幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「迷える社会と迷えるわたし 精神科医が考える平和、人権、キリスト教」香山リカ著 ”迷いながら生きる!”

2019-01-15 02:44:04 | 本の紹介
・著者がキリスト教の受洗しない理由
1)父親の遺骨がお寺の納骨堂にあるから
2)世界でいちばん好きな作家マイケル・ダグラス(『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズで有名)が、筋金入りの無神論者だから
3)ひとに「あなたクリスチャン?」と言われることが多く、「はい」と答えるとそれで説明が終わってしまうから
 この中で一番大きな問題は3)

・産業医の立場
 「もうちょっと何とか土日休むとかして、プロジェクトが終わるまで一緒にがんばりましょう」とか言わなければならない。

・「対象喪失」小此木啓吾著
 悲しみというのは愛情とか愛着とか、依存しているその対象がぽっかりなくなってしまうことなんだと定義

・本「人は死なない」「ブルー・オブ・ヘヴン」

・「喪失体験と悲嘆」高木慶子著
 ・してほしかったこと
  1)「そっとしておいてほしかった」
  2)「亡くなった者のために祈ってほしかった」
  3)「独りになれるよう、家事をしてほしかった」
 ・してほしくなかったこと
  1)「わかったふりの同情の言葉をかけられたこと」
  2)心ない励まし「あなたが泣いていると天国のお子さんも悲しみますよ」「他にも子どもがいるじゃない」
  3)「専門家の勧誘は嫌だった」
   無理矢理「精神科に行きなさい」「カウンセリングを受けなさい」

・「サイコロジカル・ファーストエイド」
  大災害時の心理ケア;「やるな」と書いてある。
1)被災者に近づき活動を始める
2)自己紹介
3)落ち着かせる
4)この人はいま何が必要か
5)周囲の人との関わりを促進する
6)引き継ぎ

・本「最高の休日」「世界のエリートはなぜ瞑想するのか」
 最高の休息法は瞑想だと書いてあるんです。

・本「サーチ・インサイド・ユアセルフ」(マインドフルネス)
 本の帯に、「グーグルの社員はこの研修で成長する。

・「怒らないこと」スマナサーラ著

・原発事故後にロボットを入れたら、あまりの放射能線量で討ち死にしたみたいなことがありました。

・安倍晋三総理大臣のように、アンダーコントロール、大丈夫ですと。すべてうまくいっていますと、言ってしまう。あそこまでぬけぬけと言えてしまうというのは、本人も平気でそう思っていることです。嘘をついてやろうとかごまかしてやろうとかではなくて、自分自身も騙しているわけです。

・沖縄がどうして74%の基地負担をしなければならないのか、日本の一部なのに、なぜ沖縄だけに基地が集中するのかといったら、日本における構造的差別だからです。沖縄の人たちの民意は、知事も基地反対の立場の人が選ばれています。

・私(賀来周一)のスーパーバイザー(カリフォルニア州バークレイ)は、自己の弱さに気付き、自分と向き合うことを教育の基本的な課題としていました。脆弱性こそ成長の縁(へり)と口癖のように言い、弱さを大切に扱っていました。

・私は教会のもめ事を持ち込まれるとよく言います。
「あなたの教会は活動していますね。死んだような教会にもめ事は起こりません」と。

・赤星進というクリスチャンの精神科医 「心の病と福音」
 信仰には二通りある
1)自我の信仰
2)神のわざとしての信仰

・キリスト教カウンセリングは「自己完結で終わらない。
 「自己完結で終わらない。答えがないところも歩むことがことができる生き方を教える」

・WHO “健康”についての定義
 「人が健康であるためには、身体的要因、心理的要因、社会的要因、そしてスピリチュアルな要因が相互に関連しながら、全体として活性化しているなら健康である。つまり、何らかの疾病、また生活上の不都合がないということではない」つまり、病気をしていても、少々生活上の悩みがあっても、OKということなんですね。

・教誨師(きょうかいし)
https://kotobank.jp/word/教誨師-52465
ブリタニカ国際大百科事典

監獄内における受刑者の徳性涵養 (かんよう) のため講説する者をいう。教誨活動には,宗教を中心とする宗教教誨と宗教によらない一般教誨との2種類がある。教誨師は,休業日および日曜その他刑務所長が必要と認めた日に受刑者に対する教化改善のための指導を行う。わが国ではおもに諸宗教の聖職者がボランティアでその任に当っている。

・「なぜ私だけが苦しむのか」「私の生きた証はどこにあるのか」クシュナー著

・「神の痛みの神学」北森嘉蔵著

感想
本を読む楽しみは新しい知識や考え方を知ることだけでなく、その著者がその本を書くために参考にされた本を知ることにもなります。
そうして読んだ本も多くあります。

著者が学んだ知識や実体験を少しでもい学ぶきっかけが読書のように思います。