去年の今日、あるじはボゴダ峰に出発しました。

８月１日、あるじの御神酒やお塩、お米を取り替える日でした。
そして去年の今日、あるじがボゴダ峰へ出発した日です。

昨夜も去年と同じように落ち着かず、緊張しながらベットに入りました。
出発前日のあるじの不安はわたしにも伝わってきていましたし、
中止してくれれば…と、ずっと思っていましたがそれもならず…。

あの時の思いがまたよみがえってきました。
何でも思いどうりにするあるじが決めて実行した事は確かです。
でも私にもう少し力があったら…、反省してます。


コーヒーカップのリンドウにカーネーションも仲間入りしました。
お花の付け根が傷んで今にも枯れてしまいそうなので、
切り取ってカップにさしました。
良い色でしょう？私の好きな色です。

写真を撮って入れてみましたら何故か横になってしまって（笑い）。
でもお花のスタイルに影響が無いと判断、消さずにアップしました（大笑い）。

今日は幸せなことに一人ぼーっとする時間がまるで無かったのです。
朝９時から洋裁の先生がお出でになって、私の「浴衣地」の仮縫いを見て下さいました。
友人もとっても素敵なコートの仮縫いが出来ました。

３人で私のとっても簡単メニューランチで昼食。
美味しかったと言って下さって…（お世辞？）。

２時から「ほのぼの」の編集会でした。
洋裁の先生たちと、入れ替わりにメンバーが集まり、
編集会は夕方までかかりました。

今日一日、あっという間に過ぎました。
昼食もお茶タイムも賑やかに楽しい時間でした。

趣味のおたより ８月 「わたしのひとりごと」

あるじが好きでした呉服屋さんで、浴衣の生地を買ってしまいました。
色も柄もとっても気に入って…、そして思ったよりずっと安くって…。
　
でもあるじが居ない私には浴衣を着て出かけることは無いと気が付き、
洋服に仕立てる事にしました。
本当は洋服も、持っている布で作ることをモットーにして居ますから
明らかにこれは私の意志に反しているのですが。

でもデザインを決めたり、裁断したり仮縫いをしていますと楽しいのです。
再生とは違う喜びがありました。


洋裁を楽しんでいましたら、
もと私たちの店（今はケーキ屋さんになっているのですが）の
オーナーが訪ねて来られました。

なんと店を閉めると言うのです。
それも今日限りで…。
以前から職人さんのことで問題が有ったことは聞いていましたが、
手配が出来ている様子でしたから気にしていませんでした。

たった３ヶ月の営業です。
何で？と思ってしまいました。
あそこまで拘ってお店を改装したのに…、勿体ないと思いました。
　
私たちも買ったときの店の佇まいは嫌でしたが、
動線が解りません。
仕事の動きも掴るようになり、体力も考え９年後に改装。
それから１１年余りも頑張ったのに。

ケーキ屋さんかパン屋さんが良かったので売ったのに…。
針を持つ気にもなれずしばらくぼーっとしていました。

趣味のおたより ８月 「あるじへのつぶやき」

８月１日、去年あなたが中国のボゴタ峰トレッキングに出発した日です。
この日を迎えるまでのあなたのイライラが私には理解出来ませんでした。

「行きたくて行くのに何でそんなにイライラして…」と聞きましたら、
「俺だって不安なんだ」と言うあなたの言葉に唖然…。

「あなたがそんなに不安なら送り出す方は
もっと不安になるでしょ？」と言い、
「中止をしたら」とも言いました。

でも行きたかったのですよね。
寝ても覚めてもボゴダ峰行きだったのですから。

今思えばやっぱりボゴダには行くべきでは無かったと思うのです。
もっと強力に反対した方が良かったのでは…と反省しています。

でも「こうしたい」、「こうする」と決めたら
何が何でも突き進む人でしたよね。

本気で「行かせたくない」、「行かせない」と
私があなたに言い続けても多分行ったでしょうね。
あなたは…。

不愉快な気分で出発させたくなかったし、
もし将来「あの時行きたかったのだ」と言われるのも辛過ぎるし…。


でも元気に「楽しかった」と帰ってきてくれましたね。
飛行機が遅れて夜中の２時過ぎに横浜駅まで迎えに行ったり、
帰宅２日後から下痢が始まって大騒ぎしたり
帰ってからもいろいろありましたね。

あなたの思い出話だけで本が出来るほどです。