女が前例となってやってこられました。
これからも後輩の前例としてやって欲しいと思います。
女子は銀メダルでした。男子サッカーは世界ランキング150位の相手に引き分けでした。
是非、強くなって欲しいと思います。
W杯決勝は、米国が“地元の利”を生かし、あっと言う間に試合を決めてしまった。
隣国カナダでの開催とあって、スタンドは米国サポーターで埋まった。熱狂的な応援を背に受けた米国は、キックオフと同時に一気呵成に攻め込んできた。思うに米国選手は「難しいシュートを打ってみたら、次々に入ってしまった」といった感覚だったはずだ。
なでしこたちは、優勝した前回ドイツW杯の主力が多く残っていた。経験値の高い選手をそろえながら、前半16分までに4失点を食らい、選手は完全に浮足立ってしまった。局面でのプレーもやや緩慢だった。確かに11年ドイツW杯と比べるとボールへの寄せ、機動力、攻守の切り替えスピードなど「あぁ、4年が経過したんだな」という印象も否めなかった。
しかし、なでしこの選手たちは本当によく頑張った。世代交代が進まなかったことで「選手層が薄い」と言われるが、若手がだらしないというよりも中堅、ベテランに実力者が多く、彼女たちが大きな壁となって立ちはだかり、越えられなかったという側面もある。
前半27分にFW大儀見が1点を返し、なでしこの流れになりかかろうとした33分、36歳のベテランMF澤が投入された。
切り札を早い時間で使ったことに賛否両論あるみたいだが、佐々木監督の気持ちも分からないではない。チーム全体が混乱をきたし、澤の投入でチームを落ち着かせようとしたのだ。ベストのタイミングだったのか? はさておき、指揮官としては「入れざるを得ない状況だった」のだろう。
■日本女子サッカーをより活性化させるために
その澤が、米国戦後のインタビューで「最後のW杯として臨んだ。悔いなくやれた」とコメントした。もっとも、二度と日本代表のユニホームを着ないというわけではないみたいだ。来年夏のリオ五輪には「招集されたら出てみたい」と話しているからである。
しかし、偉大なレジェンドだからこそ、澤に対して「ご苦労さま。もう十分に日の丸をつけて頑張ってくれた。ここで代表に別れを告げ、後進に道を譲るべきじゃないだろうか」と言いたい。
優勝を逃して監督、コーチ、関係者、もちろん選手たちは悔しい思いでいっぱいだろう。その悔しさを何にぶつければいいのか? 4年後のW杯に向けて何をなすべきなのか? を真剣に考えないといけない。
もちろん若手有望株の押し上げは急務だし、世代交代も推し進めていかないといけない。
そのためには――。なでしこの象徴である澤が、第一線から退くことで「何かが生まれ、何かが変わり、それが大きなうねりとなって」女子サッカーが活性化するような気がしてならない。
澤とは個人的に親しくさせてもらい、彼女が人間的な魅力にあふれていることも知っている。
どうやら監督業には興味がないようだが、選手や指導者という立ち位置じゃなくても、澤にしか出来ないことは、サッカー界にたくさんある。
最後にもう一度。「本当にご苦労さま」(釜本邦茂/日本サッカー協会顧問)
感想;
引退は澤選手が決めるものだと思います。後進に道を譲るのではなく、後進が先輩を追い越していくものではないでしょうか?
澤選手は周りの声を気にせずに、自分の納得する道を選んで欲しいと思います。
当時、女子選手がサッカーをする前例がない時代に、彼女が前例となってやってこられました。
これからも後輩の前例としてやって欲しいと思います。
女子は銀メダルでした。男子サッカーは世界ランキング150位の相手に引き分けでした。
是非、強くなって欲しいと思います。