フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

キューリ2本 収穫できた 家庭菜園

2014-06-18 19:25:52 | 読書会
6月18日 水曜日 曇り時々雨

今日は午前10時から読書会、午後2時からほのぼの編集会なので、何となく気ぜわしい。
予報通り朝から灰色の雲に覆われた空だったけれど、ほんの少しだけお洗濯をする。
雨は降っていなかったので外に干していた。

読書会が始まってまもなく雨が降って来始めたので洗濯物をお風呂場に移動させる。
今日は夏川草介著「神様のカルテ」を読んだ。
「この本のようなお医者様がいたら良いわね」とは、メンバー全員の意見。

久しぶりに悪人のいない、殺人が起きない様な作品は久しぶりのような気がする。
シェヤーハウスの住人との絡み、主人公の医師とその妻と関わり方、病院での医師と看護師等々、
何処にも人をおとしめるような場面がない。平和感を感じさせられた作品。

ひやひやする本を読む時は、阿刀田さんの小倉百人一首などを平行して読んだりする。
とげとげした内容の本だけを読むのが辛いので、癒やしてくれる内容の本を読んで浄化する。
今回の本は、そのような本名不要だった…。

今日の読書会では、何となく雑談的な会話がほとんどであまりディスカッションは無かった。
ただ、「神様のカルテ」という本の題名はどこからきたのだろうか、と言う質問があったが、
はっきり「コレ」という意見は出なかった。
わたしも気にしながら読んだけれど、具体的に言葉にはならなかった。

末期の癌患者、身寄りの無い安曇さんを取り巻く医師や看護師の接し方などは神様のよう、
寂しく死を目前している若くない女性には、神様の手助け、と思えたかもしれない。
死を目前にし、食事も進まない患者が「カステラが食べたい」という言葉に医師がプレゼントしたり。

緊急患者を受け入れているその病院の医師、特に主人公の医師は徹夜などは日常茶飯事。
その過酷な状況の医師が、患者の言葉を聞き入れてカステラを買うように彼の妻に頼むとは…。
なかなか、都会の病院では考えられない事なのでは…。

メンバーを見送りながら、キューリが大きくなっているのに気がつく。



1本は気持ち小ぶりだったけれど、大きくなりすぎるのも困るので収穫してしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする