平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「野党は批判ばかり」は本当か?~テレビ局よ、ウソを垂れ流すな! テレビ局は批判ばかり、と言われるようになれ!

2024年06月14日 | 事件・出来事
「野党は批判ばかり」が少し前に、Xで急上昇しトレンド入りした。

 きっかけはテレビ番組でのタレントの眞鍋かをり氏の発言。
「自民党の裏金問題があって野党がワーって言うけど、別に文句しか言ってないみたいなのが、
 もうウンザリって思っている」

 これに対するネットの反応は──
・野党は批判ばかりって言う人たちは、与党に問題はないと考えてるんだろうか。
・『野党は批判ばかり』が真なら『与党は違法ばかり』も真。
・ちゃんと法令通りに裁かれてれば文句はいわねーよ。
・批判に答えない与党の逃げの言葉。

 確かに。
 以前は「野党は批判ばかり」という詭弁にダマされる人がいたが、さすがにみんな気づいてきた。
 つーか、そんな批判が薄れてしまうくらいに自民党が酷すぎる。

 立憲民主党の米山隆一衆院議員もXで痛烈に反論。
「野党は其々に政治資金規正法案を出しています。『野党が文句しか言っていない』は端的に誤りで、
 真鍋かおり氏が国会で何が起こっているか全く知らずに『野党への文句しか言っていない』が
 実際です』

 真鍋さん、もしかして与党からカネをもらってる?
 官房機密費もらってる?
 もし、そうでないのなら、もう少し勉強してから発言してほしい。

 テレビ局もさ、こんな不勉強な人物を使うなよ。
 つーか台本あるんだろう?
 テレビ局は番組の主張に近いタレントをキャスティングし、
 タレントは台本どおりにしゃべっている。
 少なくとも『こういう発言だけはしないで下さい』という制約はあるはず。
 それを越えた発言をした場合は降板させられる。

 テレビよ、これでいいのか?
 ネットの方がはるかに情報は濃いんだが……。
 ドラマもnetflixとかの方が断然面白いのだが……。

 テレビ局は不動産収入で経営を成り立たせているらしい。
 朝日新聞もそうだ。
 テレビマン、新聞記者はここで奮起して、
 自らの職業の矜恃を見せてほしいのだが、無理か?

 他の日本企業のように現状にあぐらをかき、
 世界に通用する製品・コンテンツを作らず、自滅していくのか?

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国民民主党はなぜ共産党を嫌うのか?~21世紀の時代に語られる「共産党アレルギー」とは何なのだろう?

2024年06月12日 | れいわ新選組
 国民民主党は「共産党」が応援しているから蓮舫さんを応援したくないと言っている。
 いはく、
「共産主導の候補者に見える。共産主義は受け入れられず、
 一体となって活動する候補者の応援は困難だ」

 何だ、この共産党アレルギー?
 連合の芳野友子会長も同じことを言っている。

 共産主義。
 中国、ロシア、北朝鮮などを指して嫌悪しているのだろうが、
 日本共産党は上記の国の政治体制を批判している。
 香港が非民主化されたことにも抗議した。

 というか、20世紀で社会主義・共産主義はすべて失敗して、
 1950年代~70年代にかけての熱い「共産主義信奉」なんてものは、ほとんどない。
 共産主義が霧散した21世紀に語られる、異常なまでの共産主義嫌悪。
 何なんだ、これは?
 いつまで前世紀を引きずっているんだよ!
 あんたらは勝共連合=統一教会か?
 つーか、国民民主党が「共産党と手を組めない」と言っているのは選挙対策だろう!

 日本共産党自体も共産主義について
「どうかな~? 仮になったとしても、かなり先じゃねえ?」
 くらいに考えているに違いない。
 今の共産党は、共産主義と実現するというよりは社会的弱者の味方だ。
 自民党の利権政治や腐敗した政治を糺している政党だ。
 まあ、社会的弱者の立場に立っている分、「資本家」には否定的だと思うが。

 安全保障の件でも誤解されている気がする。
 9条に定める戦力の放棄。
 共産党は今すぐ放棄するとは言っていない。
 そんな時代は来ないと思うが、世界中が真に平和な時代になった時、
 他国といっしょに戦力を放棄すると主張している。
 まあ、これ自体、かなりの理想主義だが、
 こんなふうに理想を語る政党がひとつくらいあってもいい。

