今回は2024年の国際情勢を見ていこう。
・1月~台湾総統選
来週13日、台湾総統選挙がおこなわれる。
現在は中国と距離を置く与党・民進党が優勢。
親中の国民党は苦戦。
とはいえ民進党の勝利で、台湾有事になるとは考えられない。
理由は今、中国の経済はボロボロだから。
経済的な不満を反らすために戦争という可能性もあるが、
戦争を起こせば、国際社会から非難を浴びて中国は却ってボロボロになる。
政府は台湾有事を煽って軍事費UPをしているが正解なのか?
能登半島地震ではインフラの弱さが露呈したが、もっと内政に使うべきではないか?
・2月~ウクライナ戦争2年目
ロシアが優勢になっている。
EU各国は支援疲れ。
アメリカはウクライナ支援の予算が尽きて、議会はこれ以上の支援に否定的。
これに加えて、イスラエル・ハマス紛争が勃発。
ゼレンスキー大統領はそろそろ和平を模索すべきではないか?
現状ならまだ有利な和平交渉ができる。
・3月岸田首相、訪米・ロシア大統領選
岸田首相が「国賓」待遇で訪米する。
そりゃそうだ。防衛費2倍を決めたのだからアメリカとしては大歓迎だろう。
アメリカでの岸田首相のニヤけた顔を想像してしまう。
ここで注目すべきは、岸田首相が何を約束してしまうか?
アメリカはヨーロッパと中東で手一杯だから「アジアは頼む」みたいなことを言われそう。
支持率20%台の岸田首相に勝手に決めてほしくないのだが……。
ロシア大統領選はプーチンが勝利するだろう。
・11月~アメリカ大統領選
現状ではトランプ再選だとか。
現職バイデン大統領は求心力を失っている。
他に有力な民主党候補が出なければトランプ再選だろう。
今年3月には大統領予備選(スーパー・チューズデー)がおこなわれるが、果たして?
……………………………………………………
さてこうした状況を踏まえて、2024年の国際情勢をどうとらえるか?
アメリカの求心力が落ちる。
ポイントはイスラエル・ハマス紛争だ。
現在イスラエルがおこなっていることは市民を巻き込んだ虐殺なのだ。
「パレスチナに平和を」
この声が世界中からあがっている。
アメリカ国内でも市民が声をあげている。
これに対してアメリカは共和党を含めて、イスラエル支持。
国連の停戦決議でも反対した。
これに対して、マレーシア、インドネシアなどのグローバルサウスの国々は公然とアメリカ非難。
こんな中、インドのモディ首相はグローバルサウスのオンライン会議で次のような発言。
「今こそグローバルサウスの国々が声を一つにして世界のために取り組んでいくべきだ」
2024年はアメリカの力が弱くなり、グローバルサウスの国々の発言力が強くなる年だと思う。
ところが日本はアメリカ一辺倒。
岸田首相は3月に訪米して、ヘラヘラした顔でアメリカ支持を表明するに違いない。
バイデン大統領との共同記者会見で語ることは、
・さらなるウクライナ支援
・アジアの秩序を担うこと(法の支配と国際秩序を乱す行為は許さない)
・消極的なイスラエル支持
かな?
イスラエル支持は、イランなどの産油国を怒らせる可能性があるので
積極的な支持にはならないだろうが、何らかの譲歩を迫られるはず。
いいのかな、これで?
アメリカ一辺倒ではグローバルサウスの国々の台頭に乗り遅れてしまうぞ。
・1月~台湾総統選
来週13日、台湾総統選挙がおこなわれる。
現在は中国と距離を置く与党・民進党が優勢。
親中の国民党は苦戦。
とはいえ民進党の勝利で、台湾有事になるとは考えられない。
理由は今、中国の経済はボロボロだから。
経済的な不満を反らすために戦争という可能性もあるが、
戦争を起こせば、国際社会から非難を浴びて中国は却ってボロボロになる。
政府は台湾有事を煽って軍事費UPをしているが正解なのか?
能登半島地震ではインフラの弱さが露呈したが、もっと内政に使うべきではないか?
・2月~ウクライナ戦争2年目
ロシアが優勢になっている。
EU各国は支援疲れ。
アメリカはウクライナ支援の予算が尽きて、議会はこれ以上の支援に否定的。
これに加えて、イスラエル・ハマス紛争が勃発。
ゼレンスキー大統領はそろそろ和平を模索すべきではないか?
現状ならまだ有利な和平交渉ができる。
・3月岸田首相、訪米・ロシア大統領選
岸田首相が「国賓」待遇で訪米する。
そりゃそうだ。防衛費2倍を決めたのだからアメリカとしては大歓迎だろう。
アメリカでの岸田首相のニヤけた顔を想像してしまう。
ここで注目すべきは、岸田首相が何を約束してしまうか?
アメリカはヨーロッパと中東で手一杯だから「アジアは頼む」みたいなことを言われそう。
支持率20%台の岸田首相に勝手に決めてほしくないのだが……。
ロシア大統領選はプーチンが勝利するだろう。
・11月~アメリカ大統領選
現状ではトランプ再選だとか。
現職バイデン大統領は求心力を失っている。
他に有力な民主党候補が出なければトランプ再選だろう。
今年3月には大統領予備選(スーパー・チューズデー)がおこなわれるが、果たして?
……………………………………………………
さてこうした状況を踏まえて、2024年の国際情勢をどうとらえるか?
アメリカの求心力が落ちる。
ポイントはイスラエル・ハマス紛争だ。
現在イスラエルがおこなっていることは市民を巻き込んだ虐殺なのだ。
「パレスチナに平和を」
この声が世界中からあがっている。
アメリカ国内でも市民が声をあげている。
これに対してアメリカは共和党を含めて、イスラエル支持。
国連の停戦決議でも反対した。
これに対して、マレーシア、インドネシアなどのグローバルサウスの国々は公然とアメリカ非難。
こんな中、インドのモディ首相はグローバルサウスのオンライン会議で次のような発言。
「今こそグローバルサウスの国々が声を一つにして世界のために取り組んでいくべきだ」
2024年はアメリカの力が弱くなり、グローバルサウスの国々の発言力が強くなる年だと思う。
ところが日本はアメリカ一辺倒。
岸田首相は3月に訪米して、ヘラヘラした顔でアメリカ支持を表明するに違いない。
バイデン大統領との共同記者会見で語ることは、
・さらなるウクライナ支援
・アジアの秩序を担うこと(法の支配と国際秩序を乱す行為は許さない)
・消極的なイスラエル支持
かな?
イスラエル支持は、イランなどの産油国を怒らせる可能性があるので
積極的な支持にはならないだろうが、何らかの譲歩を迫られるはず。
いいのかな、これで?
アメリカ一辺倒ではグローバルサウスの国々の台頭に乗り遅れてしまうぞ。