ちはやぶる かむなびやまの もみぢばに おもひはかけじ うつろふものを
ちはやぶる 神奈備山の もみぢ葉に 思ひはかけじ うつろふものを
よみ人知らず
神奈備山のもみじ葉に思いを寄せるのはやめよう。色が変わって褪せてしまうのだから。
美しい紅葉には思わず心をひかれてしまうが、すぐに色あせてしまってがっかりするのだから、それなら始めから思いを寄せるのはやめようという気持ち、「もみぢ」が密かにこころを寄せている異性の例えと解釈してみると、なかなかに切ない歌ですね。
ちはやぶる かむなびやまの もみぢばに おもひはかけじ うつろふものを
ちはやぶる 神奈備山の もみぢ葉に 思ひはかけじ うつろふものを
よみ人知らず
神奈備山のもみじ葉に思いを寄せるのはやめよう。色が変わって褪せてしまうのだから。
美しい紅葉には思わず心をひかれてしまうが、すぐに色あせてしまってがっかりするのだから、それなら始めから思いを寄せるのはやめようという気持ち、「もみぢ」が密かにこころを寄せている異性の例えと解釈してみると、なかなかに切ない歌ですね。