朝日新聞 http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASH7H6X6MH7HUTFK01J.html
2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設問題で、安倍政権は2520億円に膨らんだ総工費を2千億円未満に減額する方向で検討に入った。巨額工費に対する世論の強い批判を受け、計画の大幅な見直しを迫られた。
政府関係者によると、今のデザインを決めた12年の国際コンペで選考に残った別のデザインを生かした案への変更や、工期を延長し一度に雇うより人件費を抑えることを検討している。
工期を延長すると、競技場を使うはずだった19年のラグビーワールドカップには完成が間に合わないため、今後、安倍晋三首相が東京五輪・パラリンピック組織委員会会長でラグビー界に影響力のある森喜朗元首相と協議し、見直しを最終決断する見通しだ。
新国立競技場は2本の巨大アーチで建物を支える特殊な構造で、総工費が当初の約1300億円から2倍近くまで増大していた。
感想;
北京やロンドンオリンピックの競技場は500~600億円です。4~5倍の建設費用です。
元オリンピック選手からも問題視の意見がでているなど、ここに来て多くの方が見直しを発言されています。
反対が7割にも達していることから、政府は見直し検討を開始したとのこと、ようやく見識ある判断がされようと動き始めたようです。
安部首相は「今の時期、見直しは不可能」と発言、下村文部大臣は「当時民主党が決定した」と民主党に転嫁、森元首相は「新国立競技場が記念建築物となる」とピントとの外れたコメントをされています。あのデザインを決定した安藤氏は「当初1,300億円の予算があれだけ膨れてしまった理由がわからない」とその後の関係者に問題があったとの発言をされています。確かに、予算が膨らんだことはもっと前にわかっていたのですから。いろいろな失敗はあります。気が付いた時に先送りせずに問題を明るみに出して検討することが大切なのですが、自分の任期中に問題にしたくないので先送りしてしまいます。
見直しができるなら、なぜ、国民が反対を表明する前に見直しに着手できなかったのかと思うと、結局、残念ながらそれだけの日本の今と将来をに責任を自ら担う思いがなかったのではないかと思ってしまいます。今の自民党と公明党の指導者に日本の運営を任せて大丈夫なのか?と思ってしまいました。自民党、公明党の議員は、自民党の支持者や創価学会の方は2,500億円の負担に賛成されていたのか、それとも反対だけど党に声が出せなかったのか・・・。昔の自民党には内部から反対が発言できる自由な文化があり、自浄能力があったように思います。
ただ、過去よりも今これからですから、若い世代の重い負担にならないように、そのお金が日本の今と未来のために使われることを願います。
今の自民党と公明党の指導者の方が日本の今と将来を考えて、後世の人があの時の指導者は良かったと言われるような対策を講じていただきたいです。
2020年の東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の建設問題で、安倍政権は2520億円に膨らんだ総工費を2千億円未満に減額する方向で検討に入った。巨額工費に対する世論の強い批判を受け、計画の大幅な見直しを迫られた。
政府関係者によると、今のデザインを決めた12年の国際コンペで選考に残った別のデザインを生かした案への変更や、工期を延長し一度に雇うより人件費を抑えることを検討している。
工期を延長すると、競技場を使うはずだった19年のラグビーワールドカップには完成が間に合わないため、今後、安倍晋三首相が東京五輪・パラリンピック組織委員会会長でラグビー界に影響力のある森喜朗元首相と協議し、見直しを最終決断する見通しだ。
新国立競技場は2本の巨大アーチで建物を支える特殊な構造で、総工費が当初の約1300億円から2倍近くまで増大していた。
感想;
北京やロンドンオリンピックの競技場は500~600億円です。4~5倍の建設費用です。
元オリンピック選手からも問題視の意見がでているなど、ここに来て多くの方が見直しを発言されています。
反対が7割にも達していることから、政府は見直し検討を開始したとのこと、ようやく見識ある判断がされようと動き始めたようです。
安部首相は「今の時期、見直しは不可能」と発言、下村文部大臣は「当時民主党が決定した」と民主党に転嫁、森元首相は「新国立競技場が記念建築物となる」とピントとの外れたコメントをされています。あのデザインを決定した安藤氏は「当初1,300億円の予算があれだけ膨れてしまった理由がわからない」とその後の関係者に問題があったとの発言をされています。確かに、予算が膨らんだことはもっと前にわかっていたのですから。いろいろな失敗はあります。気が付いた時に先送りせずに問題を明るみに出して検討することが大切なのですが、自分の任期中に問題にしたくないので先送りしてしまいます。
見直しができるなら、なぜ、国民が反対を表明する前に見直しに着手できなかったのかと思うと、結局、残念ながらそれだけの日本の今と将来をに責任を自ら担う思いがなかったのではないかと思ってしまいます。今の自民党と公明党の指導者に日本の運営を任せて大丈夫なのか?と思ってしまいました。自民党、公明党の議員は、自民党の支持者や創価学会の方は2,500億円の負担に賛成されていたのか、それとも反対だけど党に声が出せなかったのか・・・。昔の自民党には内部から反対が発言できる自由な文化があり、自浄能力があったように思います。
ただ、過去よりも今これからですから、若い世代の重い負担にならないように、そのお金が日本の今と未来のために使われることを願います。
今の自民党と公明党の指導者の方が日本の今と将来を考えて、後世の人があの時の指導者は良かったと言われるような対策を講じていただきたいです。