 共産党を支持している方、上記の認識が間違っていたらご指摘下さい。
 ちなみに僕はれいわ新選組を支持しています。

 というわけで、国民民主党や連合、あるいは維新が共産党を嫌うのかよくわからない。
 国民民主党支持の方、あるいは共産党に否定的な方、嫌う理由をぜひ教えて下さい。

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「光る君へ」 第23回「雪の舞うころ」~ただの面白い叔父さん……。宣孝、まひろにまったく相手にされていない……笑

2024年06月10日 | 大河ドラマ・時代劇
 宣孝叔父(佐々木蔵之介)、まったくまひろに相手にされていない……。
「会うたびにお前はわしを驚かせる」
「この生うににはわたしも驚かされました」
「わしの人生はこれで落ち着いたと思っていた。
 されど、お前と会うと違った世界が垣間見える。
 新たな望みが見える。未来が見える。まだまだ生きていたいと思ってしまう」
「まだまだ生きてわたしを笑わせてください」

 宣孝叔父、可哀想……。
 都の流行のコスメを持って来ても、まひろが食いつくのは書物……。
 それとなく思いを語っても、まひろが関心があるのは生うに……。

 ある程度公を成し遂げた中年男の悲哀ですね。
 人生の折り返し地点に来て空虚に囚われていた時、現われた面白え女。
 まひろといると世界がイキイキとして来る。
 宣孝はもう一度、青春を取り戻したかった。
 
 で、宣孝叔父、あまりに伝わらないものだから最後はストレートに告白。
「都へ戻って来い。わしの妻になれ」

 さて、この先、どう描く?
 史実だと、紫式部が越前にいたのは1年くらいで都に帰って宣孝と結婚してしまうのだが、
 今まで積み上げて来たものの整合性が取れなくなってしまう。
 まひろは「越前で父上を助ける」と言っていたし、
「越前で生まれ変わる」と道長(柄本佑)に語った。
「宋に行ってみたい」という思いも心の隅にあるだろう。

 今まで順調に描いて来た物語に破綻の予感が……。
 さて、この先、どう描く?
 ……………………………………………………………………………………

 帝(塩野瑛久)の定子(高畑充希)への思いは続いていた。
 会えないことで、逆に思いは募る。
 元子(安田 聖愛)など、他の女御には興味がない様子。

 定子は過去に生きている。
 楽しかった日々を描いた清少納言(ファーストサマーウィカ)の文章を読んで、
「あの頃がそなたの心の中にいきいきと残っているのであれば、わたしもうれしい」

 さて、この先、どう描く?
 ……………………………………………………………………………………

 越前では人物像が逆転。

 石に頭をぶつけて死んだ通詞・三国若麻呂(安井順平)は賄賂を要求していた。
 朱仁聡(浩歌)は日本との交易の道を開く宋の密使だった。
 介の源光雅(玉置孝匡)はそれに気づき、阻止しようとしていた。
 周明(松下洸平)はポスト直秀(毎熊克哉)ではなく、宰相の侍医になるために
 まひろを利用しようとしている。「俺を信じるな」とは言っていたが……。

 善悪は相対的なものだが、善のイメージの人物が悪に、悪のイメージの人物が善に。

 都では詮子(吉田羊)が道長の「想い人」について知ってしまった。
 詮子なら誰であるか、調べるよね!笑
 倫子(黒木華)に話すかもしれないよね!笑
 さて、どうなる?

 というわけで、今回はすべてがこんがらがってしまった。
 こんなに、こんがらがって大丈夫なのだろうか?
 きれいに解くのは大変だぞ。
 特にまひろの結婚をどう描くのか?

 脚本・大石静さんの腕の見せ所である。

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「響け!ユーフォニアム3」~久美子ってムチムチしてるよな。色気を表現できる京都アニメーションの作画力!

