北朝鮮は国連から制裁を受けているにもかかわらず核弾頭ミサイルを開発した資金はどこから出ているのでしょうか?ミサイルなどを中東に輸出し、年間3億~5億ドル(340億~570億円)を得ているという情報もある。ほかに外国への労働者の派遣。モンゴルに3000人、ロシア、中東やアフリカにも送っている。ロシアでは木材の伐採などをしている。
韓国との交易も2014年は104%増。北朝鮮の貿易額の9割は対中国といわれるが、これは南北間の交易を除いた数字だ。南北の交易を入れると中国は約6割。韓国からも開城工業団地の賃金が年間約130億円入っている。
ニッケルやマグネサイト、石炭を中国に売って得る金も大きい。中国との貿易額は、輸出入合わせて55億ドル(約6200億円)だ。国連制裁下でも金が入っている。いずれにしても甘々の対応で北朝鮮の核開発を許してきた責任は重大、又不確実な情報を垂れ流してきた自称軍事専門家も、もはや不必要。日本も本格的に対応しないと10年も経たないうちに射程圏内入りです。
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安倍晋三首相は9日、オバマ米大統領と電話で会談した。
両首脳は、5回目の核実験を強行した北朝鮮に対し、国連安全保障理事会での制裁を含む新たな措置が必要との認識で一致した。また、大統領は「日本の安全保障に対する関与は揺るぎない」と述べた。
首相は会談で「さらなる挑発を防ぐためにも断固たる対応で代償を強く認識させることが不可欠だ」と指摘。大統領は「安保理を含め日米で緊密に連携し、韓国とも協力をしたい」と応じた。
大統領は「日米同盟は盤石だ。首相と日本国民にしっかりとお伝えしたい」とも述べた。先に核の先制不使用を検討中と報じられたことで生じた抑止力に対する日本の懸念を払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。