平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ほんとうに安倍でいいのか?~国民の平均所得8万6000円減! 老後2000万円の報告書をまとめた金融庁の局長は更迭?

2019年07月03日 | 事件・出来事
 厚生労働省の国民生活基礎調査によると、平均所得の減少幅は8万6000円だとか。
 すごい減少額。
 言っとくけど、これ平均ですからね。
 下がってるところはもっと減少している。

 国民の生活実感も「大変苦しい」と答えた世帯が24.4%、「やや苦しい」と答えた世帯が33.3%に増加。
 まあ、物価は上がってますからね。
 年金などの負担額も上がっている。
 これで収入が上がらないんだから、生活が苦しくなるのは当然。

 一方、別の政府の発表では、現在は『戦後最長の景気拡大』らしく、このギャップはいったい何?
 でも、これは『拡大』という言葉のマジック。
 ざっくり言えば、仮に0.00001%でも成長していれば『景気拡大』に入るし、1回でもマイナスにならなければ『景気拡大』。
 ここに物価や成長率の指標は入っていないし、統計なんてサンプルの採り方や官僚の胸先三寸でいかようにもなることは例の『統計不正問題』で明白。

 そう言えば、老後2000万円報告書をまとめた金融庁の局長・三井秀範氏が退任だとか。
 これ報復人事だろう。
 政権にマイナスになる報告書をまとめたからクビになった。
 かくして官僚は政権に不都合な数字はあげてこなくなる。
 忖度し、安倍様が喜ぶ数字だけをあげるようになる。

 この国はとんでもない『偽装国家』になりましたね。
 平均所得が下がっているのに景気はいい。
 公文書改ざん、隠蔽、統計不正は当たり前。
 年金資金と郵貯資金と国債で株価を買い支えして株価は2万円越えだが、実際の株価はどうなのか?
 言葉の言い換えは当たり前で、政府では『非正規』『過疎集落』という言葉はマイナスイメージなので別の言葉にしようと検討中だとか。
 まさにジョージ・オーウェルの『1984』の世界だ。
 金融庁の報告書もそうだが、悪い現実こそ直視して対応するのが政治だと思うのだが。

 まあ、これで安倍の支持率50%だというんだから国民もバカだよな。
 国のレベルは国民のレベル。バカはバカな宰相を担ぐ。
 国が衰退するのも当然。
 まあ、落ちるところまで落ちましょう。
 1945年がそうであったように、この国はいったん焦土にならなければ生まれ変われない。
 安倍には責任をとってもらうけどね。

 とりあえず焦土になる第一弾は10月の消費税10%かな?
 聞くところに拠ると、2018年度の国の税収は60.4兆円で、バブル期を越えるらしいが、それなら消費税をあげなくていいんじゃない?

コメント (4)
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