2024年06月09日 | コミック・アニメ・特撮
 久美子(CV黒沢ともよ)と麗奈(CV安済知佳)がついに決裂!
 佳境に向かって盛り上がって来た『響け! ユーフォニアム3』。
 本当に見応えのあるアニメーション作品だ。

 真由(戸松遥)に悪気はない。
 むしろ自分の存在が吹奏楽部にどのような影響を及ぼすかを理解していて一歩引いている。
 久美子に何度も警告している。
 まあ、こんな洞察ができる真由には過去に何らかのトラウマがあるんだろうけど。
 ネットで真由のことを『天然マウント少女』と表現している方がいたが、なるほど!
 真由は静かなる時限爆弾。
 それが先週の第9回で炸裂した。

 さて、このようなギスギスの中でコンテストを迎えたら、北宇治吹奏楽部はどのような演奏を
 するのだろう?
 音楽の完成度は高い。
 でも楽しくない。
 今のままではコンテスト落選だ。
 今のギスギスはどのように昇華され、結果としてどのような音楽が奏でられるのか?
 ………………………………………………………

 それにしても京都アニメーションの作画ってすごいな。
 何がすごいかと言えば、ものすごくエロいのだ。

 高校三年生の久美子はムチムチしている。
 久美子は足は短いし、等身もどちらかと言うとご立派とは言えないし、すごくリアル。
 高校一年の時から久美子を見ている当方としては、久美子のムチムチに目を見張ってしまう。
 高校一年の久美子はまだ子供だった。
 これに加えて、今回の青春ドラマと声優・黒沢ともよさんの芝居で、むせ返るような色気が
 滲み出ている。

 それは葉月(CV朝井彩加)や 緑輝(豊田萌絵)にも言えて、
 特に緑輝、すっかり大人になったねえ。以前はアホ毛の天然キャラだったのに。

 その他、 奏(CV雨宮天)はしっかり高校二年生の感じだし、
 アイスを差し入れに来た 優子先輩(CV山岡ゆり)と夏紀先輩(CV藤村鼓乃美)は
 しっかり大学生の感じになっている。

 おそるべし! 京都アニメーションの作画!
 世の中には、すごい作画の作品はたくさんあるが、この滲み出る色気はなかなか出せない。
 宮崎駿作品もそうだ。
 キャラのムンムン、ムチムチ感はさすがの宮崎駿さんも描けていない。

『響け!ユーフォニアム3』は、日曜日夕方5時・Eテレにて放送中 ←何とEテレ!


※関連動画
 今からでも楽しめる!「響け!ユーフォニアム」(京アニチャンネル・YouTube)
 
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『十角館の殺人』『屍人莊の殺人』~やはり「館もの」のミステリー作品は面白い!

2024年06月07日 | 邦画
 日本のミステリー作品を2本見た。
 いずれも『館(やかた)もの』だ。館に人が集められ殺人事件が起こる。
 一応「ネタバレなし」でレビューを書いてみる。

『十角館の殺人』
 綾辻行人・原作 Huluでドラマ化。

 この作品、『絶対に映像化できない作品』なのだ。
 小説だから成り立つ話なのだ。
 でも今回映像化されて僕はダマされてしまった。
 ええっ、そんな~!?
 ぜんぜん気づかなかった~!

 この作品を見ていると、人間の認識能力がいかにいい加減なものかがよくわかる。
 思い込みが認識を大きく歪めることがよくわかる。

 トリックは実にシンプルだ。
 さまざまな作品で擦られていて手垢のついたものだと言っていい。
 ただミスリードがいろいろ仕掛けられていて、それが真相を覆い隠している。
 ミスリードを取り除いていけば、真実はくっきり浮かび上がる。
 …………………………………………………………

『屍人莊の殺人』
 今村昌弘・原作 2019年映画化。

 ゾンビが凶器になるミステリーである。
 ついに『ゾンビが凶器』になるミステリーが来たか!
 斬新だねえ。画期的だねえ。
 まあ、ミステリーの古典には『毒蛇』や『オランウータン』が凶器になる作品があるが。

 個人的には、最初の殺人と最後の殺人のトリックがすごいと思った。
 これらは『ゾンビが凶器』でなければ実現不可能。
 ふむふむ、なるほど。
 最後のトリックは犯人がどうしてゾンビの特性を知り得たか、という疑問が残るが……。

 この作品の魅力は、剣崎比留子役の浜辺美波さんだろう。
『賭ケグルイ』『シン仮面ライダー』など浜辺美波さんはやはり2.5次元俳優。
 特異な衣裳を着たエキセントリックな変人役がよく似合う。
 その集大成が今回の比留子役だ。
・推理の時、白眼を剥いて頭をグリグリする。
・チッ! と舌打ちする。
・推理を披露する時、相撲の雲竜型をする。
・「協力してくれたらキスさせてあげる」と言う。←こんなこと言われたら、絶対協力するだろう!

