平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

政治資金規正法改正~第2自民党の「日本維新の会」が賛成して成立か?

2024年06月02日 | 事件・出来事
 政治資金規制法の自民党改正案。
 公明党、日本維新の会が賛成して成立しそうだ。

 改正内容は結局骨抜き。
・連座制→「確認書」って何だよ? 素直に連座制でいいじゃないか。
・企業団体献金→そのまま。これをなくすために税金を原資にする「政党交付金」って作ったのに?
・政策活動費→10年後に領収書・明細を公開。
       何で10年後なんだ?
       やましいことに使っていないなら即公開でいいだろう?
       すでに抜け道は指摘されていて「政党→政治団体→政治家」の資金の流れだと、
       公開しなくていいらしい。
・パーティ券購入者の公開5万円超→一応評価するが、自民党はあの手この手で、法の抜け道を
                 作っていくだろう。
 ………………………………………………………

 さて維新。
 結局、最後に自民党を助けた。
 維新は「是々非々」「否定ばかりではなく、少しずつでも改革を前進させる」と
 しばしば主張するが、これ、詭弁だから。
 上の規制法改正が示すように、結局何も変わらない。何も解決しない。
 先日、維新の馬場代表は「自民党と連立政権を組んでもいい」みたいな発言をしたが、
 要するに維新は「第2自民党」。

 つーか、維新って自民党の別働隊だろう?
 野党のふりをして自民党を支える集団。
 裏で両者は手を握っている。
 自民党、維新という良いシステムを作ったな。

 かくして自民党の腐敗政治は今後も続く。
 日本は失われた40年、50年になっていく。


※追記
 さて、ここからは深読み。

 なぜ岸田首相は維新案をのんだのか?
 法案を成立させるためなら公明党の賛成だけで十分なのに。
 自民党と公明党だけで採決したら、国民の反発が大きいので、
 野党の維新も賛成しているという体にしたかったのか?
「いざとなったら維新と組むぞ」という公明党へのメッセージだったのか?
 でも公明党の組織票は自民党にとって重要なはず。

 一方、「パーティ券公開・5万円超」は岸田首相の独断だったらしい。
 これで麻生太郎氏、茂木敏充氏は怒っているとか。
 結果、9月の総裁選で再選が危ぶまれるので
 岸田首相は国会終了後に「解散総選挙」をおこなう?
 仮に自民党が過半数割れをしても、「公明党」「維新の会」と連立を組めば
 政権を維持できる?
 足りなければ「国民民主党」も加える?

 だとすると、すごいな、岸田文雄。
 自分が首相であり続けるために、自民党の仲間の議席を減らしても構わないと
 考えているのか?

コメント (8)
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