6月14日 土曜日 晴れ
姉の告別式でした。
次女夫婦が迎えに来て、一緒に車で出かけました。
婿殿の希望でわたしの車に乗り換えたのですが、身長のある婿殿、
車を出す前に、椅子の位置や、バックミラーを調節していました・・・。
一見出し入れが簡単そうですが、いざ動かそうとしますと結構大変なのです。
間口は広いのですが、後方の幅が無いのです。
左右3センチぐらいしか空きスペースが無いし、前の家の車が道路にはみ出ています。
「この車が飛び出しすぎだよ」とちょっと大きな声で婿殿が言うのには参りましたね・・・。
確かに車が出かけている時は楽に出し入れが出来ますが、仕方がないのです。
これはもう何年も続けていることですし・・・。
道路が空いていて予定より早く到着、すでにもう控え室は何人も座っておられました。
何時も時間ぎりぎりで会場に到着するように行動していましたわたしです、反省しました。
これからは少し余裕を持って行動するように努力しようと思いました。
姉の葬儀の最中、お経を聞きながらあるじの時のことが蘇ってきました。
あの時と同じように会葬の方達に無表情な顔をして、無意識に頭を下げていました。
あるじの時のように、知った顔はほとんどありませんでしたが。
火葬をしている間、控え室で待つことになり歩き出した時、
車椅子の兄と姪に正面から出くわしました。
とたんに涙が吹き出てしまいました。兄の手を握りしめていました。
直ぐに「ごめんなさい」と姪と兄に謝罪し、急いで離れましたが、
わたしの涙と心が治まらない・・・。
人が周りに居ることも忘れ、声を出さして泣きたい、堪えるのが辛かったです。
直ぐに次女が寄ってきて、注意をされました。次に長女からも注意をされました。
「なるべく冷静に振る舞おうと努力しているのに、悪いでしょう!」と言うのです。
その時、よじれるような強い痛みがわたしの胃に襲ってきていました。
そんなことは解っていたのです。昨日は我慢して、我慢して堪えていました。
その為でしょうか、落ち着かず、寝付かれず身体に汗が出て来て往生しました。
あるじの告別式が全て終わり、娘達がそれぞれの家に帰り、
あるじのお骨とわたしだけになった時、無人の野原に独り放り出されたそんな感じでした。
娘達はそれぞれの家に帰ればいつもの生活に戻れるのです。
とんでもないことですが、始めて娘達に嫉妬を感じたことを思い出しました。
今頃、娘達は賑やかに夕食をしているのでは、テレビを見ているのでは、とか・・・。
わたしは独りご飯を戴く・・・。これからずっと独りでご飯を食べるしかない・・・。
兄と姪はあの時のわたしと同じ立場です。これからどんなに寂しくなるのか解るのです。
控え室で温かいお茶を戴き、甘いお菓子を戴くうちに痛みが少しずつ消えてくれました。
小柄な姉のお骨は驚いたほど嵩が無いのに驚きました。
安らかにお眠り下さることを祈るだけです。
せめて少しでも姪の応援が出来れば、出来ることを探そうと思っています。
姉の告別式でした。
次女夫婦が迎えに来て、一緒に車で出かけました。
婿殿の希望でわたしの車に乗り換えたのですが、身長のある婿殿、
車を出す前に、椅子の位置や、バックミラーを調節していました・・・。
一見出し入れが簡単そうですが、いざ動かそうとしますと結構大変なのです。
間口は広いのですが、後方の幅が無いのです。
左右3センチぐらいしか空きスペースが無いし、前の家の車が道路にはみ出ています。
「この車が飛び出しすぎだよ」とちょっと大きな声で婿殿が言うのには参りましたね・・・。
確かに車が出かけている時は楽に出し入れが出来ますが、仕方がないのです。
これはもう何年も続けていることですし・・・。
道路が空いていて予定より早く到着、すでにもう控え室は何人も座っておられました。
何時も時間ぎりぎりで会場に到着するように行動していましたわたしです、反省しました。
これからは少し余裕を持って行動するように努力しようと思いました。
姉の葬儀の最中、お経を聞きながらあるじの時のことが蘇ってきました。
あの時と同じように会葬の方達に無表情な顔をして、無意識に頭を下げていました。
あるじの時のように、知った顔はほとんどありませんでしたが。
火葬をしている間、控え室で待つことになり歩き出した時、
車椅子の兄と姪に正面から出くわしました。
とたんに涙が吹き出てしまいました。兄の手を握りしめていました。
直ぐに「ごめんなさい」と姪と兄に謝罪し、急いで離れましたが、
わたしの涙と心が治まらない・・・。
人が周りに居ることも忘れ、声を出さして泣きたい、堪えるのが辛かったです。
直ぐに次女が寄ってきて、注意をされました。次に長女からも注意をされました。
「なるべく冷静に振る舞おうと努力しているのに、悪いでしょう!」と言うのです。
その時、よじれるような強い痛みがわたしの胃に襲ってきていました。
そんなことは解っていたのです。昨日は我慢して、我慢して堪えていました。
その為でしょうか、落ち着かず、寝付かれず身体に汗が出て来て往生しました。
あるじの告別式が全て終わり、娘達がそれぞれの家に帰り、
あるじのお骨とわたしだけになった時、無人の野原に独り放り出されたそんな感じでした。
娘達はそれぞれの家に帰ればいつもの生活に戻れるのです。
とんでもないことですが、始めて娘達に嫉妬を感じたことを思い出しました。
今頃、娘達は賑やかに夕食をしているのでは、テレビを見ているのでは、とか・・・。
わたしは独りご飯を戴く・・・。これからずっと独りでご飯を食べるしかない・・・。
兄と姪はあの時のわたしと同じ立場です。これからどんなに寂しくなるのか解るのです。
控え室で温かいお茶を戴き、甘いお菓子を戴くうちに痛みが少しずつ消えてくれました。
小柄な姉のお骨は驚いたほど嵩が無いのに驚きました。
安らかにお眠り下さることを祈るだけです。
せめて少しでも姪の応援が出来れば、出来ることを探そうと思っています。