衆議院で強硬採決され、参議院に送られました。
参議院は自民党では過半数の議席はなく、公明党の議席を加えて過半数を超えている状況です。
参議院で採決されないと、衆議院に戻されて2/3の議決で承認される60日ルールがあります。
今後の集団的自衛権の行方は以下の4項目を注目する必要があると説明されていました。
1)内閣支持率の行方
最近の毎日新聞の調査では、安倍内閣 支持率 35% 不支持率 51%であり、これがその後どうなるか。
安倍内閣は国民の反対意見が多かった新国立競技場の件が、安倍内閣不支持に拍車をかけることと懸念しての見直しをした。
2)良識の府(参議院)
来年参議院選挙を控えているので、改選の議員は選挙区に戻って、支持者がどう考えているかに影響されるのではないだろうか。
良識の府としての存在、衆議院と同じであれば参議院不要論が出てくる。衆議院のような党議拘束ではなく、一人ひとりが判断すべきではないか。
3)野党の足並み
民主党の指導者の中にも自民党と同じような考え方の人がいる。民主党内でもよく議論が必要で、反対だけでなく対案を出す必要がある。
野党も一枚岩ではない。
4)公明党の判断
ここにきて創価学会の中からも、意見が出てきている。平和の党を標榜する公明党として国民の多く(世論調査では2/3が反対)が反対していることにどう対応して行くのか。
感想;
説明を受けてなるほどと思いました。説明の中で、「自民党の中から造反議員が少しは出るかと思ったが出なかったのは驚いた」と発言がありました。
今の自民党は、政府方針に自由に意見が言えないようです。新国立競技場はゼロベースでの見直し発言が安部首相からあると、ようやく何人かが、自分も見直しがよいと思っていたと発言する人がいました。
発言の中で、安倍首相の繰り返しの説明は曖昧で説明になっていない、はっきりと「集団自衛権は米国と一緒に戦争をできる法律です」と明言して、議論を進めるべきとの発言がありました。まさに、米国と一緒に戦争をすることを国民が望んでいるかどうか、その法律が憲法9条に違反しているかいなかを議論すべきだと。
小泉進次郎氏の強行採決後のコメントを聞いていて、頭がよい人だなと思いました。安倍首相のやり方を暗に批判して国民の支持を得ながら、かつ直接的な批判をしていないので自民党から問題にされないぎりぎりのコメントでした。ご自分の人気を維持しながら、かつ自民党の拘束から違反しないように、次、次の次をめざしておられるのでしょう。
毎日新聞の世論調査では、35%が安倍首相支持です。美輪明宏さんの言葉を借りたら、「戦争になったら、真っ先にこの35%の人は戦争に参加あるいは子どもたちを戦地に送り込むのがよい」となるのでしょう。きっと、まさか戦争になんかならないと思っておられるのではないでしょうか。日本が戦争になってしまったのは、まさにそう思った国民が多かったからでした。その時に抗議活動をせずに、戦争が始まり、反対したい時はもう反対できない状況になっていました。憲兵が反対する人を見つけては引っ張って行ったと言われています。ヒトラーが戦争に進んだこと、ユダヤ人を600万人も虐殺したのもまさに、気付いた時は反対できない状況で、反対した人は殺されてしまいました。
公明党の山口代表が、平和を願う公明党がいることで、自民党の法案をよいものにしたとの発言がありました。創価学会がこのままだということは、安倍首相指導の集団的自衛権に賛成ということになります。創価学会の教えは戦争のリスクを高めることではないと思っています。
戸田城聖二代目会長著「人間革命」を読むと、人として素晴らしい方です。日蓮の教えを多くの人に伝えること、人の幸せを追究されて来られたように思いました。
初代会長は刑務所で獄死させられていますので、まさに今の創価学会の基礎を築き大きくされた方です。良い世の中にするには政治の世界にも参加しないとよくならないと考え選挙に送り込んだのも、戸田城聖氏でした。池田会長の素質を見抜き、まだ海のものとも山のものとも分からい時に自ら指導して育てられたのも戸田城聖氏でした。日蓮宗の素晴らしさを伝えるために、折伏(しゃくふく)”と言う手法で相手の信じている宗教の矛盾点や日蓮宗のすぐれていることを広めて行ったので、一部からは攻撃的な宗派と見られていますが、それもよいも”のを伝えるためのもので、戦争のリスクを高める考えはまったくないと思っています。注)
戸田城聖氏が今生きていらっしゃったら、創価学会、公明党が多くの国民が反対していることを無理に急いで推し進めることにどう思っておられるのだろうか?と想像してしまいました。「人間革命」から知る戸田城聖氏なら、もっと時間をかけられ十分議論をだされたただろうと思いました。それと周りの声を聴かれる方でもあったように「人間革命」を読んで思いました。
注)ウィクペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E4%BC%8F
当時の学会員は「折伏教典」を片手に、片っ端から折伏した。折伏経典は割合世俗派の日蓮宗各派、天台宗、真言宗、禅宗、念仏宗、キリスト教などありとあらゆる宗教哲学を徹底的に批判・断罪した内容であった。この折伏教典は創価学会独自のもので、現在は刊行されていない。
