年末から少しバタついて中断していたガイドを巻く。
元のガイドはダブルフットのハイスピンダー(合計13.1g)だったが、今回はトルザイトのシングルフットで計5.0g。
スレッドは G272 Blue Dun。久々のAスレッドに翻弄されつつ(けれどガイドの足は登りやすい)、1/2ピースの巻き巻きが完了。
ティップはKTの5.5が5つ。
その後ろにKLが続く。
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竿を組む時にどの工程が一番好きかと聞かれたら、迷わずこのグリップ部分と答えたい。
それは決して上手にできるからではなく、慌てるとロクなことがないということと、逆に丁寧にやればやるだけ綺麗に仕上がるということの両方を(前者の方が圧倒的に多いけど)身を以て知っているから。
使っているエポキシ系接着剤は硬化に丸1日掛かるので、ひとつ接着してはひと晩置き、また次の日に接着してはひと晩置き、というのを . . . 本文を読む
少し間が空いたが、先日バラしたUFMウエダのソルティープラッガー。
このところ、実は塗装でちと難儀していた。当初、少しでも軽く仕上げるためにセパレート(グリップ部)もあり得るかもと、2/2ピースはバットエンドのギリギリから塗装するつもりでいた。
ところが、ブランクのテーパーがキツイので、しごき塗りのゴムの内径の選定が難しく、塗っては剥がし、剥がしてはまた塗り、を繰り返していた。そうこうしてい . . . 本文を読む
今日は会社の何とかの日で年に一度大手を振って釣りに行ける平日。
・・・のはずが、あいにくのお天気が予想された瞬間に作業の手が止まっていたライトゲーム用のロッド、ひっそりと完成。
ガイドはバットからからベリーが T-LRVTG、ティップ側は T-KTTG。
ブランクが持ち重りするのと、リールシートの下までブランクを入れて接着したかったので、結局仕上がりは元の長さより . . . 本文を読む
カーボンパイプにグリップやリールシートを接着したところまで終わっていた、イシグロのライトゲーム用ブランク。
ソルティプラッガーと同時並行でガイドセッティングを見ていたのだが、ようやく決まってガイドを巻く。今回のブランクは、ティップが白、ベリーが黒なので、色数を増やさず、スレッドもそれに合わせてモノトーンに。これはバットガイド。
普段はあまり見せないが、裏側はこんな感じ。
ティップの . . . 本文を読む
まずはガイドからバラす。
ドライヤーで温めて、ガイドの足の部分にカッターで切れ目を入れてペリッと剥がし、スレッドの端っこを見つけてグルグル、グルグル。
写真はバットガイド。これは全くの個人的な考えだが、スレッドをうまく乗せるためにガイドフットを削るのは、これがあるから好きではない。削った金属の粉が残っていたとか海で潮を浴びたとか(あるいはその両方か)、理由は正確には分からないのだが . . . 本文を読む
バラす前にいくつか自分用の備忘。
先に書いた通りガイドはハイスピンダー(ダブルフット)で、バットの#30からトップガイドまで含め、計7個。
ガイドの間隔を測ってみたのだが、面白いことに、バットガイドのひとつ上とその上のガイドの間隔がほぼ同じ。勿論、ブランクのテーパーに合わせてガイドを配置するので、これがその結果というか結論なのだろうが、何となくこうしてベリーでためを作る意図だった . . . 本文を読む
ルアーの釣りを始めて間もない頃。
雑誌やネットの情報を頼りに見よう見まねで陸っぱりのシーバスを狙っては撃沈を繰り返し、いつの頃からかすっかり興味が失せてしまった。勿論それは自分の技量が足りないからで、釣る人は釣っていたのだろうが、そんな時にまるで魔法のように雑誌でいつも目にするロッドがあった。
UFMウエダのソルティープラッガー。当時の自分にはとても買えない高級品だったが、ある時友だちの家で . . . 本文を読む
船釣り用のブランク、特に手持ちでやれる、いわゆるライトゲーム用のブランクを探すのは、意外と難儀する。
バス用のSグラス(チューブラー)をあれこれ試すのもそんな理由があるからなのだが、時々ふとしたところで、これまでノーマークだったブランクに出会ったりする。
「釣具のイシグロ」は浜松にあるお店で、ロッドビルディング用パーツのオンラインショップもあるのだが、何気なくそこをチェックしていた時に、オリジ . . . 本文を読む
以前組んだキス竿のMLバージョンが完成。
印籠継ぎのところは、芯(カーボンソリッド)の長さ分は補強した方が良いかもと思いついて、こんな感じに。
(コーティング前)
(コーティング後)
2本並べるとこんな感じ。グリップの長さやリールシートの位置は揃え、ガイドの位置は少しだけ前後させた。スレッドや金属パーツは色違い。
今日は夏の暑さが戻ったが、キスに行けるの . . . 本文を読む
2年ほど前に組んだキス竿。
世の中がこんな調子なのでその後数回しか使っていないが、イメージ通りの使い勝手だったこともあり、折を見て同じシリーズのMLを組もうと、ブランクだけは買っていた。パーツ類も、このところはマタギのセールのタイミングでまとめて発注するのが恒例。
前回はタイガーラップにこだわって、やたらとコーティングを重ね過ぎたので、今回はサラッと。
1段目はメタリックも含め全て . . . 本文を読む
次またいつ釣りに行けるのか皆目見当がつかないが、その日を夢見て竿を仕上げるのもまた楽し。
先日ガイドを巻いたロッドにコーティングを施して完成。うまくすれば秋口のイナダか東京湾のアジに連れて行けそう、かな・・・
ガイドは全て(今度こそ)逆向けに取り付け完了。
ロゴのシールは、バットの飾り巻きの上に繋げて貼っている。
バットの飾り巻きは Optical Chevron。透けて . . . 本文を読む
目につくと買わずにいられないどら焼きや、目につくと食べずにいられない担々麺と同様、目につくとつい試してみたくなるのがパックロッド。
このブログを始める前だから17~18年くらい前だろうか、Justaceから出ていたPST764Mというブランクを使ってパックロッドを組んだことがある。手元にあるのは写真のマジョーラカラーのもので、いま見るとリールシートやガイドも古くて懐かしい限りだが、狙ったシーバス . . . 本文を読む
まわりを道具で獺祭状態にできるスペースが1つしかないので、他の遊びごとが一段落したところで数ヶ月放置のガイドを巻く。
その名も「リバースガイド」は逆向きにつけてこそのものなのに、組んで釣りをした後(しかも何回も)にそれ(つまり逆にし忘れた)と気づいた前作(写真奥)を心に刻みながら(毎回見ておかないと忘れそうだし)、全て逆向きに取り付けて完成。
ホコリを噛まないうちにコーティングをと思ったら . . . 本文を読む
飾り巻き部分のコーティングが終了。
白いスレッドは、巻き始めと巻き終わりの1本ずつはNCPを使い、その間はナイロンを使っている。
コーティングをすると透けるのを見越してだが、これまでこのやり方はタータンチェック以外で試したことがなかった。(下の写真は、それぞれ左がコーティング前、右がコーティング後。)
ただこうして見ると、全部NCPで巻いた方が . . . 本文を読む