平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

疲れた……。自民党パーティ券裏金問題、結局、会計責任者の在宅起訴で終わるようだ……。

2024年01月13日 | 事件・出来事
 自民党パーティ券裏金問題。
 最終的には、安倍派・二階派の会計責任者の在宅起訴だけで終わるようだ。
 議員で逮捕されたのは小者議員ふたりだけ。

『特捜部は松野・前官房長官らいわゆる安倍派「5人衆」と呼ばれる幹部や事務総長経験者などからも任意で事情を聴いてきましたが、安倍派の会計責任者との共謀は認められないとして立件を見送る方向で調整しているものとみられます』(NHKニュース)

 ………………………………………………

 やれやれ、これは検察の敗北だな。
 まあ、検察を敢えて擁護すれば、検察は「法」に基づいて起訴か否かを決める組織だから、
 それを越えたら「人治主義」「職権濫用」「検察ファッショ」になってしまう。
 法律は基本、権力者が得をするように作られているから、検察は「法」の壁に阻まれた。

 僕はこうした風景をかれこれ10年間見て来た。
 今回は……と期待したが、期待することが愚かだった。

 国民は選挙という手段で不正政治家を断罪することができるが、
 半分の国民はその権利を行使しない。
 結果、収入の半分を税金と社会保険料で取られ、権力者のやりたい放題だ。

 疲れた……。
 しばらくフィクションの世界で休もう。
 フィクションの世界では概ね、人間は美しく、正しいことがおこなわれますからね……。


※参照記事
 政治資金事件 安倍派と二階派の会計責任者を在宅起訴で検討(NHKニュース)

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漫画家・蛭子能収さんの爆笑記者会見~もうギャンブルはやりません。賭けてもいいです! 賭け麻雀が一番面白いんだよな~。笑

2024年01月11日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 性加害疑惑の松本人志氏。
 弁明のために「ワイドナショー」(フジテレビ)に出演すると言っていたが、
 フジテレビと吉本興業との協議で取りやめになった。
 理由は「放送法4条4項」に抵触するからだ。
 放送法4条4項にはこう書かれている。
『意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること』
 松本氏が一方的に自分の正当性を主張すれば公平性に欠ける。
 もし、テレビでやるなら週刊文春の記者や被害者女性を交えておこなわなければならない。

 ………………………………………………

 さて今回は、事件があった時の「記者会見」のあり方の話。

 僕は基本的に「正直で誠実」であるべきと考える。
 SNSの時代、ウソをついても必ずバレる。
 表情などでウソをついていることはすぐにわかる。

 この点、宮迫博之さんやロンドンブーツの田村亮さんの会見はよかった。
 彼らはボロボロになって謝罪し反省した。

 ジャニーズの記者会見も1回目はよかった。
 質問が尽きるまで記者の質問に答える。
 ボロボロになって、どんなにカッコ悪くても誠実に受け答えする。
 ただ2回目の記者会見では「指名NGリスト」を作って失敗してしまったけれど……。

 この点、松本人志氏は……。
 記者会見を開かず活動休止して裁判で争うと言っているのだが、
 プライドが高すぎてボロボロになれないんだろうな……。

 ………………………………………………

 そして本日の本題。

 漫画家の蛭子能収さんが、賭け麻雀をやって逮捕された時の記者会見が素晴しい!

 もう賭け事をやらないのか? と記者に問われて
「公営ギャンブルは堂々とできますから」←ギャンブルやめる気なし!笑
「警察の方は『パチンコはしていい』と言うのですが、パチンコはあまり面白くないんですよね」笑
「(今、一番面白いのは)やっぱり麻雀は面白い。麻雀すごく面白いんですよ」←反省なし!笑

 仕事を謹慎するのか、と問われて、
「やっぱり謹慎しなくちゃいけないのかなって。でも本当は謹慎したくないんですよ」笑

 こんな名言もある。
「もうギャンブルはやりません。賭けてもいいです」笑

 正直・誠実な会見だ。
 これで人々は許してしまう。

 蛭子能収さんがなぜこんな会見をしてしまうのかと言えば、
 蛭子さんに「プライド」という厄介なものがないから。
 自分はとことんダメだと思っているから自分を飾らない。

 僕もはやくこの境地に生きたいと思っている。

 松本人志さんもな……。
「お笑いの天才」とかもてはやされて「権威」になってしまったからな……。
 芸人って本来はトリックスター。
 蛭子さんみたいな境地の人を言うのだと思う。


※蛭子さんの爆笑記者会見はこちら
 全く反省してない蛭子能収(YouTube)

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松本人志性加害疑惑~被害女性の心の叫び。「忘れよう」「納得したことにしよう」「自分が悪いんだ」「ネットでバッシングされる」……

2024年01月10日 | 事件・出来事
 松本人志性加害疑惑。
 週刊文春の第2弾の報道に拠れば、女性をアテンドするのがシステム化していたらしい。

・松本人志氏が地方に来る。
・後輩芸人が「有名人とのホテルでの部屋飲み会がある」と言って複数の女性を集める。
・飲み会がある程度進行すると、後輩芸人が「○○○タイム」と宣言して
 松本氏に気に入った女性を選ばせる。
・選ばれた女性はそのままスウィートルームの寝室へ。
 ベッドでの行為が始まる。

 今回の文春の報道に拠れば、これがおこなわれたのは福岡と大阪。
 証言したのはベッドでの行為を受けた女性ではなかったが、半ば強制だったらしい。
 ひとりの女性は仲間の放送作家に「あなたたち、いつもこういうことをしているの?」と抗議した。
 ………………………………………………

 松本人志氏と吉本興業はこの件で裁判を予定しているらしいが、何を主張するのか?

 おそらく飲み会については否定せず、「女性の合意があった」と主張するのだろう。
 自分は同意があったと思っていたが、女性はそう思っていなかったのなら謝罪する、
 くらいのことは言うかもしれない。

 こう言われたら不同意で行為をしてしまった女性はつらいだろう。
「そんなことないのに!」
「強制の雰囲気だったのに」
「芸能の仕事をしているので仕事が来なくなるかもしれない」←文春・第1弾より
「このあたりを歩けなくなると脅迫されたのに」←文春・第1弾より
「ベッド行為を断わると松本が後輩芸人に激怒していた」←文春・第1弾より

 世の中には、残念なことに女性を非難する声もある。
「何で8年前のことを?」
「何で警察に行かなかったんだ?」
「何で週刊文春に話したんだ?」

 これは不同意で行為を行なった女性にとってはセカンドレイプである。

 性被害問題を扱う弁護士に拠れば、被害女性はこんなことを考えるらしい。
「早く忘れよう」
「あんな場所に行ってしまった自分がいけないんだ」→怒りを相手ではなく自分に向ける。
「なかったことにしよう」「納得したことにしよう」→正常性バイアス。だからお礼メールを送る。
「明確な証拠がなければ警察は動かない」
「相手が大物であれば揉み消される」
「怖い人が来るかもしれない」
「ネットでバッシングを受けるかもしれない」

 伊藤詩織さん、五ノ井里奈さん、ジャニーズ被害者を見ればわかるとおり、
 今の日本社会は性被害者が声を上げづらい社会なのだ。

 だから心の整理がつくまで時間がかかる。
 伊藤詩織さんの例を見ればわかるとおり、警察はあてにあてにならない。
 警察よりは自分に寄り添ってくれる週刊誌に話した方が有効だ。
 法的制裁は難しいかもしれないが、社会的制裁は相手に科せられる。

 これが被害女性が文春で告発した理由だろう。
 それに今はme tooの時代である。
 ひとりが声をあげれば「わたしも」「わたしも被害に遭いました」という声がどんどん出て来る。
 今の時代、週刊誌などで告発する方が戦い方として絶対に正しい。

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光る君へ 第1回「約束の月」~魑魅魍魎の貴族社会を「文学」で生きていく女性の物語!

2024年01月08日 | 大河ドラマ・時代劇
 父・藤原為時(岸谷五朗)が息子・太郎に漢文の講釈をしている時に
 床掃除をしながら聴いている、後の紫式部、まひろ(落井実結子)。
 これで掴みは十分。

 後の藤原道長、三郎(木村皐誠)が足で名前を書くと、
「名前より漢文を書いて」「この漢文の続きを書いて」と頼むまひろ。
 まひろは文字や書物が好きなんですね。
 これで道長との関係も描くことができた。

「わたしは帝の血を引く者なのよ。母上が女房をしていて帝にお手付きされたの」
 こう三郎に嘘を語るまひろは「空想好きな子」であることもわかる。
 三郎もこれを聞いて「ははぁ、姫様」。
 まひろにとって楽しい時間であったに違いない。

 三郎(道長)の人物造形も面白かった。
 ぼんやりしてマイペース。
 強欲な藤原氏をからかう散楽を「そこが面白い!」と言って見に行く。
 三郎は「藤原氏」という出自にこだわっていない。
 右大臣・藤原兼家(段田安則)の三男としての自分を客観視したい、
 弱き者、身分の低い者が何を考えているのかを知りたい、と考えている。
 身分の低き者に理不尽な行為をする兄・道兼(玉置玲央)に食ってかかることもできる。
 ……………………………………………………

 この作品は魑魅魍魎の貴族社会の中で、たくましく生きていく女性の物語になるのだろう。

 キレた藤原道兼に殺された、まひろの母ちやは(国仲涼子)。
 まひろは「道兼を捕まえて! 人殺しを捕まえて!」と訴えるが、
 父・兼家は「ちやはは病で死んだことにする」
 理由は道兼が右大臣家の次男で、自分は下級貴族だからだ。

 この理不尽な出来事を、まひろは許せない。
 戦おうとする。
 ただ、まひろには力はない。
 ではどうやって戦うか?
 おそらく「文学」なのだろう。
 こうして「紫式部」が誕生する。

 おそらく兄・道兼や貴族社会に違和感を持っている三郎もまひろといっしょに戦うのだろう。

 第1回では、右大臣家の藤原詮子(吉田羊)と関白家の藤原遵子(中村静香)のどちらが帝の子をはやく身ごもるかというエピソードが描かれた。
 これが表わすのは
・男たちの権力闘争に使われる女性
・子供を産むことだけが求められる女性
 だ。
 おそらく脚本・大石静さんはこれにNOと言っている。
「権力闘争の道具」でもなく「産む機械」でもない女性像。
 すなわち「文学」で貴族社会を生き抜いていく主人公・紫式部だ。
 紫式部のライバル清少納言(ファーストサマーウイカ)もそうなのだろう。

 面白い大河ドラマになりそうだ。
 ドロドロの宮廷の中、紫式部は美しい物語を綴っていくのだろう。

 
※追記
「散楽」という芸能も初めて知った。
 マイペディアに拠ると、
『奈良時代に中国より伝わった曲芸・軽業・奇術に類する芸能。
 源流は西域といわれるが,中国では百戯・雑戯ともいわれ,巷間(こうかん)の卑俗で余興的な芸能の総称であった。
 日本では散楽戸を設け伝習されていたが,782年廃止され民間に根をおろした。
 平安中期には〈さるがく〉となまって呼ばれ,内容も日本化されて,猿楽,田楽(でんがく)をはじめさまざまな芸能の基盤となった』

 貴族社会では『雅楽』は受け入れられたが、『散楽』は捨てられて庶民のものになったんですね。

※追記
 まひろが「帝の血を引いている」語ったことで思い出したのは、光源氏が帝の落し胤であること。
 紫式部は子供の頃から、無意識に「源氏物語」を構想していたのかもしれない。

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2024年の国際情勢~アメリカの求心力の低下。グローバルサウスの台頭。日本はアメリカ一辺倒でいいのか?

