トランプ政権の一方的な協定離脱が米国内外で激しく批判されていることについては「謝るべきことは何もない」と強弁したり、プーチン大統領が「Don't worry be happy(心配はいらない、楽しくやろう)」と楽観的姿勢ですが「米経済界では、電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がパリ協定離脱を受けて大統領の助言機関のメンバーを辞任すると発表。ゼネラル・エレクトリック (GE) のジェフ・イメルトCEOは遺憾だとコメントし、「気候変動は現実に起きている。産業界は主導的役割を果たすべきで、政府に依存してはならない」とした。」と反発が広がっています。「トランプは地球を破壊するために遣わされた悪魔だ、と言う人まで出てきています。」地球は異常気象などかなり追い込まれています。楽観論を排し、トランプ政権を支持するコア層も自身の生活を守るために、最悪の地球を破壊することになっていることに気付くべきです。
以下コピー
アメリカのトランプ大統領が、地球温暖化の枠組み「パリ協定」から離脱を表明したことについて、ロシアのプーチン大統領は2日、トランプ氏が依然として合意する可能性があるとの見方を示した。 ロシアのプーチン大統領は「Don't worry be happy(心配はいらない、楽しくやろう)」と述べた。
プーチン大統領は2日、ロシアのサンクトペテルブルクで開かれている経済フォーラムで、トランプ氏の「パリ協定」離脱表明について、「トランプ大統領は拒否したわけではない。見直しや、別の新しい合意を考えている」と述べ、気候変動問題で、依然、国際的に合意する可能性があるとの見方を示した。
また、プーチン大統領は、ロシアがアメリカの大統領選に介入した疑惑への追及について、「いい加減で、内政の邪魔だ」と述べ、あらためて関与を否定し、不快感をあらわにした。