参議院は自民党では過半数の議席はなく、公明党の議席を加えて過半数を超えている状況です。
参議院で採決されないと、衆議院に戻されて2/3の議決で承認される60日ルールがあります。
今後の集団的自衛権の行方は以下の4項目を注目する必要があると説明されていました。
1)内閣支持率の行方
最近の毎日新聞の調査では、安倍内閣 支持率 35% 不支持率 51%であり、これがその後どうなるか。
安倍内閣は国民の反対意見が多かった新国立競技場の件が、安倍内閣不支持に拍車をかけることと懸念しての見直しをした。
2)良識の府(参議院)
来年参議院選挙を控えているので、改選の議員は選挙区に戻って、支持者がどう考えているかに影響されるのではないだろうか。
良識の府としての存在、衆議院と同じであれば参議院不要論が出てくる。衆議院のような党議拘束ではなく、一人ひとりが判断すべきではないか。
3)野党の足並み
民主党の指導者の中にも自民党と同じような考え方の人がいる。民主党内でもよく議論が必要で、反対だけでなく対案を出す必要がある。
野党も一枚岩ではない。
4)公明党の判断
ここにきて創価学会の中からも、意見が出てきている。平和の党を標榜する公明党として国民の多く(世論調査では2/3が反対)が反対していることにどう対応して行くのか。
感想;
説明を受けてなるほどと思いました。説明の中で、「自民党の中から造反議員が少しは出るかと思ったが出なかったのは驚いた」と発言がありました。
今の自民党は、政府方針に自由に意見が言えないようです。新国立競技場はゼロベースでの見直し発言が安部首相からあると、ようやく何人かが、自分も見直しがよいと思っていたと発言する人がいました。
発言の中で、安倍首相の繰り返しの説明は曖昧で説明になっていない、はっきりと「集団自衛権は米国と一緒に戦争をできる法律です」と明言して、議論を進めるべきとの発言がありました。まさに、米国と一緒に戦争をすることを国民が望んでいるかどうか、その法律が憲法9条に違反しているかいなかを議論すべきだと。
小泉進次郎氏の強行採決後のコメントを聞いていて、頭がよい人だなと思いました。安倍首相のやり方を暗に批判して国民の支持を得ながら、かつ直接的な批判をしていないので自民党から問題にされないぎりぎりのコメントでした。ご自分の人気を維持しながら、かつ自民党の拘束から違反しないように、次、次の次をめざしておられるのでしょう。
毎日新聞の世論調査では、35%が安倍首相支持です。美輪明宏さんの言葉を借りたら、「戦争になったら、真っ先にこの35%の人は戦争に参加あるいは子どもたちを戦地に送り込むのがよい」となるのでしょう。きっと、まさか戦争になんかならないと思っておられるのではないでしょうか。日本が戦争になってしまったのは、まさにそう思った国民が多かったからでした。その時に抗議活動をせずに、戦争が始まり、反対したい時はもう反対できない状況になっていました。憲兵が反対する人を見つけては引っ張って行ったと言われています。ヒトラーが戦争に進んだこと、ユダヤ人を600万人も虐殺したのもまさに、気付いた時は反対できない状況で、反対した人は殺されてしまいました。
公明党の山口代表が、平和を願う公明党がいることで、自民党の法案をよいものにしたとの発言がありました。創価学会がこのままだということは、安倍首相指導の集団的自衛権に賛成ということになります。創価学会の教えは戦争のリスクを高めることではないと思っています。
戸田城聖二代目会長著「人間革命」を読むと、人として素晴らしい方です。日蓮の教えを多くの人に伝えること、人の幸せを追究されて来られたように思いました。
初代会長は刑務所で獄死させられていますので、まさに今の創価学会の基礎を築き大きくされた方です。良い世の中にするには政治の世界にも参加しないとよくならないと考え選挙に送り込んだのも、戸田城聖氏でした。池田会長の素質を見抜き、まだ海のものとも山のものとも分からい時に自ら指導して育てられたのも戸田城聖氏でした。日蓮宗の素晴らしさを伝えるために、折伏(しゃくふく)”と言う手法で相手の信じている宗教の矛盾点や日蓮宗のすぐれていることを広めて行ったので、一部からは攻撃的な宗派と見られていますが、それもよいも”のを伝えるためのもので、戦争のリスクを高める考えはまったくないと思っています。注)
戸田城聖氏が今生きていらっしゃったら、創価学会、公明党が多くの国民が反対していることを無理に急いで推し進めることにどう思っておられるのだろうか?と想像してしまいました。「人間革命」から知る戸田城聖氏なら、もっと時間をかけられ十分議論をだされたただろうと思いました。それと周りの声を聴かれる方でもあったように「人間革命」を読んで思いました。
注)ウィクペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E4%BC%8F
当時の学会員は「折伏教典」を片手に、片っ端から折伏した。折伏経典は割合世俗派の日蓮宗各派、天台宗、真言宗、禅宗、念仏宗、キリスト教などありとあらゆる宗教哲学を徹底的に批判・断罪した内容であった。この折伏教典は創価学会独自のもので、現在は刊行されていない。