2024年01月06日 | 事件・出来事
 今回は2024年の国際情勢を見ていこう。

・1月~台湾総統選
 来週13日、台湾総統選挙がおこなわれる。
 現在は中国と距離を置く与党・民進党が優勢。
 親中の国民党は苦戦。
 とはいえ民進党の勝利で、台湾有事になるとは考えられない。
 理由は今、中国の経済はボロボロだから。
 経済的な不満を反らすために戦争という可能性もあるが、
 戦争を起こせば、国際社会から非難を浴びて中国は却ってボロボロになる。
 政府は台湾有事を煽って軍事費UPをしているが正解なのか?
 能登半島地震ではインフラの弱さが露呈したが、もっと内政に使うべきではないか?

・2月~ウクライナ戦争2年目
 ロシアが優勢になっている。
 EU各国は支援疲れ。
 アメリカはウクライナ支援の予算が尽きて、議会はこれ以上の支援に否定的。
 これに加えて、イスラエル・ハマス紛争が勃発。
 ゼレンスキー大統領はそろそろ和平を模索すべきではないか?
 現状ならまだ有利な和平交渉ができる。

・3月岸田首相、訪米・ロシア大統領選
 岸田首相が「国賓」待遇で訪米する。
 そりゃそうだ。防衛費2倍を決めたのだからアメリカとしては大歓迎だろう。
 アメリカでの岸田首相のニヤけた顔を想像してしまう。
 ここで注目すべきは、岸田首相が何を約束してしまうか?
 アメリカはヨーロッパと中東で手一杯だから「アジアは頼む」みたいなことを言われそう。
 支持率20%台の岸田首相に勝手に決めてほしくないのだが……。

 ロシア大統領選はプーチンが勝利するだろう。

・11月~アメリカ大統領選
 現状ではトランプ再選だとか。
 現職バイデン大統領は求心力を失っている。
 他に有力な民主党候補が出なければトランプ再選だろう。
 今年3月には大統領予備選(スーパー・チューズデー)がおこなわれるが、果たして?
 ……………………………………………………

 さてこうした状況を踏まえて、2024年の国際情勢をどうとらえるか?

 アメリカの求心力が落ちる。

 ポイントはイスラエル・ハマス紛争だ。
 現在イスラエルがおこなっていることは市民を巻き込んだ虐殺なのだ。
「パレスチナに平和を」
 この声が世界中からあがっている。
 アメリカ国内でも市民が声をあげている。
 これに対してアメリカは共和党を含めて、イスラエル支持。
 国連の停戦決議でも反対した。
 これに対して、マレーシア、インドネシアなどのグローバルサウスの国々は公然とアメリカ非難。

 こんな中、インドのモディ首相はグローバルサウスのオンライン会議で次のような発言。

「今こそグローバルサウスの国々が声を一つにして世界のために取り組んでいくべきだ」

 2024年はアメリカの力が弱くなり、グローバルサウスの国々の発言力が強くなる年だと思う。
 ところが日本はアメリカ一辺倒。
 岸田首相は3月に訪米して、ヘラヘラした顔でアメリカ支持を表明するに違いない。
 バイデン大統領との共同記者会見で語ることは、
・さらなるウクライナ支援
・アジアの秩序を担うこと(法の支配と国際秩序を乱す行為は許さない)
・消極的なイスラエル支持
 かな?

 イスラエル支持は、イランなどの産油国を怒らせる可能性があるので
 積極的な支持にはならないだろうが、何らかの譲歩を迫られるはず。

 いいのかな、これで?
 アメリカ一辺倒ではグローバルサウスの国々の台頭に乗り遅れてしまうぞ。

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能登半島地震~国はもっと防災に予算を使え。南海トラフ地震に備えよ。

2024年01月04日 | 原子力発電・反対
 能登半島地震で亡くなられた方とそのご家族にお悔やみ申し上げます。
 被災された方にお見舞い申し上げます。

 こうした災害が起きるたびに思うんだけど、
 どうして避難所が学校などの体育館なのかな?
 女性用のトイレも足りないみたいじゃないか。
 そのため女性は水分を取るのを我慢しているとか。

 僕は自治会の理事をやっていて、昨年11月に防災訓練があったが、
 体育館ってとても寒い。
 うちの自治会では暖房どころか照明ライトも足りない。

 一方で万博。
 税金の使い方が違う気がする。
 地震などの災害大国なのだから、もっと防災にお金を使うべきではないのか?
 防衛費も12兆円も要るのかな?
 どうせムダな武器を買わされているに違いない。
 その防衛費予算のいくらかでも防災費用にまわせば、よほど国民のためになるのではないか?

