きりたちて かりぞなくなる かたおかの あしたのはらは もみぢしぬらむ
霧立て 雁を鳴くなる 片岡の 朝の原は 紅葉しぬらむ
よみ人知らず
霧が立って雁が鳴いている。片岡の朝の原は、もう紅葉しているだろうか。
霧が立ち、雁の鳴く声で秋を実感し、その実感がかつて訪れたことのある片岡の朝の原の木々の紅葉を想像させたという状況を詠んでいます。
きりたちて かりぞなくなる かたおかの あしたのはらは もみぢしぬらむ
霧立て 雁を鳴くなる 片岡の 朝の原は 紅葉しぬらむ
よみ人知らず
霧が立って雁が鳴いている。片岡の朝の原は、もう紅葉しているだろうか。
霧が立ち、雁の鳴く声で秋を実感し、その実感がかつて訪れたことのある片岡の朝の原の木々の紅葉を想像させたという状況を詠んでいます。