「お上、お慕いしております!」
まひろ・藤式部(吉高由里子)に自分を正直にぶつけてみたら、とアドバイスされて
彰子(見上愛)が叫んだのが、この言葉!
ストレートだな~。
不器用だな~。
平安人なら巧みな歌に自分の想いを偲ばせて……。
でも、それができないのが彰子だ。
彰子は帝への想いを隠せない。
『源氏物語』の紫の上が今後どうなるのか? を尋ねて、まひろが「考えています」と答えると、
「光る君の妻になるのがよい! 藤式部、そうなるようにしておくれ!」
「まるでわたしのようであった」というせりふもあったが、
彰子はやっと『源氏物語』で自分を重ね合わせる人物を見出したようだ。
それは無垢な少女の紫の上。
それでいて帝には「ずっと大人でした」と言っていた。
これはどういうことだろう?
道長(柄本佑)の期待に沿うように生きてきたということだろうか?
本当は嫌だったのに「仰せのままに」と入内を受け入れたことだろうか?
ずっと帝に抱かれることを待っていたということだろうか?
抑圧されていた人物が解放されていく姿を見るのは心地いい。
感情が芽生え、顔がイキイキとして来るのを見るのは楽しい。
というわけで、彰子様、もう他人の顔色をうかがうのはやめよう!
嫌われたって、笑われたっていいじゃないか。もっと自分を出していこう!
彰子様は十分に魅力的なのだから!
彰子のもとを訪ねる時、一条天皇(塩野瑛久)は雪を見ていたが、
あれは香炉峰の雪で楽しい時を過ごした定子(高畑充希)に別れを告げたのだろうか?
…………………………………………………………
その他、宮廷ではさまざまな恋愛模様。
惟規(高杉真宙)と斎院の中将(小坂奈緒)。
日向坂のこさかな来たー!
あかね・和泉式部(泉里香)は愛する人を亡くした。
これがものを書くきっかけに。
まひろにとって、これらは『源氏物語』を書く材料になっている。
作劇的には、情熱のままに自分をぶつけられない彰子との対比。
そしてまひろと道長。
「お帰りなさいませ。よくぞご無事で」
「うん」
完全に夫婦じゃないか!
紫の上のモデルが幼き頃の自分だとまひろが告げると、
「おまえは不義の子を産んだのか?」
まひろはとぼけたが、道長は気づいた様子。
帝が彰子のものに通って来ると、道長は父親の顔になって、
「ああ、よかった」
ふたりは同じ月を見る。
まひろと道長、いい関係になったな~。
心で繋がっていて、まさにソウルメイト。
年齢を重ねて、今後ふたりがどんな絆で結ばれていくか楽しみだ。
まひろ・藤式部(吉高由里子)に自分を正直にぶつけてみたら、とアドバイスされて
彰子(見上愛)が叫んだのが、この言葉!
ストレートだな~。
不器用だな~。
平安人なら巧みな歌に自分の想いを偲ばせて……。
でも、それができないのが彰子だ。
彰子は帝への想いを隠せない。
『源氏物語』の紫の上が今後どうなるのか? を尋ねて、まひろが「考えています」と答えると、
「光る君の妻になるのがよい! 藤式部、そうなるようにしておくれ!」
「まるでわたしのようであった」というせりふもあったが、
彰子はやっと『源氏物語』で自分を重ね合わせる人物を見出したようだ。
それは無垢な少女の紫の上。
それでいて帝には「ずっと大人でした」と言っていた。
これはどういうことだろう?
道長(柄本佑)の期待に沿うように生きてきたということだろうか?
本当は嫌だったのに「仰せのままに」と入内を受け入れたことだろうか?
ずっと帝に抱かれることを待っていたということだろうか?
抑圧されていた人物が解放されていく姿を見るのは心地いい。
感情が芽生え、顔がイキイキとして来るのを見るのは楽しい。
というわけで、彰子様、もう他人の顔色をうかがうのはやめよう!
嫌われたって、笑われたっていいじゃないか。もっと自分を出していこう!
彰子様は十分に魅力的なのだから!
彰子のもとを訪ねる時、一条天皇(塩野瑛久)は雪を見ていたが、
あれは香炉峰の雪で楽しい時を過ごした定子(高畑充希)に別れを告げたのだろうか?
…………………………………………………………
その他、宮廷ではさまざまな恋愛模様。
惟規(高杉真宙)と斎院の中将(小坂奈緒)。
日向坂のこさかな来たー!
あかね・和泉式部(泉里香)は愛する人を亡くした。
これがものを書くきっかけに。
まひろにとって、これらは『源氏物語』を書く材料になっている。
作劇的には、情熱のままに自分をぶつけられない彰子との対比。
そしてまひろと道長。
「お帰りなさいませ。よくぞご無事で」
「うん」
完全に夫婦じゃないか!
紫の上のモデルが幼き頃の自分だとまひろが告げると、
「おまえは不義の子を産んだのか?」
まひろはとぼけたが、道長は気づいた様子。
帝が彰子のものに通って来ると、道長は父親の顔になって、
「ああ、よかった」
ふたりは同じ月を見る。
まひろと道長、いい関係になったな~。
心で繋がっていて、まさにソウルメイト。
年齢を重ねて、今後ふたりがどんな絆で結ばれていくか楽しみだ。