 あるいは一方でパーティ券の裏金。
 政治家よ、たまには私利私欲を捨てて国民のために働け。

 それから原発。
 今回は幸い事故がなかったようだが、この地震大国にふさわしいのか?

 テレビなどのメディアも今は現状を伝えることが重要だろうが、
 これが落ち着いたら、上に書いたような議論をしてほしい。
 でも、やらないんだよな。

 
 ※被災地にパンを運ぶヤマザキパンのトラック。素晴しい!
 ………………………………………………………………………………………

 南海トラフ地震はこの20年~30年で必ず起こると言われている。
 大河ドラマなどで描かれる「秀吉時代の地震」や「幕末の地震」はすべて南海トラフに拠るものだ。
 南海トラフ地震は100年単位で起こる。
 前回が昭和南海東海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年)だった。
 だとすると……。

 南海トラフ地震の被害は、死者8万2000人、被害総額214兆円と言われている。
 静岡の浜岡原発なども心配だ。

 政府は南海トラフ地震に備えてほしい。
 起こる可能性の低い戦争に予算を使うより、こちらの方がはるかに重要だ。
 これこそが考えなくてはいけない安全保障だと思うのだが。

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2024年~ジャニーズに続き、自民党・吉本興業が壊れれば少しはマシな社会になると思う。

2024年01月01日 | 事件・出来事
 新年あけましておめでとうございます。
 ジャニーズ、宝塚、自民党、吉本──昨年はさまざまなものが壊れた。
 まあ、正確に言えば、自民党と吉本は「壊れつつある」という言葉の方が適切だが。

 自民党は裏金問題でどこまで壊れるのか?
 泉房穂・元明石市長はこんなこと言った。
「裏金問題で安倍派議員90人が逮捕されていなくなってもかまわない。
 選挙で、彼らの代わりに国民のことを本気で考える議員を選んだ方がはるかに未来のためになる」
 正論だと思う。
 日本の政治は制度疲労を起こしている。
 膿を出して一新した方がいい。

 松本人志の性加害疑惑。
 被害に遭った他の女性たちが声をあげ始めた。
 彼の過去のヤバい発言や暴力コントがネット民によって次々とUPされている。
 AFPなど海外の通信社もこれを伝えた。
 松本氏は大阪万博のアンバサダーも務めているから海外の注目も集まるだろう。
 今後は文春の第2弾の告発や取り巻き芸人たちのスキャンダルも暴露されるだろうから、
 昨年のジャニーズのように吉本も力を失っていくだろう。

 さて自民党と吉本。
 どこまでぶっ壊せるか?
 自民党の場合は検察、吉本の場合はメディアの追及に掛かっている。
 彼らがどこまで迫れるか?
 忖度、手打ちで終わったら膿は残ったままだ。

 ただテレビ局は吉本の株を持っているんだよな……。
 テレビ局をその気にさせるには、
 ジャニーズの時のBBCのような外圧か、スポンサー降板しかない。
 現在イオン、マクドナルドは松本人志の出演する番組の降板を決めたらしい。
 いいことだと思う。
 これはテレビ局には効くだろう。

 腐った者が上にいたら、それが下にも降りてすべてが腐る。

 2024年──社会の上層部にある膿をすべて出してほしい。
 そうすれば少しはマシな社会になると思う。

 最後は作家の島田雅彦さんのXのポストで締めよう。

『2024年はどっちに転ぶのか、予断はできませんが、
 昨年から続く大規模なリセットが守備よく行われ、
 各界の顔ぶれ、組織系統が一新されんことを』

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