http://news.goo.ne.jp/article/fminyu/nation/fminyu-12496162.html福島民友
飯舘村で2011(平成23)年4月に大久保文雄さん=当時(102)=が自殺したのは原発事故が原因だとして、東京電力を提訴する準備を進めていた遺族3人が東電に慰謝料など約6000万円の損害賠償を求めて29日に、福島地裁に訴えを起こすことが27日、遺族側弁護団への取材で分かった。原発事故が原因で自殺したとして遺族が東電に賠償を求める訴訟は4件目。
提訴するのは、文雄さんの長男一雄さん(故人)の妻美江子さん(62)と孫2人の計3人。
弁護団と美江子さんによると、文雄さんは同村が計画的避難区域に指定されることを知った翌日の11年4月12日未明、自宅で首をつって自殺した。
文雄さんは体に不自由なく、食事や着替えも自分でできるほど元気だったという。自殺する前日の11日、自宅のテレビで同村が同区域に設定されるとのニュースを見ながら、「ここ出なきゃなんねのか。おらはここにいてぇな。ちっと長生きしすぎたかな」と漏らしていたという。
美江子さんは「原発事故がなければ、まだ元気でいたのではと思うとやりきれない。高齢だったからこそ、一瞬一瞬が大切だった。じいちゃんの無念を晴らしてあげたい」と話した。
感想;
原発を導入するということは今回のような事故のリスクを抱えています。誘致した福島県は地元はリスクを取る代わりに、さまざまな助成金を受けて来ました。
避難勧告地域には助成金を受けていないところもあったかと思います。原発事故は広範囲になるから、誘致した地元だけの問題ではなくなっています。
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/c0e5e428cc34e875e5a9417fa3f08740
2006年12月13日の共産党の吉井英勝参議院議員の質問
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書 提出者 吉井英一
上記に対して、当時の安倍首相は、「外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である」と返答し、安全対策行えるチャンス(今回の福島原発事故を防ぐ機会)を生かすことをされません、できませんでした。
原発を稼働させる、地元に引き受けるということは、このようなリスクを引き受けることになるのでしょう。
遺族のお気持ちは悔しかったと思います。原発に反対されていたかもしれません。しかし、その時の責任者が引き受けてしまうとこのようなことが起きてしまいます。原発、集団自衛権について、私たちはどうするか、国民の多数が賛成なら、それはリスクも引き受けたと言うことなのだと思います。
国民の意向に反することを政府が行うなら、反対の意思訴え、並びに選挙での投票を反対の考えの人、党に投票することなのでしょう。
飯舘村で2011(平成23)年4月に大久保文雄さん=当時(102)=が自殺したのは原発事故が原因だとして、東京電力を提訴する準備を進めていた遺族3人が東電に慰謝料など約6000万円の損害賠償を求めて29日に、福島地裁に訴えを起こすことが27日、遺族側弁護団への取材で分かった。原発事故が原因で自殺したとして遺族が東電に賠償を求める訴訟は4件目。
提訴するのは、文雄さんの長男一雄さん(故人)の妻美江子さん(62)と孫2人の計3人。
弁護団と美江子さんによると、文雄さんは同村が計画的避難区域に指定されることを知った翌日の11年4月12日未明、自宅で首をつって自殺した。
文雄さんは体に不自由なく、食事や着替えも自分でできるほど元気だったという。自殺する前日の11日、自宅のテレビで同村が同区域に設定されるとのニュースを見ながら、「ここ出なきゃなんねのか。おらはここにいてぇな。ちっと長生きしすぎたかな」と漏らしていたという。
美江子さんは「原発事故がなければ、まだ元気でいたのではと思うとやりきれない。高齢だったからこそ、一瞬一瞬が大切だった。じいちゃんの無念を晴らしてあげたい」と話した。
感想;
原発を導入するということは今回のような事故のリスクを抱えています。誘致した福島県は地元はリスクを取る代わりに、さまざまな助成金を受けて来ました。
避難勧告地域には助成金を受けていないところもあったかと思います。原発事故は広範囲になるから、誘致した地元だけの問題ではなくなっています。
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/c0e5e428cc34e875e5a9417fa3f08740
2006年12月13日の共産党の吉井英勝参議院議員の質問
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書 提出者 吉井英一
上記に対して、当時の安倍首相は、「外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である」と返答し、安全対策行えるチャンス(今回の福島原発事故を防ぐ機会)を生かすことをされません、できませんでした。
原発を稼働させる、地元に引き受けるということは、このようなリスクを引き受けることになるのでしょう。
遺族のお気持ちは悔しかったと思います。原発に反対されていたかもしれません。しかし、その時の責任者が引き受けてしまうとこのようなことが起きてしまいます。原発、集団自衛権について、私たちはどうするか、国民の多数が賛成なら、それはリスクも引き受けたと言うことなのだと思います。
国民の意向に反することを政府が行うなら、反対の意思訴え、並びに選挙での投票を反対の考えの人、党に投票することなのでしょう。