株式市場では気が抜けない世界情勢が続いています。今日からはG20も意識されるので月末にかけては為替・株・原油とも安定と見ます。
3月はメジャーSQですし、日銀や欧州の金融緩和が意識されるので、次に大きく下げるとしたら3月11日メジャーSQ日に向けてのファンドの仕掛け。
世界の平均株価は震源地の上海市場ですら軒並み今年の25日移動平均を上回ってきていますが、日経平均のみ円高の煽りで未だに下回っています。しかし、日経平均の位置はそろそ
ろ戻しの波動が発生する段階なので、3月メジャーSQ無時通過で上昇なら5月頃に一旦調整で、衆参ダブル選挙までか8月の夏休み前までは大丈夫かもしれません。
ただ、9ー10月は時期的に壊滅的な世界的株式暴落イベントが発生する可能性が高いかもしれません。日経平均の今年の戻しは17500円ぐらいが限界かもしれません。
10月ショックで下値目途は日経平均で2012年アベノミクス起点ポイントの8200円です。流石にここまでは下げないかも・・いずれにしても来年にかけて世界経済は大混乱しそう
ですが、流動的でありドテン急騰すらあり得ます。世界経済から目が離せません。今争っている米大統領選での勝者が初めに、取り組む課題が世界経済立て直しです。日本でも経済
を最優先課題にしてきた政権の躓きで政治的な混乱が発生するかもしれません。
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SQとは?
SQとはSpecial Quotationの頭文字を取ったもので、「特別清算指数」と呼ばれます。
SQは当該限月の第2金曜日に算出され、先物とオプションの両方の精算がある3,6,9,12月の第2金曜日に算出されるものを「メジャーSQ」、それ以外の月の第2金曜日に算出されるものを「マイナーSQ」と言います。
このSQ日が当該限月の取引の決済日であり、当該限月の取引はその前日までとなります。
取引の最終日までに反対売買で決済されなかった建玉は、SQ日にこのSQの値段で強制的に決済されます。