普段通りの当たり前の生活が、一瞬にしてできなくなるような異常気象が、この先、どこにでも起こりうる。今まで来ることがなかった北海道に台風が襲い、そんな地球温暖化がより本格化する時代に生きているのだ。日本各地で起きている災害を、目の当たりにして、未知の気象災害への恐怖を感じます 。テロなどの脅威が存在するアフリカが21世紀最後の楽園などと夢物語を語っている場合ではなく目先の地球温暖化の加速を止めなければ今世紀末には日本の多くの都市は高温で、外出すらままならず快適に住めなくなる。
以下コピー NHKスペシャル 9/4「第1集は、異常気象に立ち向かう科学者たち」4回シリーズ
想定を上回る大規模地震災害、予測困難な異常気象、新種ウイルスの感染爆発・・・日本社会の行く手にはいくつもの過酷なリスクが予見されている。私たちは“巨大災害の時代”をどんな知恵と力で乗り越えていくのか。「MEGA CRISIS 巨大危機」は、脅威の正体を科学的に解き明かし、その対策の最前線に全4回で迫る、新大型シリーズだ。
「MEGA CRISIS 巨大危機」の第1集は、異常気象に立ち向かう科学者たちの物語。2020年、北極の夏の氷が全て溶けてゼロになる可能性が指摘されている。アラスカやシベリアでは永久凍土が融け、温暖化の加速要因となるメタンガスの大量放出も危惧されているのだ。北極の氷がゼロになる時、何が起きるのか。地球では寒波や熱波が相次ぐとみられているが、“未知の領域”だ。世界中の気象学者たちが結集し、未来を予測するための挑戦を始めている。日本列島での激増が恐れられているのは、スーパー台風、ゲリラ豪雨、落雷など。局所的に起こるこうした現象の詳細な予測は、現在の技術では困難とされているが、今、科学者たちは、不可能を可能にしようと新たな観測技術で解析を続けている。残された時間はあとわずか。温暖化の加速期に突入したとも言われる地球の気象の未来を読み解く新たな闘いを追う。