北朝鮮は国連安保理決議を無視し続け、発射を常態化しつつありますが、安保理の中、唯一制裁に反対していた中国が非難声明に加わったことにより制裁が発動されそうです。足並みが揃わない国連を北朝鮮は舐めすぎです。北朝鮮の現有戦力では暴発しても韓国領へ単発攻撃を仕掛ける程度。制裁を強め、解除する時には拉致被害者救助を絡めるべきでしょう。北朝鮮ミサイル問題は風雲急を告げる状態になってきました。
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在日米軍への打撃能力を誇示
北朝鮮は9/5日ノドン・ミサイル3発を発射、日本国内の米軍基地を一度に攻撃できる能力を示したことになる。元外交官のある人物は「現在、米中はTHAADや南シナ海など安全保障問題をめぐって対立の溝を深めている。北朝鮮の相次ぐミサイル挑発は、米中対立をあおり、米中間に挟まれた韓国の外交的立場をさらに難しいものにしようとする戦術」と語った。また北朝鮮は、今回のミサイル発射を通して、「THAAD配備が韓半島(朝鮮半島)の安定を害する」という点も浮き彫りにしようとしたとみられる。
しかし韓国政府の関係者は「北朝鮮の行為が、中国の立場をまずいものにして、逆説的にTHAAD配備の正当性を強化してくれた」と語った。
5日の会談で朴大統領は、ムスダン中距離弾道ミサイル(IRBM)=6月22日=や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)=8月24日=の発射成功以後、北朝鮮の脅威に対する韓国国民の懸念は「前例のない水準」だと強調し「THAADはもっぱら北朝鮮の核とミサイルへの対応手段として使用される」と発言した。北朝鮮自ら、朴大統領の発言に力を与えたというわけだ。
5日に北朝鮮が発射したミサイルは、日本の防空識別圏内に400キロ以上も入り込み、北海道・奥尻島の西およそ200-250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下したという。北朝鮮は先月3日にも、同様の海域にノドン・ミサイルを発射した。これは、決心しさえすれば日本国内の目標、とりわけ韓半島有事の際に出動する在日米軍の基地を攻撃できる―ということを米国に見せつける狙いがあるとみられる。
北朝鮮が、黄州から東へ200キロほど離れた東海岸からノドン・ミサイルを撃った場合、日本本土にある横須賀海軍基地、横田空軍基地、佐世保海軍基地などが射程に入る。これらの基地は、韓半島で全面戦が発生した際に、米海軍・空軍の装備や兵力が出動する拠点だ。とりわけ横須賀海軍基地は、韓半島危機のたびに出動する原子力空母機動部隊などを運用している米第7艦隊の母港だ。