 浜辺美波さんと神木隆之介さんは三度目の共演。
『屍人莊の殺人』(2019)
『らんまん』(2023・朝ドラ)
『ゴジラ-1.0』(2023)
 公私ともに仲がいいらしいし、もうお前らつき合っちゃえよ!←by『葬送のフリーレン』

 いい感じのコメディ&ミステリーになっています。
 原作は既読で、その地の文に若干のユーモアを感じたが、
 映画版では、監督が木村ひさしさんなのでコメディ要素が強くなっている。


※予告編はこちら
 映画『屍人莊の殺人』予告編(YouTube)

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「虎に翼」~今、僕たちが享受している権利は、過去のさまざまな人の思いの果てに生まれたものなのだ

2024年06月05日 | その他ドラマ
 憲法について考えさせられるドラマだ。
 戦前の「大日本帝国憲法」下、女性の権利は少なかった。
 女性は男性に従うものだった。
 男性だって無理をしていた。
 男は家の大黒柱にならなくてはならない。
 弟・直明(三山凌輝)はこのことに囚われていた。
 家の大黒柱の男たちは「国家」という家も支えなければならず、赤紙で戦争に行かされた。

 そんな世が終わり発布された「日本国憲法」。
 寅子(伊藤沙莉)は新憲法を読んで心をふるわせる。
 第十四条
『すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、
 政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない』

 まだまだ不十分だが、現在僕たちが当たり前のように享受している権利は、
 戦前、戦中の人たちのさまざまな思いの果てに生まれたものなのだ。
 よねさん(土居志央梨)、涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)、崔香淑(ハ・ヨンス)──
 彼女たちは自らの権利を求めて闘い、学び、最後には挫折した。
 彼女たちのことを思うと、今享受している権利がかけがえのないものだと実感する。

 だから僕たち大人はこれを守って、後の世代に残さなければならない、と思う。
 ………………………………………………………

 さて寅子。
 現在は「民法」作成のために動いている。
 かつての「はて?」は影を潜め、「すん」状態だが、いずれ自分を取り戻すだろう。

 課題は、ラディカル(終審的)な改革なのか? ゆっくりとした(保守的な)改革なのか?
 アメリカは戦前の家族制度をラディカルに壊そうとしている。
 寅子の考えもそれに近いようだ。
 だが、それに不安を覚えている花江(森田望智)のような存在もいる。
 ここで立ち止まって花江に目を向けられるようになった寅子は少し大人になった?
 上手い作劇だと思う。
 果たして寅子はどのような結論を出すのか?

『夫婦別姓』『LGBTの婚姻』『共同親権』など、民法的なテーマは現在の重要な問題である。
 そこに横たわる、リベラルと保守の対立。
 確かに急激な改革は社会に混乱をもたらす。
 だが、一方でこの制約で苦しんでいる人もいる。
 『虎に翼』はこのテーマをどのように扱うのか?

 いずれにしても
 現在の「民法」が、寅子たちのような人々の熟考と葛藤の末につくられたことがわかる。
 僕たちの現在がこうした先人たちの知恵と努力の結果、うまれたものだとわかる。

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「光る君へ」 第22回「越前の出会い」~謝謝、再見──異文化にふれて、まひろの心は宋の国へ!

2024年06月03日 | 大河ドラマ・時代劇
 地面に名前を書く男! 為時パパに針をブッ刺す男! 実は日本語を話せる男!
 周明(松下洸平)登場!

 今回は前フリ回なので、あまり語ることがないが、
 直秀(毎熊克哉)に続くオリジナルキャラの登場だ。
 まひろ(吉高由里子)とどのようなドラマを展開するのか楽しみだが、
 越前でのまひろと為時(岸谷五朗)を助ける存在になりそうだ。

 周明が地面に名前を書いたのは道長(柄本佑)との出会いを思わせる。
 海で出会ったのは、直秀と語り合った夢を想起させる。

 越前で宋人の文化に触れるまひろ。
 ヒツジの肉、針、宋の言葉──いい表情するな~。
 好奇心のかたまりという感じで、表情を見ているだけで楽しくなる。
 文化を受け入れることにためらいもない。
「謝謝」「再見」もマスターした。
 まひろの心はすでに海を越えて宋の国に行っていることだろう。

