今年の首都圏の中学受験が終わりました。公立中学の学力低下が叫ばれている折 り、今年も難関校に各小学校から選りすぐりの秀才が殺到しました。今年の話題は開成中学の算数の問題が難しずぎたことです。もっとも差がつく学科とはいえ、中には試験中に全く解けず、泣き出す子供もいたようです。偏差値70越えの中学ですから、受験する児童もそれなりの学力のはずが受験生平均46.7%の難問、過去5年で合格最低点が最も低い。登竜門とはいえ厳しい現実です。難問に対応できなかった子供達は別の進学する学校で頑張って下さい。本番はあくまで大学受験です。今回は塾講師のようになってしまいました。笑
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2月1日に入試を実施した男子御三家をみると、開成(定員300人)は、出願者数1,211人、実受験者数1,131人、合格発表数396人、合格最低点は310点満点中196点だった。麻布(定員300人)は、出願者数908人、実受験者数894人、合格発表数390人、合格最低点は200満点中103点。武蔵(定員160人)は、出願者数608人、実受験者数590人、合格発表数183人、合格最低点は320点満点中185点だった。開成中の入試状況・結果によると、合格最低点は過去5年間でもっとも低かった。
科目 | 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 合計 |
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合格者平均 | 48.4 | 53.7 | 61.4 | 51.0 | 214.5 |
全体平均 | 41.0 | 39.7 | 56.9 | 46.2 | 183.8 |
満点 | 85 | 85 | 70 | 70 | 310 |