「いつでも楽しい 夢を見て生きているのが 好きなのさ」と米国民が言わんばかりにトランプ旋風は勢いを増すばかりです。❝トランプ氏は共和党候補指名争いの初戦で2位となった後、3連勝して最有力候補の地位を固めた。「スーパーチューズデー」に向けた世論調査では、多くの州で先行している。❞トランプ氏は中国と並び日本に対しても間違った認識の厳しい批判をしているので、大統領に就任すれば波乱要因になりそうです。しかし、米国民が現状に不満を募らせているのは事実で、トランプ支持の原動力になっています。80年代レーガン大統領が誕生した流れに似通ってきており、批判されればされるほど注目度が上がり、共和党最有力候補の地位を不動のものにしそうです。一方民主党もヒラリー氏がオバマ大統領が推し進めている環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に反対し、「米国労働者を破壊しかねない為替操作には断固たる措置をとる」と、日本や中国を過激な言葉で問題視する演説をしている。 現政権と距離を置き始め、ひたすら大衆に訴えるトランプ氏に真似てプロパガンダを繰り返しています。メール事件の影響もあり、大統領就任しても、世界情勢の難局を乗り切れるか?能力に疑問符がつく優柔不断さは否めません。
以下コピー
【ワシントン時事】米有力紙ワシントン・ポストは25日、大統領選について「思いも寄らなかったことが不可避になりつつある。不動産王ドナルド・トランプ氏が共和党の指名候補になりそうだ」と危機感を示し、トランプ氏の指名を阻止するため、共和党指導者はあらゆる手段を講じるべきだと主張する異例の社説を掲載した。
ポスト紙はこれまでのトランプ氏の言動を挙げながら「トランプ政権の危険性」を指摘。特に不法移民1100万人の強制送還を言明している点に触れ、「(旧ソ連とカンボジアの独裁者)スターリンかポル・ポト以来のスケールの強制措置だ」と非難した。