 ちなみに、劇中の台詞にもあったが、宋は戦闘的な国ではなかったらしい。
 経済的に豊かで、金などの騎馬民族が攻めて来てもお金を渡して和平を結んだ。
 科挙などの制度を採用し、印刷術など文化的にも豊かだった。
 周辺国に対しては朝貢を求めず、海外との商いは民間に任せた。
 今作の朱仁聡(浩歌)も、そんな民間商人のひとりなのだろう。
 ……………………………………………………

 さてドラマに話を戻すと、今回、前フリされたのは──
・周明とは何者なのか?
・朱仁聡の目的は何なのか?
・越前国府の源光雅(玉置孝匡)と宋人との確執
・為時と光雅の確執
 朝廷では──
・定子(高畑充希)が帝の子を身ごもったこと
 定子の懐妊で朝廷の勢力図は変わり始める?

 為時は立派だった。
「そなたはわたしを愚弄するつもりか?」
 と賄賂を渡して来た源光雅を一括!
 おそらく光雅は越前で私腹を肥やしていたのだろう。
 だから為時も仲間にして、お目こぼしをしてもらおうとした。
 ちなみにXの受け売りだが、平清盛の父・忠盛は越前守となって財産を貯え、後の平氏政権の礎を
 築いたらしい。

 道長は胃の痛い日々。
・太宰府から戻って来た伊周(三浦翔平)
・定子の懐妊
・越前での通詞殺人の裁き→判断を間違えると国と国との争いごとになる。
 道長は明子(瀧内公美)にダメダメな左大臣だと愚痴をこぼす。
 そんな弱気な道長を明子は励まして、
「いつか明子なしには生きられると言わせてみせます」
 と言って押し倒す。
 倫子(黒木華)といい、道長、よく押し倒されるよな~。笑
 自分をダメだと思っている道長はまだ大丈夫だろう。


※参考動画
 【宋王朝】実はこんなに進んでいた! (YouTube)

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政治資金規正法改正~第2自民党の「日本維新の会」が賛成して成立か?

2024年06月02日 | 事件・出来事
 政治資金規制法の自民党改正案。
 公明党、日本維新の会が賛成して成立しそうだ。

 改正内容は結局骨抜き。
・連座制→「確認書」って何だよ? 素直に連座制でいいじゃないか。
・企業団体献金→そのまま。これをなくすために税金を原資にする「政党交付金」って作ったのに?
・政策活動費→10年後に領収書・明細を公開。
       何で10年後なんだ?
       やましいことに使っていないなら即公開でいいだろう?
       すでに抜け道は指摘されていて「政党→政治団体→政治家」の資金の流れだと、
       公開しなくていいらしい。
・パーティ券購入者の公開5万円超→一応評価するが、自民党はあの手この手で、法の抜け道を
                 作っていくだろう。
 ………………………………………………………

 さて維新。
 結局、最後に自民党を助けた。
 維新は「是々非々」「否定ばかりではなく、少しずつでも改革を前進させる」と
 しばしば主張するが、これ、詭弁だから。
 上の規制法改正が示すように、結局何も変わらない。何も解決しない。
 先日、維新の馬場代表は「自民党と連立政権を組んでもいい」みたいな発言をしたが、
 要するに維新は「第2自民党」。

 つーか、維新って自民党の別働隊だろう?
 野党のふりをして自民党を支える集団。
 裏で両者は手を握っている。
 自民党、維新という良いシステムを作ったな。

 かくして自民党の腐敗政治は今後も続く。
 日本は失われた40年、50年になっていく。


※追記
 さて、ここからは深読み。

 なぜ岸田首相は維新案をのんだのか?
 法案を成立させるためなら公明党の賛成だけで十分なのに。
 自民党と公明党だけで採決したら、国民の反発が大きいので、
 野党の維新も賛成しているという体にしたかったのか?
「いざとなったら維新と組むぞ」という公明党へのメッセージだったのか?
 でも公明党の組織票は自民党にとって重要なはず。

 一方、「パーティ券公開・5万円超」は岸田首相の独断だったらしい。
 これで麻生太郎氏、茂木敏充氏は怒っているとか。
 結果、9月の総裁選で再選が危ぶまれるので
 岸田首相は国会終了後に「解散総選挙」をおこなう?
 仮に自民党が過半数割れをしても、「公明党」「維新の会」と連立を組めば
 政権を維持できる?
 足りなければ「国民民主党」も加える?

 だとすると、すごいな、岸田文雄。
 自分が首相であり続けるために、自民党の仲間の議席を減らしても構わないと
 考えているのか?

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