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「見殺しにしたも同然」「ダメ教師」 岩手中2自殺事件で学校に怒りの声多数 ”学校全体の問題”

2015-07-09 08:56:36 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150708-00000001-jct-sociJ-CASTニュース 7月8日(水)14時5分配信
「見殺しにしたも同然」「ダメ教師」 岩手中2自殺事件で学校に怒りの声多数

 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したと見られる問題で、学校側への怒りの声が広がっている。

「きもい」「うざい」「死ね」 中1いじめ自殺の壮絶報告書

 生徒は2015年7月5日、JR東北線矢幅駅で進入してきた電車に飛び込んだ。「いじめではなく暴行」「見殺しも同然」――有名人も、ツイッターやブログで報道に反応している。

■尾木ママ「学校の体をなしていない」と激怒

 最も批判が集まっている点は、学校側の対応だ。生徒は担任教師と交換していたノートでいじめの被害を繰り返し訴えていたが、教師はそれを「無視」して返答を書き続けた。また、生徒が通っていた中学校の校長もノートのやり取りについて「担任から聞いていない」と話し、 7月7日に開かれた保護者会でもいじめの有無を説明しないなど「知らぬ存ぜぬ」を決め込んでいるという。

 そんな中、報道にいち早く反応したのが「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さん(68)だ。7日から8日にかけ、当件に関するブログ記事を連続で投稿。「生徒殺人学校」「許し難い事件」「担任の見殺し自殺も同然」と学校側を厳しく批判し、岩手県教育委員会には第三者委員会を設置して徹底的に真相解明するよう注文を付けた。

 尾木さんは8日あさ放送の情報番組「モーニングバード」(テレビ朝日系)にも出演し、「学校の体をなしていない」と激怒、担任教師や校長へも「失格だ」と非難を続けた。

ツイッターにも  「担任ってダメ教師だなあ」 「教師は役に立たない」
など怒りの声が寄せられた。
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いじめじゃなくて「暴行」「恐喝」にすべき

 一方、学校側を批判する以外の語られ方も見られた。情報番組「スッキリ!! 」(日本テレビ系)に出演するコラムニスト・犬山紙子さん(33)が8日、「いじめなんかじゃなくて暴行」とツイッターで指摘、人気声優の白石稔さん(36)も「『いじめ』という単語は無くして、暴行とか恐喝とか、名称を変えるべき」と主張するなど、「いじめでなく暴行と呼ぶべき」という風潮はネット上で強い。

 また、実業家の堀江貴文さん(42)は「大事なのは逃げてもカッコ悪くない雰囲気作り」と他とはやや異なる視点でつぶやいた。

感想;TVで担任の先生と生徒のやり取りを記録した生活ノートを公開して説明していました。
担任の先生は先生なりに返事を書いていました。残念ながら問題を把握する力がなかったようです。
「氏んでもよいですか?」の記述に「明日からの研修楽しみましょう」と彼の苦しみに対面するのではなく、軽く受け止めているように感じました。まさか自殺(駅でホームを何度もうろうろした後、飛び込んだと)するとは受け止めていなかったのでしょう。担任の先生は体調不良で休んでいるとのことでした。
確かに、担任の先生が学校全体の問題にし、家族に話していたら防げた可能性は大きいです。
”死”の漢字ではなく”氏”を使っていることからも、彼も死ぬことが怖かったのだと思います。ただ、それ以上に今の状況が辛く、苦しくて逃れる手段として死ぬことしか頭に浮かばなかったのでしょう。

今回の自殺は、担任の先生の力?(気持ち?)不足だったのは否定できないでしょう。
ただ、この先生のせいにだけで片づけてしまったらトカゲのしっぽ切りになるように思います。
校長先生がインタビューを受けていましたが、今回の虐めに関して、「担任の先生が学年主任に話していたかどうかはまだ把握していません」と返答されていました。担当の先生、学年主任、学校内のいじめ対策委員会の事務局に確認すればすぐわかるはずです。それをしていないこと自体が、校長も担任の先生と同じレベルで対応能力欠如なのではと思いました。

担任の先生が学年主任やいじめ対策委員会に報告しやすい風土創りや、先生に虐めがあった時の対応の研修などが不十分だったのではないでしょうか?
ひょっとすると、担任の先生がもし報告していなかったなら、報告することが「自分がきちんと対応できない先生」と思われたくないとの思いがあり、そのような状況に担任の先生も追い込まれていた可能性もあります。

今回のことは、担任の先生の責任だけにせずに学校全体の問題とすべきだと思いました。同じ中学に虐めで学校を休んでいる子どもがいるとの声も上がっていました。それが事実ならなおさら学校に問題があったことになります。
朝日新聞に「学校では3回/年 虐めがあるかどうかのアンケートを行っていたが、この5月は学校行事が忙しくてやっていなかった」と報道されていました。学校行事が虐めより優先されることがあるのかどうか?アンケート担当教師が怠けて仕事をしていなかっただけのように思います。前回と同じアンケートを日付変えて、全生徒に先ずは配ればよいのですから、そんなに大変な負担ではありません。読むのも虐め有無だけを見ればよいのですから。それがされていなかったことを校長がチェックしてやらせなかったことですからもうこれは校長のマネイジメントが引き起こしたと思ってしまいます。これだけ虐めの問題があるのに、認識が、対応が甘いと言われても仕方がないのではないでしょうか?やるべきことをやっていないのですから。

虐めを失くすことは難しいと思います。虐めをどう管理して自殺を防ぐがの対応が必要なのだと思います。