『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「2017年1月の通常国会冒頭解散か?」「一票の格差、定数削減は⁉」

2016-09-30 06:57:10 | 日記

永田町が年末に向けて慌ただしくなってきました。安倍首相が自民党の定期党大会を3月にずらし、来年、通常国会冒頭解散を画策しているのです。相手筆頭、民進党も選ばれたばかりの蓮舫党首が二重国籍に対する説明が二転三転したことから党に勢いがありません。ここは自民党内で新たな問題が発生する前に選挙をし、その勢いで自民党党大会において自身の任期延長するということでしょう。しかし、行われるとすれば、この解散は国民の半数が反対している憲法改正に向けての一票の格差是正(来年5/27以降の改正案成立がないと無理)や権力の保持が目的で、大義がなく国民のための解散ではありません。今後は世界経済の動向に左右されながら決まっていくはずです。今回の選挙は豊洲問題の核心で求心力を失った石原元都知事ファミリーの衆議院議員2人や個々の問題アリ議員、選挙対策不足の野党議員には厳しい選挙になるはずです。追加 【衆院選の「1票の格差」是正と定数削減を図る衆院選挙制度改革関連法は5月20日に成立。これを受けて衆院選挙区画定審議会(区割り審)は小選挙区の区割りを見直す作業を進めている。区割り審は来年5月27日までに改定案をまとめ、首相に勧告する。この改定案が国会で成立しないと、衆院定数(475)を10削減(小選挙区6、比例選4)する定数是正はできない。】違憲状態で定数是正のない衆議院解散なんて認められないでしょう。

以下コピー

29日に行われた自民党の各派閥の会合で、幹部らが、衆議院の解散・総選挙に向けて準備を促す発言が相次ぎました。

 「いつ選挙があってもいいというような準備を、おさおさ怠りなくやっていくことが、この政治の場に、特に衆院議員、衆院議員にチャレンジする方はいつくるか、わからんわけです」(二階派 二階俊博 幹事長)

 「いつどういうことがあっても大丈夫なような準備を怠りなく、ぜひ頑張って頂きたいと思う」(細田派 細田博之 総務会長)

 二階幹事長は、自身の派閥の会合で解散・総選挙については「毎日考えていないといけない」と若手議員に呼びかけたほか、自民党最大派閥・細田派でも細田総務会長が所属議員らに解散に向けた準備を促しました。

 一方、麻生副総理も会合で、「地元との関係は急に出来上がるわけではない。確実に票になるために自分で歩いて回らないといけない」と述べました。

 与野党議員の間では、通常1月に行われることが多い自民党の定期党大会が、来年は3月にずれこんだことから、安倍総理が来年1月召集の通常国会冒頭に解散するのではとの臆測も出ています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする