平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

安倍さん、頼むから辞任して!~GDPマイナス7.1%! コロナショックで日経平均19,698円! 円高で101円台!

2020年03月09日 | 事件・出来事
 昨年10月~12月期のGDPの伸び率が発表された。
 年率換算マイナス7.1%!!

 ひどいな……。
 予測値ではマイナス6.3%でひどいと思ったけど、それをはるかに下回った。
 この数字は昨年の10月~12月だからコロナウイルスの影響は入っていない。
 あきらかに消費税10%の影響だ。

 でも政府は『暖冬』『台風』の影響って言い訳しそう。
 実際、数週間前の予測値マイナス6.3%の時、そう言い訳してた。
 んなわけあるか!
 暖冬や台風でマイナス7.1%になるって、日本経済、どんだけ脆弱なんだよ!(笑)

 もし政府が消費税10%の影響を認めないのなら、ぜひご退場願いたい。
 客観的な数字に基づいて現状を認識し、対策を打つのが政府の役割だ。
 しかし、安倍政権はゴマかし、改ざん。
 この姿勢は、コロナウイルス対応にも表れていて、科学的な知見やデータに基づいて対応策を練るのではなく、安倍とその周辺の主観で決められている。

 安倍さん、もし現実を客観的に捉えられないのなら、お願いだから辞めてくれ。
 現実をシビアに客観的に見られる総理大臣や政府が対応しなければ事態はどんどん悪くなる。
「ボクは悪くない」「気候のせいだもん」「ボクの政策は上手くいっている」ではダメだ。
 ウソやゴマかしでなく、現実をまっすぐに見なきゃダメだ。
 だから頼む、国民のために辞めてくれ!

 この後は、さらなる地獄が待ってるぞ。
・1月~3月はコロナの影響。
・オリンピックが中止になれば完全に打ちのめされるし、仮にオリンピックを開催できてもオリンピック特需の後の大不況が待っている。

 そして、本日の株式と先物と為替。
 これはコロナショックの影響だが、
・日経平均株価は19,698円!←ついに2万円を割った!
・円高で円は一時101円台に!
・楽天証券やSBI証券など複数のネット証券に不具合が発生し、取引できなくなる状態に。←損切りもできない!
 おそらく売りが殺到したせいだろうけど、映画『相棒 Xデー』の内容が証券取引で発生した!
・アメリカの株式市場では、これまた売りが殺到してサーキットブレイカーが発動中!

 明日は反発して株価は上がるのか?
 それともさらに下がるのか?
 日経平均株価が18,400円になると、投じた年金資金が赤字になると言われているが、年金を溶かしたら、安倍晋三よ、しっかり責任を取ってくれ。

 消費税といい、コロナ対応といい、ほんと安倍は悪手しか打たないな。
 完全な疫病神。
 バカで無能なのに表面を取り繕うのは上手いからタチが悪い。

 さあ、大変な時代になって来ました。
 というわけで、僕はフィクションの世界に引きこもることにするよ。
 こんなデタラメで愚かな世界、見ていられない。
 でも、そういうわけにはいかないんだよなあ……。

コメント (4)
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麒麟がくる 第8回 「同盟のゆくえ」~利政・帰蝶・信長・光秀、『海』『国を富ませること』『民』の視点を持つ人たち

2020年03月09日 | 大河ドラマ・時代劇
「美濃には海がない。行って見るべきか?」
「行かれるがよろしいかと」
「申したな、この帰蝶に」
「尾張にお行きなさいませ」
「十兵衛が申すのじゃ、是非もなかろう」

 見事なやりとり!
 もし、ここで帰蝶が「わたし、尾張なんかに行きたくない! 十兵衛、お願い!」などと叫んだら3流のシナリオだ。
 もし、ここで帰蝶が「尾張に行くべきか? わたしの嫁ぐ男はどのような男であった?」などと問うたら、凡庸なシナリオだ。
 ここは『海』を題材にして、尾張に嫁ぐことの是非を確認した今回のやりとりが正解。
「美濃には海がない」は前回、利政(本木雅弘)が言っていたことだったし、
 同じことを言うことで、帰蝶が利政と問題意識を共有していることがわかる。

 こんな聡明な帰蝶に対し、兄・高政(伊藤英明)はどうなのか?
 高政は帰蝶が嫁ぐこと(=美濃と尾張の同盟)のリスクを考えている。
 すなわち「今川を敵にまわしたくない」という思いだ。
 同時に高政の主張の背景には、
「妹・帰蝶の不憫」
「父親へのコンプレックス」
「美濃の正当な統治者=土岐家」
 という思いがある。
 ここには『海』や『国を富ませること』や『民』の視点がない。

 高政が何かあると、すぐに母・深芳野 (南果歩)の所を訪ねるのもなあ……。
 自分の出自を確認したいんだろうけど、異論があるなら直接、父親にぶつければいいのに。
 利政への異論はすべて光秀(長谷川博己)経由。
 そして、土岐頼芸( 尾美としのり)の威を借りようとする。
 う~ん、これではダメだよね。

 一方、信長(染谷将太)。
 信長には『海』『国を富ませること』『民』の視点がある。
 海に漁に出て、獲った魚を切り分けて、民に一文で売り、市で売れと言う。
 利政が聞いたら「信長やるな」と大喜びするエピソードであろう。
 息子としても、高政より信長を評価する。

 利政・高政・帰蝶・信長の関係の描き方、上手いですね。
 こうした関係がしっかり押さえられているから、光秀もスムーズに信長に仕えることができる。

 そして駒(門脇麦)。
「あたしよりも帰蝶様をお見送りしたかったのではありませんか?」
 見送るという行為で光秀の気持ちに気づいてしまった。
 普通は大切に思う女性を見送る方が気持ちとして深い。
 だが、人は時として思いとは反対のことをするもの。
 見送らない方が深い場合がある。
 見送ればつらいし、未練が残る。
 見送られた帰蝶も同じだろう。
 だから、ここは見送りをせず、距離を取るのが正解。
 光秀が駒を峠まで送ろうとしたのは、もしかして代替え行為?
 帰蝶でやれなかったことを駒でやろうとしている?

 これまた人情の機微を上手く描きましたね。
 さすがベテラン脚本家!
 今回の演出は大原拓さんだったので、光秀と駒の別れのシーンでロングショットが使われていました。

コメント (4)
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